見出し画像

ベストバイ 2020 衣類編


並び順はランキングではなく、適当です。あーでもないこうでもないと言いながら絞った結果、今回のアイテムたちが残りました。気が変わって追加するものもあるかもしれません。
スニーカー1個も入れていないし、服も他に買って気に入って着ているのあるのですが、あまり言いたいことが強くはなかったので選外にしました。もしくは、言いたいことがあまりにどストレート過ぎて書いていてつまらなくなったのは外しました(ロゴがかわいい!しか言えないとか、Diorのオブリークものとか)。持っているものを買い足したのはアリか?と思いましたが、今年買って今年活躍したのであればと選んでいます。好きなものを好きなように紹介するものだと思うので、ユルいです。

1. MHL × LOOPWHEELER LIGHT LOOPBACK COTTON PARKA画像1

(写真:http://hac.digital-mountain.info/blog/20200122/)
このコラボレーションは何シーズンかやっているとのことですが、今年初めて気づきました。メンズとウィメンズの展開で、メンズはかなりゆったり(今年は特にらしい)。ウィメンズもゆったり意識ですが、まだバランスが良いとわたしは思ったので順当にウィメンズにしました。わたしの洋服の中心は黒なのでこのアイテムについて黒も選択肢としてある中で、珍しい選択をしました。程よい塩梅のベージュで黒との相性もよく、他アイテムとの被りもないので重宝しています。家で着て、近所出かけるのに良い感じです。ジップを上げると首が高めにくるので、ちょっと守ってくれる感も良いです。この後と比べると文章が淡白ですが、一番着ていると思います。

2. Tokyo DisneyLand×PUNYUS GREEN"MAN" & POPCORN sweatshirt/tshirt画像2

(写真:https://castel.jp/p/5214)
数あるTDRグッズでもわたしは歴代TOP10に入るシリーズだと思っている、PUNYUSとTDRのコラボレーション。今回は2回目だと思います。前回はワッフルとピザ。今回がリトルグリーンまんとポップコーン。まだ浮輪まんやチュロス、パオなど名物グルメはあるので今後にも期待です。
今回のアイテムは前回あったスウェットパンツが退場してスウェットとTシャツ。Tシャツで今回はPUNYUSのアイテムに見られる食品名をプリントしています。前回は文字無しで総柄でした。細かいところだけどもう一つ違いがあって、それが前回は1枚の生地から切り取る形でTシャツを作っていたのか、それぞれ柄の配置が微妙に違ったのですが今回は配置は全く一緒です。フロントに文字入れているのでそりゃそうよね、というのはありますが個人的には前回の個体差があるのは面白いなと思います。両方ともお気に入りです。
PUNYUSなのでビッグサイズゆったりシルエットですが、やり過ぎないバランスの良さが素晴らしいと思います。今はシルエットが大きい流れなのでハマりやすいのはありますが、この下にパーカーを着ていても野暮ったくならないし何かと使い勝手の良いアイテムだと思います。そういう着方をしてもいいのはパークでちょっと寒いから着ようというのにも使えるわけで、それはグッズとして素晴らしいなと思うのです。

3. Nike Tech fleece pants画像3

(写真:Nike.com 今期のモデル)
これは今更入れるようなアイテムかと迷いましたが、今年改めて買ったし大活躍したので入れました。近年のNIKEの定番スウェットパンツで、シルエットの良さとスニーカーが映えることからこのスウェットの登場はスニーカー人気を加速させた一助となったと思っています。
素材がコットンとポリエステルでコットン多めなのが着心地の良さに繋がっているようで、家で快適に過ごせます。見た目も良いのでそのまま出かけることもできる。「ワンマイルウェア」と呼ばれるようなアイテムです。まさに今年にうってつけ。自身にハマればワンマイルどころかお出かけにもバンバン使えるので、とてもよいパフォーマンスをしてくれます。ジップポケットもあり、貴重品もある程度安心して入れられるしトップスにポケットない時に便利です。
同じアイテムとして継続して展開されますが、シルエットは変わったりしているようです。○○年のやつが〜という話もありますが、ご自身に合う合わないはあると思うので一概にどんどん悪くなっているとは言えないと思います。ただ生地の厚さについてはバラつきがある印象で、例えば今年は薄く感じました。あと女性でも、どういう見せ方をしたいのか/使い方をしたいのかでメンズかウィメンズか決めるのが良いと思います。ちょっとウィメンズモデルは太もも周りがタイトな印象。キッズを選ぶという選択肢もあって、ちょっと作り(生地の厚さとジップ周りの色とか。年による)が違いますが、価格も下がって履けるなら全然アリです。それもこれも好みなので、とりあえずまだの方はクリアランスやキャンペーンのタイミングで1つ買ってみることをおすすめします。外では着れないなとなっても、家でコンビニで十分にその1着は活躍してくれますから。気に入ったら是非買い足してください。と売りつけようとするくらい良い。

