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『ラブ・バイ・チャンス』感想〜絶対BLな世界〜

こんにちは。
春眠暁を覚えずな、のくです。

ここ数日で、凄まじい勢いで、タイBLドラマ『ラブ・バイ・チャンス』を完走してきました。休みの二日間は5話位ずつ見る勢いで。笑。
私的には、なかなか楽しかったです。メインのカップルが割と早めにくっついてラブラブしてくれるのが私は好きな様です。笑。
そして、エー役のPerth君に堕ちました。あどけない可愛さも残しつつ、綺麗な男らしい顔立ちで…途中からは完全にエー君鑑賞を楽しんでおりました。

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さて、と言う事で、今回は『ラブ・バイ・チャンス』の感想を記録していこうと思います。
毎度の事ですが、絶賛ネタバレ致します。そして、絶賛腐女子な内容ですのでご注意下さいませ。

あらすじ

国際学部のピートは、工学部のエーとキャンパス内でのアクシデントによって知り合う。ゲイであることを最愛の母に打ち明けられず、先輩から脅されていたピートは、エーに何度も助けられ次第に思いを寄せていく。一方、エーも世間知らずで危なっかしいピートが気にかかり、友達以上の感情を抱き始めていたことでやきもきしていた。
–TELASAより引用

因みに私は今回、TELASAで見ました。

感想(ネタバレ含む)

まずはカップルごとの感想から。
主観が酷いので、ご気分害されたらすみません。私は物凄い偏愛主義なのでご了承下さい。

エー×ピート

このお話のメインカップル。

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熱血真面目初恋男子×乙女男子

って感じでしょうか??笑。
エー君が、スポーツ漫画の主人公みたいな、真面目で曲がったことが大嫌いな熱血男子で、それでいて恋に関しては初心な男の子。それに対して、ゲイを自覚している控え目大人しいおぼっちゃまで、めちゃくちゃ乙女思考な見た目も可愛いピート君。そこはかとない、BLカップル感だけど嫌いじゃない。笑。
因みにこの二人は色々と対照的(と言う設定)で、庶民のエー君に対し、お金持ちなピート君。身長も低いエー君(と言っても178もある。原作はもっと低いらしい)と、高いピート君。そして「イケメンではない」エー君(実際ただただイケメン)とイケメンピート君。そんな色々対照的な二人だからこそ、カップルとして素敵ですよね。私の個人的な好みとしては、攻めの人は背が高い方が好きだけど、今回はPerth君が好き過ぎてどうでもよく感じました。ザ、偏見です。笑。

エー君が、本当にただただヒーロー感すごくてかっこよかったです。あどけないけど、男らしさがカッコ良かったり、笑顔がすごく優しかったり、魅力的でした。ピート君は、特に最初の方、演技が甘くて、「今どう言う感情なの?」と混乱したりもしましたが、段々慣れたのか気にならなくなり、最後の方は見た目の可愛さで押し通された感じがしました。笑。

割と物語の中盤位で二人が付き合い出すのですが、それからはともかく甘々でご馳走様です!って感じでした。笑。エー君は、初めての恋人と言う事で、付き合い出したからはとにかくがっつき気味ですが、それもあのPerth君の見た目のあどけなさもあり、納得させられてしまいました。確かに18歳で、自分の好きな子と付き合いだしたらがっついちゃうよね!笑。そして、些細な事にすぐ嫉妬しますが、がっつり嫉妬してるのを出してくれて逆に清々しい。私は嫉妬深いキャラは大好物です。笑。それに、怒った顔しても、その後また優しい顔に戻るから、その辺りも後腐れなくて、良いなぁと個人的には思います。何しろエー君の顔が好きで色々気にならなくなってしまう私です(単純)

しかし、一つ気になることがあるとすると、結構台詞が凄い。笑。DSNとかでもそうでしたが、それにしても未成年のPerth君に何言わせてるんだ!?って思う事はちょこちょこありました。BLの定番台詞をそのまま実写で言わせちゃうのがタイドラマの凄いところですよね…。
エー君好き過ぎて感想が偏りすぎててすみません。笑。

ピート君も、演技はちょっとあれだったけど、見た目がひたすら可愛かったです。そして、いつも敬語なのも可愛かったです。で、大人しくて控えめな性格だけど、実はフィアットたんレベルにやり手なんじゃないかと思いました。すごい台詞を突然言うんですもん。笑。「え、この台詞実写で言っちゃうんだ!?」ってビビりました。あのピート君の見た目の可愛さで包み込んでもなかなか刺激的でしたね。笑。

さて、そんなエーピートカップルですが、本当に終始ラブラブで見ていて癒されました。私はこう言うカップルが好きです!!ご馳走様でした。
そして、すごく好きなカップルだっただけに、シーズン2では別れてる設定らしくて、辛過ぎて見られそうにないです…。かっこいいPerth君は見たいけど、ピート君と別れた悲しいエー君は見たくない…。

