ORC 2021年12月8日(水)練習記録

● 2021年12月8日(水) 18:00~21:30 4重奏の日
● 参加メンバー:露木 加藤 齋藤 野村
● 練習内容:音を出す前に当日配付するプログラムの最終校正

◆ 「アヴェ・マリア」 ジョスカン・デ・プレ 作曲
ウォーム・アップのつもりで始めたが、やればやるほどドツボにはまっていく。美しい歌詞と対位法のフレージング、ニュアンスの統一と対比、様々な意見がメンバーそれぞれから出てくるのがとっても良い雰囲気だ。
没後500年になるジョスカン・デ・プレ。非常に厳しい時代のフィルターの中を通り抜けてくるってすごい事なんだよね。
30分くらいのつもりだったが、何と1時間半・・・。だけど価値のある時間だった。

◆「小さな世界」 シャーマン兄弟 作曲 吉澤 実 編曲
第2部は楽しく始めようよ!ということで、突然プログラムの中に顔を出してきたディズニーの「小さな世界」。お久しぶりです!何年ぶりかなぁ。
何年か前と言っても、今まで何回もやってきているので、ニュアンスの統一とバランスを整えるだけで終わりにした。

◆「星に願いを」 ハーライン 作曲 吉澤 実 編曲
こちらも突然の登場。
テンポの揺らし方などを確認するのに少し時間がかかった。部分練習が効果的だった。お互いの気配をしっかり感じ取る広い視野が大切。
吉澤さんのアレンジが美しい。
今日はSATBでやったが、演奏会当日は T B GB CB となるかもしれない。

◆「アフリカ組曲第15番」 ジーク 作曲
3つの楽章から成り立つこの曲、仕上がるかどうかドキドキしている。
ちょっとした一瞬の迷いが、不協和を生み出す(◎_◎;)
正確にしかも大らかに表現したい。ファジーと躊躇は全く異なる。
変拍子の考え方はだいぶ統一されてきた。あと2回の練習で絶対に仕上げてみたい。これは、今回の大きなチャレンジである。
楽譜の背景に描かれている風景や心情が段々と見えてきた気がする。
そんなメンバーたちの手ごたえは感じつつも、不安も同居しているのがはっきりとわかる。だけど、楽しく乗り越えていけると信じている。

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