4. Mame Kurogouchi × THE PARK・ING Mods Coat(Used)画像5

(※ここに来て写真が全く見つからず実物です。もっと良く撮ってあげたい、、、)
古着なので入れるか非常に迷いましたが、これを抜きでは2020は語れないと思い入れました。マメのモッズコートです。ユニセックス。この色味と背面の刺繍がドストライク。わたしはラフに着るのが好きで、どうでもいい感満載な格好だけど背中の刺繍が少しばかりの可愛さを足してくれるのが良い。
このコラボはメンズも着れるマメ、が売りだったのでマメ的な要素は足りないのですが、時たま出てくる「強いマメ」に合わせたいななどと妄想します。記憶が正しければ、同じ色味で刺繍が施されたTシャツ、パーカー?スウェット?、このコート、あとブルゾン(MA-1)?の展開でしたが、Tシャルとスウェットがすぐに売れて安くないこのコートが残っていたのをめちゃくちゃ悩んで結局買わなかったのです。そこから毎年春が来る度に秋が来る度に上着を探すとき、このアイテムが脳裏をよぎりわたしを苦しめました。このコートを想うと眠れない夜も、、、もう二度とこんな後悔する買い物(買わないことも買い物の一環です)はしないとそれ以降誓った結果が現在の散財っぷりです。
強い意志で探した結果手に入れることができました。ありがとうインターネット。本当に二次流通に出回る機会が少ないので、あの地下の変な空間で30分くらいうんうん唸ってやめたのは幻だったか?と自分の記憶を疑う時もあったくらい。基本古着は買わないのですが、他のコート買うくらいならこれの方が良いし欲しいと、そんな何年も想えるアイテムに出会えて良かったです。

5. Maison Margiela Décortiqué elbow patch sweatshirt画像5

(写真:https://www.maisonmargiela.com/)
わたしが好きなマルジェラの定番品、レザーエルボーパッチニット、それのスウェット版、メンズです。前々からスウェットもあったような無かったような。
ここ数シーズン、エルボーパッチアイテムを出すにもこのアイテムみたいに肘辺りの生地を切り抜いて内側にパッチをはったりニットでパッチを表現してみたりレザーで肘周りを縁取りだけして肘の部分はそのままだったり、何かちょっとやらずにはいられない感じでいますが、普通のが好きなのですわたしは。特にウィメンズでは希少な印象で、ガリアーノ就任後1,2シーズン目に順当なエルボーパッチニットが出た時は喜んで買いました。パッチそのものについても、最近はスウェードの印象(ウィメンズで買ったのもスウェード)なのですが今期は久しぶり?にスムーズレザーなのを見てこれ買いました。ちなみに順当な肘にパッチするタイプでスムーズレザーのニットも出ており、ときめいています。色が黒かグレーかで遊びがないのが悩ましいところです。
今回のアイテムはくり抜きですがパッチは先述の通りスムーズレザーで好みです。ニットでなくてスウェットにしたのは、今年のテーマの中に白を避ける(黄ばむから)とニットはやめる(クリーニング代がすごいことにもうなっているのとケアが面倒)があるので。実際着ている時も気兼ねなくてとても楽です、スウェットだと特別気合入れなくても洗いたい時に洗えますし。と、ここまで言って、お気づきでしょうがこれエルボーパッチ、レザーです。いいんです、手洗いがんばる。

