オタク、ユメノグラフィア体験するってよ

あなたはユメノグラフィアを知っているだろうか?
知らないなら今すぐググれ。詳しい説明は面倒なので公式をチェックして欲しい。


ググるのが面倒なオタクに超簡単に説明するとVR空間で女の子と一対一でお話しをする。それがユメノグラフィアである。
自分はユメノグラフィアの存在を知ってはいたが、VR機材が必要なユメノグラフィアはノーパソしか持ってない。しかもPC知識が近所のおじいちゃんレベルの自分には縁のないコンテンツだと思った。


しかし。


両国で行われたにじさんじのライブに参加したときに会場の一部スペースにてユメノグラフィア体験会なるものが開催日されていたのである

物販での買い物も終わり、ライブの開演時間まで時間をもて余していた自分は「暇だしなんか空いてるから、いっちょやってみっか!」くらいの軽いノリで整理券を受付のおねーさんから受け取った。





今回参加した体験会では五人いるキャストの中から指名は出来ず、五人の内の誰とお話出来るかはわからないらしい。
ユメノグラフィアの中で唯一知っている、片目が髪で隠れていてセクシーな『片倉一実 かたくらひとみ』さん。
その他にはママ……?圧倒的なバブみを感じざるを得ない『南絢音 みなみあやね』さん。
ドラゴン族のお姫様だという『聖グレイル ひじりぐれいる』さん。
地獄生まれの『六道カロ りくどうかろ』さん。にじさんじの数々の地獄配信よりひどい地獄生まれなのだろうか?
最後に関西弁吸血鬼『宝生てあ ほうしょうてあ』さん。
この五人がユメノグラフィアのキャストなのだが調べたところ、自分が体験する時間は南絢音さん、聖グレイルさん、宝生てあさん。この三人の中からランダムに選ばれるようだった。



うーん……。
見た目だけで判断するなら聖グレイルさんが一番好みではある。自分は人外萌えもキチンとできるストライクゾーンの広いオタクなので。
ただまぁ、誰とお話出来るかはわからないので誰に当たったとしても楽しんで行こう。
いざ、自分の番になり体験スペースの中に入ると机の上に置かれたモニターには部屋がバーチャル空間の部屋が映し出されており、バーチャルソファーに誰かが座っているのがわかった。
聖グレイルさんだ……!ということは自分がお話しするのは聖さんということか!
若干、興奮しつつもスタッフさんから簡単な説明を受け、いざバーチャル空間へと行かん。
先程は聖さんとお話出来るということがわかり興奮してしまったが、話してみたらガッカリしてしまうこともあるかもしれない。軽率な判断はよくない。
そして、ユメノグラフィアを体験して言いたいのは……。








聖……好きだ。






何を話したかとかほとんど覚えていない。
かわいいと好きの暴力にただただ打ちのめされるだけだった。ネフェルピトーに脳をクチュクチュされるポックルのように「あっあっあっ」としか言えなくなりそうなるのを抑えながら聖さんとお話したのは覚えている。
VR空間という非現実の空間に聖グレイルという存在は確かにそこにいた。VR空間最大の強みは距離だと感じた。
聖グレイルさんがかわいくて直視できず、机の上のバーチャルサイコロを握ったり離したりしながらお話をしていたのだが、不意に聖さんが少し距離をつめて来たのだ。
これはVRを体験したことない自分にとっては衝撃的で、心臓の鼓動が早くなりバーチャル救心を探してしまった。
こんなん好きになってしまうやろ!やめてくれ!これ以上推しが増えたら困る!
なんとか絞り出した声で「やめて……好きになってしまう……」と言うと、この顔のいいドラゴンはあろうことか「どんどん好きなっていけ~?」と言ったのである。




は?好きだが?
聖を推して行くことを今、心に決めたが?




長々と感想を綴ったけれど言いたいことは。
ユメノグラフィアはいいぞオタク。VR環境が整っているオタクは一度いいから体験するんだ。
そして、VR環境がないオタクは今後どこかで体験出来る機会があるなら是非体験して欲しい。
魔法のような新体験があなたを待っている。



最後に。
聖……かわいいぞ…好きだ。

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