ティン×キャン

このお話のサブカップル。

傲慢お金持ちツン男子×キャンキャン子犬系男子

って感じですかね??
私のネットでの調査によると、メインカップルより人気なんじゃないかってくらい人気なサブカップル。
終盤まで犬猿の仲って感じな二人ですが、10話過ぎた頃からは完全にエーピートカップルより時間を割かれて、もはやこっちがメイン?くらいに描かれていましたね。ところで、最後は結ばれずに終わりました。シーズン2では二人が主役らしいですね。やっぱりそれだけ人気って事なんでしょう。

…なんですが、正直私はそこまで刺さりませんでした。皆さんが最後にティンキャン来たって書いてあったので期待したんですが、私にはそこまで…。私は脳内がお子様思考なので、ひたすら優しい王子様タイプが好きな様です。笑。エー君とかみたいな。なので、ティンキャンはうーんって感じでした。二人のビジュアルも悪くはないんだけど、個人的な好みではなかったのかも。
ティンの人生は不遇で可哀想だけど、最後に詰め込み過ぎかも。というか、本当にサブカプはメイン以外には一組で十分ですね。サブカプ幾つもあると全部が薄くなって微妙な気がします。
最後にどうでも良い話ですが、キャンは一般庶民って設定だけど、その割に家が豪邸すぎませんか?タイの一般家庭って何なの…?

テクノー×ケンクラ

このお話のサブカップル。

へっぽこサッカー部キャプテン×弟の友達の策士高校生

テクノーって、ターンタイプのあのテクノー君だったんですね!まさか男の子とカップルになるとは…。
っていうか、お好きな方には申し訳ないんですが、このカップル必要?って思っちゃいました。思わせぶりなシーンはあったけど、最後の1話で怒涛の展開でカップル?になったみたいだけど、そもそもカップル?かわからないし、別に話に必要ない気が…。ケンクラ君が何でそこまで執着するのかも何もわからないし、テクノー君自体、へっぽこキャプテンとしてしか出てきてないのにいきなり…。。ならもっとエーピートのシーン見たかったなと失礼なことを思ってしまった私でした。偏愛ですみません。

タム×ター

このお話のサブカップル。

義理のお兄ちゃん×義理の弟

この二人も途中まで訳分からなかったです…。途中で、ターンタイプの記憶が蘇って、「そうだ!そう言えばなんかこんな過保護なお兄ちゃんいたな!」って思い出して、そこから何となく理解できたけど、最初タイプ君の話聞いても関係性が意味分かりませんでした。そもそも最初このお話のタイプ君が、ターンタイプのタイプ君だって分からなかったもので。ターン君も、タンって呼ばれてたし、ターン君自体は出ても来ないし…。
この二人も、主人公カップルとはなんの関わりもないし、必要なかった気がしました…。しかも、立場とか状況が複雑な割に、あまり時間を割かれずにさらっと終わった感じ。イケメンいっぱい出して、沢山の関心を集めようっていうのは分かるんだけど、消化不良になるから減らしてほしいなと言うのが本音です。
二人の絵面は良かったけど…うん、話が薄かったなぁ。それが残念です。

ポンド×チャエイム

このお話のサブカップル。
唯一の男女カップル。
この二人は凄く良かったです。ふざけ気味なポンドと、それを上手く受け流して手玉に取りつつ大切にしてあげるチャエイムちゃんのバランスが絶妙でした。男女カップルなら、圧倒的にこんなカップルに憧れます
ポンド君も、最初から嫌いじゃなかったけど、彼女に「私は奥手だから嫌じゃない?」って質問に「全然気にしないし、それを嫌がる奴なんてやめた方が良い」みたいなかっこいい台詞をさらっと言えるところに惚れました。女子の理想じゃないですか?カッコ良過ぎる!!そして「そんなかっこいい所をどうしてもっと見せないの?」と言う問いにも「大切な人にしか見せない」と。本当ポンド君カッコ良過ぎました…。

ストーリー感想

話の内容は…偶然出会った二人が、色々な困難があり、それを乗り越えて結ばれるって言う王道な展開。横槍入れてくる男がいたり、女子がいたり…でも割とその辺りはサラッと流してくっつくメインカップル。その後は二人がイチャイチャしてくれるのを見せてくれつつ、周りのカップルの様子を見る感じです。話自体にひねりがある訳でもないけど、BLドラマとしては楽しめましたエー君がかっこいいからそれでいい(雑過ぎる)
原作がターンタイプと同じ先生だからか、ともかくBLらしいBLで、台詞もBLでした。笑。腐女子の思考って本当国籍問わないんですね。笑。