6. Uniqlo U mock neck TShirt画像6

(写真:https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E425952-000/)
UNIQLO Uの春夏アイテム、ウィメンズです。とりあえずモックネックは押さえておこうと購入。今年は首詰まりのアイテムが流行でわたしは嬉しい。似合うかは知らないけど首が詰まっていたりするのは、春秋冬は寒いから安心感がある。あと上に着るアイテムの首周りの汚れを多少は軽減してくれるような気がする。気持ち気分は大事。
このアイテムは順当に肩の位置に縫い目を持ってくるのではなく、例によってゆったりシルエットで着るようなアイテムなのだろうけどピッタリ目に合わせて行っても悪くないのがすごいと思います。身幅もゆとりはある感じだけど、タイトな服と重ねてもあまりダボつかない。たまたまわたしに良かっただけかしら。リブなのも締まりがあって良いし、ちょっと光沢感?のある生地も良いです。
ユニクロのアイテムは持っていたらなんやかんや使う、ということが多い印象です。性差やサイズ感も棚上げしてまず買って運用しながらという使い方が出来る価格帯でもあると思います。UNIQLO and LEMAIREの時のスウェット?半袖カットソーなんかはずっと着てなかったのに今年大活躍しました。コラボラインは後から見てみると考えて作ったのかな、なんて思ったり。知識ないしその欲もないので細かくは答えられないけど。これもそれです、ハマったのでよく出来ているな〜なんちゃって。

7. VEILANCE Isogon Jacket画像7

(写真:https://www.digital-mountain.net/shopdetail/000000009319/)
アークテリクスの街着ライン、Veilanceのジャケット。このモデルはアウトドアウェアにあるまじきコットン50%の耐水耐風生地(耐水、まで言えるのかしら、DWRだけど、、、)で、もちろんナイロンのみやゴアテックスと比べて柔らかく動き易さと心地よさがあり、まさに街着に適しています。ただ、コットンをあるまじきと言いましたが、作りはアウトドアウェアで言うところのシェル的なのに耐水も他モデルの生地に比べて圧倒的に低い(きっと)ので、値段を考えるとお前は何がしたいんだ感がある一品です。それが良いのです。
元々、飛行機を中心とした移動と旅行全般に使えるウェアを探していたのですが、気に入ったアイテムはサイズ感が微妙に合わず(ウィメンズアクティブアイテム、腕と肩周り完璧だと腹丸出し問題)。プラダが良いなと思っていましたが、そもそも高いのでテンションも下がり、色々見た結果アウトドアウェアに回帰することにしました。昔はそれこそシェルでゴアプロ3L至上主義をよくわかっていないのに標榜しガチのクライミングウェアなどを無駄に着ていたので、好きは元から好きなのです。よくわかっていないけど。
テーマは旅行、出発地と目的地でも多少寒暖差がある想定で、空港や飛行機内の空調の肌寒さ緩和できて現地の涼しさや多少の暑さに柔軟に対応できる羽織を探しました。梅雨の季節なんかはそれこそ昔のシェルで済ませていましたが、決して乗り物の中での着心地は良くなく。乗るまでの防寒とアクティブ性、乗ってから脱がなくてもまあまあ過ごせる心地良さ、重い荷物を担ぐなどの擦れに対する耐久性がポイント。これがコットン50%で着心地良いのとゴアテックスシェルのようにシャカシャカや硬さがあまりないこと、そこまで蒸れないこと、そして多少の悪いコンディションにも対応できること。最後に見た目も地味だけど着るとカッコよさがあるのを気に入ってこのアイテムを選びました。
昔はVeilanceは中途半端で微妙なイメージがあったのに、まさかそれが2周目に入ってみたらハマるとは。今となっては街着/日常着に惜しみなくテクノロジーを、というのがそそります。このアイテムはたしかにアウトドアウェアとして見れば中途半端どころか除外です。同じVeilanceでももっと機能的な耐久撥水素材を使ったウェアが人気なようですが、アークテリクス(Veilance)がわざわざこのアイテムを作ったことを考えると贅沢で好きです。
今年Veilanceでは他にEuler ISも買いましたが、ロゴを廃しジップも基本隠す、アイデンティティを見せないミニマルなデザインのおかげでもはやユニクロです。何ならそう言われました(が、寄せているのはユニクロの方では?とも思っている)。わたしはそこ、ファストファッションに見間違う程の匿名性には魅力を感じませんが、シンプルを徹底することによってアウトドアウェアとは一戦を画す、あくまで日常着であることを主張しているように感じて、そこに滲み出る濃ゆい自意識があるように思えるのが好きです。

