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ORCA、岐阜校開校するってよ

2024年3月から、ORCA CYCLING SCHOOL 岐阜校というサテライトスクールを開校することになった。


正直、本スクールを開校したときは岐阜県でもやろうとは思っていなかった。理由は明確で「需要なんてないだろう」と思っていたからだ。事実、本スクールを開校した当初、在籍していたスクール生徒は2名のみだった。


以下、スクール開校当時の記事である。

中学2年生になる前の、安川選手と倉谷選手。同じ年でもここまで体格の差があるのはビックリだった。あの時は力の差が大きくて大変だったけど、倉谷選手が成長してインターハイへ行くまでになったのは嬉しい。今となってはいい思い出である。大きな事故なく、生きて楽しんでいることが嬉しい。


当時は中学生のみしか見るつもりはなかった。というのも、小学生だと身体能力の差は大きいから安全管理が大変だろうと思ったし、高校生だと部活動に入って指導者が教えてくれるだろうからスクールなんて必要ないだろうって思っていた。


スクールを開校した初めての夏休み。「ロードバイクを頑張りたいという小学生とかいるかもしれないから、期間限定で夏休みのみ小学生を受け入れよう」と決めてみた。ただ、ここは年齢を区切っておかないと面倒見きれないだろうという理由で、小学5年生以上から受け付けることにした。

みんな大きくなったな〜今とあまり身長が変わっていない子もいるけど。


時は進み、彼らが学年を1つ上げたタイミングで、高校1年生から指導を依頼があった。上記したように高校生は指導するつもりなかったが、高校でも自転車部のない学校もあったなと思い、そうした子たちが頑張れる環境をつくろうと受け入れた。

未来を手に入れるための思考力と行動力は、少しずつ身についているだろうか。思い描いた未来は常に変わるものだけど、変化に対応できる人になってほしい。

あと、小学5年生も入ってきた。

小学4年生の時に本スクールを見つけたけど、小学5年生からしか入れませんと書いてあったので、時期を待って小学5年生から入ってきた小笠原選手。えぇぇ、そんな名門でもなんでもない新設のスクールにそんなこと思ってくれてたの?て戸惑いながらも嬉しく思った記憶がある。


と以上のような感じで自分なりに考えながら、さまざまな方の相談(お悩み)を受けてそれを解決しようと奮起した結果、岐阜校に着手することになりました。(ざっくりなまとめ方)


成功するかどうかとか、そんなことよりも1名でも多くのロードバイクが大好きだって思える子どもたちが、安全の楽しんでもらえる環境を作りたい。レースを増やすとか、レースにジュニアカテゴリーを設立するとかいろんな考え方があるかもしれないけれど、僕はそれ以前の子供がロードバイクで考える「やってみたい」という声を聞き、それを支え続けること3年間、ここまで進んできた。その結果の岐阜校という感じ。


変化を恐れず、どんどん新しいことにチャレンジしてきた。競技者として背中を見せることはできないけど、1つずつチャレンジして形を作ることで「失敗を恐れずに挑戦する大切さ」「どんなに小さいことでも継続して続けることの大切さ」「挫折しても前に進む強さ」を伝えているつもり。これが僕の指導スタイル。


とか言いながら、ここまで挑戦できるようになったのは、信用信頼してくださるスクール生徒や親御様、チーム員の皆様、支えてくださる企業様を始め一人一人のお力あってのことなので、本当に感謝しています。


本当に、ありがとうございます。


引き続き、未来を思いながら、一つ一つの物事を大切にこなしていきたいと思います。今後とも、よろしくお願いたします。


伊藤 透


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