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声と五感アートラボ Day1 ② 聴覚 「反響定位・エコロケーション」

聴覚、嗅覚、視覚、触覚、味覚

あなたの声はあなた固有のパスワード
内と外を繋ぐ感覚器の扉を声でひらき、純粋領域で五感を感じる

2023年春より新しく始まったプログラム「声と五感アートラボ」
その内容や、ご感想をご紹介します。

※「声と五感アートラボ」は、2023年10月より【 東京 】【 神戸 】にて、
2期生を開講予定。募集、受付は8月より。


◎ 反響定位・エコロケーション

視覚がきかない暗闇で、コウモリが超音波を発し、その反響を聞いて空間を認識する「エコロケーション」

盲学校の教師が主人公の映画『IMAGINE』でも、耳を使った空間認識の場面がありました。白杖の代わりに指を鳴らして空間を認知するエコロケーションのテクニックを獲得するために、生徒たちが練習するのは、コップの水を移し替えるトレーニング。水位につれて変わる繊細な音の変化を聞き、耳の感覚を開いていく実験を、声ラボでも行いました

目を閉じて、水を移し替える。水位につれて変わる音に耳を澄ます

Qどんな感覚がしましたか?

グラスの中で、反響する水の音がどんどん上がっていき最後に無音になるのが何度やってみても驚きました。
あとは、集中しているのに、他の飛び込んでくる周囲の音とその広がり、近さ遠さが同時に存在する気配がありました。
大きく聞こえるけれど少し遠くの音、その先の鳥の声、などがいつもより入ってくるように思いました。

耳を目とし、感じる感覚、 いかに日々、目からの情報に頼っているかを痛感しました。
目を閉じて耳を澄ますことで、 今まで気づけなかった音の発見もあり、そこに意識を向けるだけでも、感じる感覚も違ってくるんだなぁと感じました。

なかなか自分の音に集中することが出来ずに、違いを感じる事が出来なかった。
声を出したすぐ後、内側に静寂が残る内に行った方が集中出来るのかもしれない。

水の音は、こんなに変わってるんだと、水の賢さ、速さに感心。

目で見ている時は、水が溜まる速度を早いと感じるのだけど、目を瞑っている時は(慎重になっているのか?)とてもゆっくり溜まっていくのだと感じました。

聴覚だけでなく、物体のエーテルを感じていく触覚が刺激された。

目を瞑るとちょっとこわいような緊張感がありました。自分の感覚に集中していく感じがきもちよかったです。

自分が注いでいる音なのか、周りの方の注ぐ音なのか、正直分かりませんでした。そして周りの声と音で注ぐ音すら聞こえなくなる事もありました。
でも街中だともっと騒音があるわけで、私は、指パッチンだけで白杖もなく街を歩く方達の聴力の足元にも及ばないんだなという事と、私はどれだけ目に頼って生きているんだろうということが分かりました。
五感全てをのびやかに活かせるってどんな感覚だろうと思ったりもして、良い意味でショックでした。こういう機会がないと気付かなかった事なので、とてもありがたかったです。

普段よりも水の音が鮮明でした。
水の音が高くなり、途中で音がしなくなった時に手を止めたら、ちょうど水がたっぷりでした。音の変化の繊細さに気づきました。

静けさを醸し出す事の大切さ(みんなで無音を意識するスイッチがはいらないと成し得ない)水の音を聴く。
というより、音を作る事ばかりに意識が向いた(自分聞こえるようにするという事)

もうすこしでできそうな感じ。ほんとうはできそうな感じがしました。

水をこぼしてしまうかもという怖さと、水が注がれているコポコポの音は感じるけれど、正直、どのあたりまで水が入っているか、音の変化はどうだとかあまり分からずでした。
普段、周囲の音に敏感な方だと思っているので、いい線まで水を入れられるのではと少し期待しましたが、狭いコップに、しかも目をつむり空中から水を注ぐことへの怖さが先に来て、耳への意識が集中出来なかったように思います。

目が見えないことの難しさ、視覚以外に頼って物事を見極めることの難しさを感じました。

音の変化(いっぱいになった時の感覚)をあまり拾うことができませんでした。
なかなか目の前のコップに集中できず、他のコップの音や気配に気を取られてしまって… 集中力が散漫だったな、というのがいちばんの感覚、感想です(汗)
見守っている時は、2回め、「そこまで!」というのを送ってみようと二人で実験していました。なんか感じた、とのことでした。

いかに普段視覚に頼っているのかがよくわかりました。
もうそろそろかな?と思って目を開けるとまだ全然入ってなかったり難しかったけど楽しかったです。

まったくわからなくて、普段、どれだけ視覚に頼っているのだろうということが、ものすごくはっきりとわかりました。このくらいかなと思ったところが全く一致していなくて、驚きました。

お水をグラスに注ぐ時に音をよく聴こうという意識を高めていて、音の高さや鳴りはじめてから静かになってコポコポという音が小さくなったら一旦手を止めて、その音の長さでだいたい入った水の量はこれくらいかな?と予想しながらグラスに注いでいました。
グラスから高い位置で水を注ぐと音が鳴りやすいので、音の強弱がわかりやすいと思ってそうしました。
水が入っていく時の勢いや量も想像しながら注ぎました。最後の方は表面張力の域なので、今まで注いだ量でこれでちょうどいいかな?という、ほぼ勘で止めたら、本当にちょうどいい所だったので、びっくりしたのと、1回で出来たので嬉しかったです。
グラスに手を添えた時は、グラスの縁に手を添えたのですが、水の温度を感じることができて、冷たいのがわかりました。人差し指がちょうど縁の所にあるので、そこに水がきた感触がしたので注ぐのをやめました。グラス越しに水の感触を感じました。(水の揺らぎかな?と思います。下側から徐々に上がってくる感じです。)そしたら、ぴったりの所で溢れずに止めることができたので嬉しかったです。

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