8. HERMES coin case Bastia画像9

画像10

(写真:hermes.com)
このアイテムの素晴らしいのは、無駄に大きいことに定評のある日本円紙幣が二つ折りでピッタリ収まること。そして小銭もフラップ部がポケットのようになっていることで取り出しやすく、概ねどんなポケットにも入るサイズ感。小銭入れとしては申し分ない、とても良く出来たアイテムです。
エルメスのアイテムの中ではお求めやすい上に実用性が高く、人気のようで色の売り切れは多いです。そもそも作っている色や革の種類もこのモデルは多いので一期一会の要素があります。それもこのモデルの楽しいところです。独特な色合いや、内外で色が違うものではその組み合わせ方、そして革の選択肢など既にエルメスを楽しむことができます。シンプルな、わかりやすいアイテムだからと言って1択にしないのも素敵だと思います。
紙幣が入るのも良いですが、ジップがないのも良いです。ジップは何かと便利ですが、わたしは革との相性は良くないと思っています。あと、タイトなパンツを履く時に引っかかる原因にもなるので、その点も解消したいと思っていたので最適でした。結局カード入れと別にこれを持っているのが欠点ではありますが、全体的にはより薄くなったので快適です。一般的に気に入られているらしく、同じ形のものが1/3以下の価格でいくつかのセレクトショップで売られています。別にエルメスからこのアイテムが発表されたわけではないような気も。どうなのだろ。定番の形かもしれないです。

9. TOYOBOSHI BABY CASHMERE TWO-WAY ネックウォーマー画像2

(画像:https://shop.toyoboshi.co.jp/)
カシミアのネックゲイター。2wayというのは、画像の紐できゅっと絞って結べばニット帽になるという提案から。わたしはあくまでネックゲイターとして使っています。なんとベビーカシミア、わたしは初めてな気がする。すごく柔らかい、心地からして暖かい良い防寒具。他のカシミアアイテムと比べると、まず第一印象がスルスル、シルクではないけどとってもスムーズ。ベビーカシミア、確かに違うのだろう、とよく分からないながら思っています。ECサイトの各商品の説明が細かくて面白いです。糸の名前、編み方、番手と糸本数まで書いてあります。違いや良し悪しなどわかる自信ないので、わたしはおそらく素材や裁縫で選ばない方が良いのだろうなと今回ので再確認しました。雰囲気、気分、トキメキが全て。笑
ここ数年はストールやマフラーを求めていたのですが、遊びがある代わりにズレたり長さに気をつかったりするのが煩わしく思うことがありました。元々はピンチヒッター的に寒がりなわたしがより防御力を高めるためのアイテムとしてバッグに入れておいたりポケットに忍ばせていたのですが、今首つまりが全然OKな中ではむしろ自然はボリューム感を出せる良いアイテムなのでは?と思うように。案外他のニットにも馴染んで、使いやすいな思っています。

1. MHL × LOOPWHEELER LIGHT LOOPBACK COTTON PARKA
2. Tokyo DisneyLand×PUNYUS GREEN"MAN" & POPCORN sweatshirt/tshirt
3. NIKE Tech fleece pants
4. Mame Kurogouchi × THE PARK・ING Mods Coat(Used)
5. Maison Margiela Décortiqué elbow patch sweatshirt
6. Uniqlo U mock neck TShirt
7. VEILANCE Isogon Jacket
8. HERMES coin case Bastia
9. TOYOBOSHI BABY CASHMERE TWO-WAY ネックウォーマー

とりあえず以上です。思い出したら何か追加するかも。
来年はもう少し厳選して、頻度より胸の高鳴りで選びたいとは思います。いやーそもそも買うなかな。どうなる2021。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?