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全日本自転車競技選手権ロードレース 2024

⚫︎ Race Report
Date : 2024.06.30 (SUN)
Race : #全日本自転車競技選手権大会ロードレース
location : #美山文化ホール

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⚫︎ Result
MJ - 相田 洸太郎 : DNF
U17 - 倉谷 侠俐 : 3位
U17 - 佐野 凌麻 : 17位
U17 - 各務 遼音 : DNF
U15 - 倉谷 希輝 : 1位
U15 - 佐野 将麻 : DNF


⚫︎ 感想

2020年からORCA CYCLING TEAM および SCHOOL を開講し、4年が経過した今年、全日本選手権優勝者が誕生した。この4年間、何もないところから1つずつ組み立て始め、少しずつ形を成してきたこのタイミングで優勝するまでに選手が育ってきたことを嬉しく思う。


とはいえ、この結果の全ては本人の努力やご家庭でのサポートがあってのもの。本当に、おめでとうございました。


改めてレースを振り返ると、U17 + U15 では各カテゴリー優勝を目指す選手も在籍しており、昨年に比べて少し緊張感のあるスタート前だったように感じる。ただ緊張しているというよりは、各々集中している前向きな緊張状態だった。雨の中で行われたレース。無事に帰ってきて欲しいと願うとと同時に、各自が今できることを全部出し切って欲しいとスタートを見送ることに。


すると1周目から倉谷(か)選手が峠を下り途中で落車。雨の影響か、擦過傷も思った以上に酷くなく、ちゃんと集団復帰できていた。その後もレースに逃げなどのアクションに加わるが、昨年とは違う立場(U17では注目される選手の1人)ということもあり、少しマークされて動いても吸収されるようなアクションが多かったように感じる。


3周目あたりから2周回ほど逃げ集団が先行し、最終的に井上選手(松山学院高等学校)が単独で後続に最大30秒差をつけるほど力強く走っていた。(今大会に敢闘賞があれば、彼に与えて欲しいと思うほどいい走りでした)。


最終周回に入り、単独の逃げは吸収されてスプリント勝負になりそうな状況に。登坂だけでなく雨の中での下りも含め、ペースアップにより篩いをかけた昨年よりも人数が絞られた中でのスプリントは、昨年の覇者である村瀬選手(水鳥工業高校)が制し、U15から続く全日本選手権3連覇を飾り、倉谷(か)選手が3位に入り、メイン集団内でのU15カテゴリーの争いは、倉谷(き)選手が制して見事優勝となった。


続くMJでは、安川選手が欠場し相田選手が単身で挑むも、優勝候補となる接種たちの積極的なレースメイクに遅れをとり、合わせて滑りやすい下りの恐怖心から番手を下げては前に出てを繰り返し続けたことで、足を消耗してDNFとなった。


みんなで挑んだ全日本選手権は、これで3回目。今後、彼らがどう成長するか、それぞれの見つめる先が違うわけだが、その過程の中で同じ時間を共有し、共に練習してきた選手たちが活躍する中で得られる刺激を糧に、またそれぞれの目標に向けて元気に進んで欲しい。


私は彼らに対して背中を押すことしかできないが、これからも引き続き指導の中で何か彼らのためになるものを形成していきたいと思う。


大会主催様、一緒に走られた参加者の皆様、ありがとうございました。



📷 photo by Task

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