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自分を知ることは成長につながる

東海サイクルフェスティバル を開催した。
3年ぶりくらいに長良川サービスセンターで開催したわけだが、申請する書類の手続きからタイムスケジュールや会場設営など、過去の資料を手直ししながら行ったが…大変だった。
※ 個人的には事務仕事が一番嫌い。


国内ではタイムトライアル専門のイベントが少なく、その立ち位置をヒルクライムが担っているように感じる。だが、総合的な因子から成るスピード持久力を図るためには、平坦での評価を基本とした方が成長につながると思うので、平坦は平坦でのタイムトライアルを実施する方が良いと感じる。

平坦の専門家UZUKKY


パワー・エアロフォーム・ペダリングなど、様々な観点からパフォーマンスを高めるために何が必要かを考える必要がある。しかし、今の年齢(経験)では何が必要か、何をすべきかがわからないことも多いので、考えるためのヒントとなるよう勉強する場も設けようと思った。

U17以下の勉強会を実施中

U17まではとりあえず乗っていれば伸びる。それは主に2次成長の産物で、ホルモンにおける身長や筋肉の成長が大きく影響している。しかしU19から、厳密にいうとU17の2年目からは使って練習への取り組み方やプロセスなどを考えて行わなくては伸びない可能性があると、個人的に考えている。

どのスポーツも、中学生までは凄いけど高校生からあまり強くないということがあるのは、本人の身体的な成長(2次成長の終了)も大きいが、思考回路・取り組み方の工夫を鑑みた継続性がなくなることが多いと思っている。
※ ちなみに高校生時代強かったけど大学生時代弱くなるというのもあるが、強制されていたことが自主性(自発性)に委ねられる中で思考(工夫)と継続性が停止していることが多いと思う。

伊藤の頭の中


この場を使って、1個ずつ消化して次、1個ずつ消化して次と着実なステップアップができるようテーマを決めて学ぶ場を作りたいと思う。


また、レースとしてチームTTを行うこともないと思うが、チームTTは自身の限界を引き上げるだけでなく、自分の脚と相談しつつ共に走行する仲間の能力や調子も確認しながら走るため、コミュニケーション(観察・会話)をしながら頭を使う。

高校生より速かったチームTT 

個人的にはこの能力がロードレースで最も必要だと思う。それはどこかで説明したいが、だからこそしっかりとやってやりたい。

イベント終了後は疲弊して頭が回っておらず、伝えるように書くのが難しいのだ。

伊藤の頭の中


色々と考えてこの場を作るわけである。
参加する彼らはそこまで考えていないと思うが、よく知っておいてほしい。
楽しみながら、学ぶ場や成長できる場を作りたい。


東海エリアのサイクリストのレベルの底上げを、こうした場所から。


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