…と言うか、話は少し反れますが、私が見たテラサでは…いや、日本のサブスクなら全部そうだと思うんですが、「ライカントピニ」が無かったから、すっかり油断してたら結構がっつりNCシーン出てきたから吃驚したんですよね。
本国ではライカントピニだったみたいだから、日本でも心づもりとして、ライカントピニをカットしないで欲しいです。笑。
そして、ちょっと思ったのがライカントピニって、年齢制限じゃないですか。DSNのリアクションでもJa君がSmart君に「お前、未成年じゃないよな?」って揶揄い含めて聞いてたけど、私がちらっと耳にした話によるとこのLBC撮影時にPerth君が17だったとか…え、いいの?演じる側ならありなの?…。

まぁそれは置いておいて。
やはりMAME先生の作品なだけあり、がっつりNCシーンありなんですね。
でも、ターンタイプとかDSN見てたからそこまで動揺せずに済みました。色っぽさはやっぱりお兄さん達の方が凄いですもんね。笑。でも、Perth君があどけなさ過ぎて、そこに対しての背徳感はありました…いけないモノを見てしまっている感…。台詞もね、凄いですしね…。「お前を啼かせたい」とか、あんなあどけないPerth君に言わせて良いものか…!?と自問自答しました(無意味な行動)「お仕置きだ」も、エー君が言うと、レオたんが言うのとは違うドキドキ感がありました。そこはかとない、背徳感…。これ、タイ語で聞いて、日本語字幕見るからどうにかなるんであって、母国語で聞いたら居た堪れない気がします。笑。タイの台詞が凄すぎます…。BL作品そのまま読み上げてる感じ。笑。
ピート君の「準備したのに」的な台詞も「!?」ってなりました。え、可愛い顔してそんな大胆な事言っちゃうの!?まぁ、恋愛初心者の鈍ちんエー君にはその位言わないと伝わらないかもだけど…ええ!?エー君がここじゃ出来ない的な事を言った時も、大分大胆な発言をぶち込んできたので…これって、BL耐性がないと見れないドラマだな、とぼんやりしながら思いました。笑。
LBCは、ターンタイプとかDSN程、画面の刺激は強くないけど、台詞がともかく凄いですね。エー君とピート君がイチャイチャしてるのは可愛いんだけど、台詞がBL過ぎる…絶対BLの世界そのまんまですよ…。お風呂でわちゃわちゃしてるのとか本当可愛かったけど…いつ台詞と言う地雷を踏むか分からないドキドキ感を持ちながら見るドラマですね。

そして、これは触れておかなきゃ!と思ったのが、エーピートの初キスシーン。車の中で振り返った時にキスしてしまうと言うやつ。あれ、凄いですよね。もはや芸術。笑。あんな奇跡的なタイミング…本当に何テイク撮ったんだろうって思います。笑。可愛かったなぁ。その後、恐る恐るエー君がキスするのも可愛すぎました…初さが凄かったです…。あのシーンは、シーンとしては二人の表情の繋ぎが微妙でよく分からなかったけど、キスシーンだけは凄いなと単純に思いました。笑。

最後に…。
このお話は、ターンタイプの数年後のお話らしいですね。でも、ドラマの制作自体はLBCの方が先…。なんだかスターウォーズみたいだな、と思ったのは私だけでしょうか?笑。LBC2がどの辺りか分からないけど、恐らく時系列としては、
①ターンタイプ
②ラブバイチャンス
③ラブバイチャンス2
④ターンタイプ2
⑤Don't say No
って感じなんでしょうか?
そう考えると、LBCはレオフィアットのちょい前世代…感慨深いですね。笑。がっつりNCシーンのバトンを今度は誰に手渡すんでしょうか?笑。

と言う事で、『ラブ・バイ・チャンス』のざっくり感想でした。

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こんな可愛い二人の共演が見れないなんて悲し過ぎますね。
それにしても、LBC2でPerth君が爆イケモードに突入し過ぎていて、カッコ良すぎて辛いです…あんなかっこいいのに、ピート君とカップル出来ないなんて…。
そんな、少しの悲哀に浸りながら、このへっぽこ感想を締め括りたいと思います。。

いや、最後に少しテンションをあげましょう!
と言う事で、『こんな台詞、恥ずかしくて言えない!』選手権!!!

エー選手by LBC
エビの皮よりお前を脱がせたい

レオ選手by DSN
脱がしたい。確かにそう言った。でも今は…剥ぎ取ってしまいたい

私は常々思います。自分が男で、BLドラマやるなら絶対に受けの方が良い…だって、何だかんだで攻め役の人の台詞の方が圧倒的に恥ずかしいですから…。これ、外国語だからまだ良いけど、母国語じゃ恥ずかしすぎて居た堪れない…。俳優さんって凄いなと思います、はい。

それでは、また(あっさり)

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