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ギャザの楽しさ1

僕がギャザを始めてから15年くらい経ちます。しかし、ずっとプレイヤーとして遊んでいた訳ではありません。遊んでいた期間は小学生の頃、大学時代、社会人時代の3つで、それぞれの期間の間に2〜3年くらい全くカードに触れない期間がありました。

ギャザの面白いところは、「それでも遊べる」ということです。最新のデッキではなく、古くてショボいカードでデッキを作っても十分楽しむことができ、いつまででも同じカードで遊べるんです。事実、僕は10年くらい同じカードを使い続けています(もちろん買い足したカードもありますが)。

諸事情あり、3年ほど前にデッキ以外のカードをほぼ全て売ってしまったため昔ほど持っていませんが、余ったカードでデッキ組んでも楽しいです。

かつて組んでいたレガシーデッキ(UW石鍛冶系以外)としては
・ユーロブルー
・青茶単
・ドロマーコン
・青黒フェアリー
・ランドスティル
・白黒トークン
・赤単バーン
・エルフ

等があります。
上述のデッキたちは、ガチでレガシー を始める前だったので、青黒フェアリーにWillは入ってませんし、白黒トークンにヴェリアナいないし、エルフは「根性でマナ出してファッティ出す」というコンセプトの下、ガイアの揺籃の地も自然の秩序も入ってませんでした。

そういういわゆる「カジュアルデッキ」はたまにガチデッキ相手に大金星をあげるので使っていて楽しいのですが、最も思い出深いのは、青茶単です。

10年ほど前でしょうか、当時まだレガシーガチ勢ではない一般ピープルだった僕はメガパーミッションに憧れており、ユーロブルー(20枚くらいのカウンターで構成されたパーミッション。勝ち筋はほぼミシュランのみ)を作りました。
カードショップでカジュアルレガシーをしてみたものの、当時の高速ビートダウン「Zoo」にボコられ、フェアリーにボコられ、割とどのデッキにもいたタルモさんにもボコられました。

「純正のコントロールでは、レガシー全ての脅威は捌けない(というか、ウィルがない時点で2ターン目くらいまでなんでも呪文が通っちゃう)」という真理にたどり着いた僕。当時の仲間内でも、メガパー対策として「打ち消されない」系カードが流行り始めていたことも相まり、「カウンターを構えながらこちらも脅威を展開!」ということで、青茶単(もちろんWillは入ってない)を作りました。

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※青茶単とは、「対抗呪文、誤算、禁止、魔力消沈」等の打ち消しで序盤を支えつつ、「厳かなモノリス」でマナを確保した状態で「変異種、マスティコア、不実」等のフィニッシャーを展開するパーミッションデッキです。早速カードショップに乗り込み、知らない人とカジュアルしてた時のことです。

対戦相手は当時レガシー で流行っていたスタイフルノート。フェッチが入ってないというガバデッキのおかげで、序盤をカウンターでしのぎ切った!4マナ到達段階でハンドに「変異種、対抗呪文、モノリス」。
『モノリス出してカンスペ構え→次ターンカンスペ構えの変異種。行けるで!(脳内)』

僕 :「厳かなモノリス」プレイします。
相手:「あれ、それって禁止じゃないですか?」
僕 :「え?」

禁止とか知らねーよ。
当時ですら「過去のデッキ」扱いされてたスタンデッキのパーツが禁止とか、レガシーって魔境なんだと思いました。
でもおごリスはそれくらい強いから仕方ないね。

その後、1000円くらいで買ったモノリス4枚とも売りました。
そしたら禁止解除されて、12,000円くらいで売られているのを目にするようになりました。

でも楽しい、それでいいじゃない。

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