マダミスの募集要項はHOなのでは？って話

普段お世話になっている方も、そうでない方もこんにちは。おれんじといいます。
簡単な自己紹介だけさせていただきます。

昨年９月ごろからマーダーミステリー（以下マダミス）で遊んでいるごく普通のプレイヤーです。
PLは47回、GMは43回程やらせてもらっています。
このような記事などを書くのは初めてであり、とても稚拙な文章であることを始めにお詫びします。

さて、ここからが本題です。
最近GMをよくやっていて、ふと思い出した言葉があります。

『募集要項はHO（ハンドアウト）と同じである』
＊ハンドアウト＝キャラごとに渡される台本のようなもの

これです。
この言葉は僕がどこで聞いたのか、はたまた記事で読んだのか忘れてしまいました。
この文章だけみて「そうだよね！」「マジわかるわ～」となる人は殆どいないと思います。私自身もこの言葉を知ったときは「？」って感じでした。

ここから先は、僕がGMをしている際に思ったことや、先ほどの言葉を僕なりに解釈した記事となっております。僕の解釈が正解かどうかは僕自身もわかりません。それを理解してもらったうえでこの先を読んでください。

募集要項＝HOとは

結論から書きますと、どちらも『見落とし』をしてはいけないんですよね。
募集要項は「そのシナリオについて」やGM側からPL側に出す条件などが書かれていて　HOはそのキャラクターの記憶です。

GMをやっていて思ったのは、
『募集要項の細かい条件なんかを読まずにその募集に集まる人たちって、HOを読み落とす確率高いのでは？』
と思いました。もちろんこの考えには何の根拠も、裏付けもありません。私の主観からみて思ったことです。
この説を否定したい方がいたら、ぜひデータを集めてほしいです。僕自身が一番気になっています。

HOとは先にも書いた通りキャラクターそれぞれの記憶で、それをプレイヤーには議論の前に読んでもらって議論をする。HOを読めば、自分がこれから演じようとしているそのキャラがどんな人であるかがなんとなくわかります。
これはシナリオにもよりますが、HOを読むだけで『自称』や『言葉使い』から『物事の考え方』までわかる場合があります。
そしてそのキャラについてだけではなく、目の前で起こった事件についての記憶も書かれています。

それらの記憶で、より印象に強かった場面などは見やすく書かれていたりすることもあると思います。ですが、印象に強く残った場所だけが事件解決に必要なわけはありません。見やすく書かれている場所以外に大事な情報が書かれていたっておかしくないわけです。

これは募集要項にも同じことが言えます。
募集をかけるGMからしてみれば募集要項は隅から隅まで読んでほしいものです。「ここだけは読んでね！」みたいなことはできません。
なので読み落としが見受けられる参加希望者は基本受付ません。

ここで実際の僕の募集要項をご覧いただきましょう。

本当はもう少し下までありますが今回の話には関係ないのでここまでをお見せします。

この画像を見てもらえればわかると思いますが、参加希望を出すときに一緒に送信しなければならない内容があります。これらすべての書き込みがある場合のみ僕の卓への参加を認めています。それ以外の書き込みはいかなる理由があっても認めません。
これだけで全部読んだ証拠にはならないと思いますが、書かないよりはマシと思って書いています。

僕がGMを始めたころからこの制度を取っているため、これがない場合どんな人が来るのかというのが分かりません。なので初めのほうに「根拠はない」と書かせていただきました。
ですが実際のところ僕の卓では読み落としによって後悔されるプレイヤーの方はかなり少ないのです。これが、募集要項に細工をしているからかそうでないかは判別がつきません。ただ細工していて損がないことだけは言えます。
そして僕は、この募集要項を一種の予防策に使っています。
「ちゃんと読む人」だけが僕の卓に来てほしいのです。
そうでないとおすすめのシナリオたちを１００％楽しんでもらえる自信がないのです。

自分が面白いと思ったシナリオを全力で楽しんでもらいたい。
理由はそれだけです。
読み落としや勘違いなどで後悔してほしくないのです。

そういった理由から「募集要項ってHOなのでは？」と考えています。

構成も文章もぐちゃぐちゃな記事になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方には心から感謝します。
また、今回のお話に共感してくださった方がいらっしゃいましたら是非、僕の使う予防策を皆さんの募集要項に取り入れてみてはいかがでしょうか。

皆様のマダミスライフがより良いものになることを祈っております。