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陳情令スピンオフ映画『乱魄』と『生魂』感想〜中華版陰陽師!?〜

私は日頃テレビをあまり見なくて、見るのがNHKとテレ朝くらいなのです。
なので、サブスクもテレ朝系のテラサを登録してます。
今回そのテラサの見放題に陳情令のスピンオフ映画『乱魄』と『生魂』が追加されましたので、早速見てみました。

昨年、絶賛どハマりした中華ドラマ『陳情令』
そのスピンオフ映画のこの2本をずっと見たかったのですが、ついに見れました!!
今回はその感想を簡単に書いていきたいと思います。
因みに、多分ナチュラルにネタバレします。笑。
そして、ごく僅かに腐女子要素がナチュラルに入ってくると思いますので苦手な方はご注意下さいませ。

陳情令見てる前提の感想ですので分かりにくかったらすみません。

乱魄

聶氏宗主の兄弟、聶明玦(ニエ・ミンジュエ)、聶壊柔(ニエ・ホワイサン)の二人が主役のお話。

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ーあらすじー

聶氏の霊廟である祭刀堂が荒らされ、宗主聶明玦は、雅ばかりを重んじて刀の修行をしない弟、聶壊柔の自覚を促すために祭刀堂へ共に連れて行く。祭刀堂は盗賊により封印が破られ、周囲には魔物が溢れていた。供とやってきた二人は再び封印を張り悪霊を鎮めるべく、祭刀堂の深い洞窟の中へと入って行く。

ー感想ー

思ったより双聶感を出してくださっていた(感謝の意)
そして、大哥(聶明玦)がすごくかっこよくて、壊柔がヒロイン感満載だった。笑。

内容としては、洞窟内の探検物語的な雰囲気が強くて、勿論その中にお兄ちゃんの苦悩とか、弟の成長とかあるんだけど…画的には何せ洞窟内だったので終始暗い感じでした。
何となく、CGが安っぽいと言うか…いまいちな感じはあったかな。最後の戦いのシーンとかも、俳優さんはかっこいいし、しっかり演じてくれてるんだけど、ちょっとアニメ感もあり、そこが残念だった気がしています。

双聶好きな目線で見れば、大哥が膝枕してくれてたり、「大哥がお前を一生守ってやるからな」的なことを言ってくれて、ドラマではなかなか見れなかった二人の絆を見れて胸熱でした。ご馳走様です。子供時代の二人も可愛かったなぁ。壊柔が大哥に反発したりするものの、何かあるとすぐに「大哥助けて〜」ってなるのが可愛かったし、自分が守れない時は大哥がちゃんとお付きの宗輝さんに「着いて守ってやれ」って言ってくれて、大切にしてる感じが素敵でした。
この映画だけの出演でしたが、宗輝さんもカッコ良かったです、顔も見た目も役柄も。笑。最後死んじゃうのが残念でしたね…オリキャラの宿命か…(元も子もない)
そうそう。壊柔は大切な時に気絶して戦力外だったり、今回もドラマ同様、そう言うヒロイン感満載ではありましたが、それだけでなく色々推理的な事をしたり、ちょっと逞しさも見せてましたね。力の大哥と、知恵の壊柔なのかな。兄弟で補い合えるってのが素敵でした。笛も吹けるのも彼らしくて良かったです。
最後に、暴走した後意識が戻った大哥が仲間達が死んでいて呆然としているときに、「悪霊が殺した」と言ってあげて、腕を掴んでぴったり寄り添う壊柔が切なくて尊かったです。。。そして、結局大哥が死んでしまって、そこで金光瑶の思惑に気づき、目が変わる壊柔…。良い演技でした。

因みに…ちょっとだけの出演でしたが、金光瑶は相変わらずのそつない雰囲気と、人妻感(誤解)が素敵でした。私は結構彼が好きです。笑。

生魂

旅する温寧ちゃんと思追君が主役のお話。

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ーあらすじー

温寧は道すがら扶風城と言う町にやって来る。そこでは夜に灯を灯すと悪霊に襲われると言う言い伝えがあり、町は荒んでいた。偶然夜狩でやって来た藍思追と共に、温寧は悪霊の正体を探る。

ー感想ー

中華版陰陽師、な雰囲気でした。
『乱魄』もオリジナルではありましたが、それ以上にオリジナル感が強めな感じ。何しろ本編に直接的な繋がりが全くないので。だからか分からないけれど、逆に一つのお話として纏まっていて、ドラマを見てない方ならこちらの方が観て楽しめるのではないかと思いました。

可愛い温寧ちゃんと思追君のお話。二人は変わらず可愛かったです。
二人のやりとりも可愛くて、「温おじさん」と呼ぶ思追君に「年寄りっぽく聞こえるから先輩にして」って言ったり、温寧ちゃんがちょっと魏嬰君っぽい事言ってみたり。最後の「私はまだ若いからこれはおじさんが持ってて」と言う思追君も可愛かったです。

そして、『乱魄』でもそうでしたが、この映画だけのオリジナルで出て来る俳優さんも抜かりなくかっこいい…!こちらに出て来た俳優さんも美形揃いでした…中華クオリティ凄いな…。男の俳優さんが濃い目な化粧しても顔が美しいからよく似合う…。途中顔綺麗だなってそっちばっかり気になってしまいました。笑。

話的には、中華版陰陽師。
悪霊が出て、二人がその正体を探り解決するって言うお話です。
その合間に温寧ちゃんの葛藤が描かれていたり…途中魏嬰君が出て来たのは胸熱でしたね、後ろ姿だけだけど。
何だろう…蓋を開けてみたら、魏嬰君と師姉みたいな感じというか、そう言う感じではありましたが、でもこれはこれで切なくて良かったんじゃないか、と思います。陰鉄、一体何個あるんじゃいって突っ込みたくはなりましたがね。笑。

思追君の琴使って戦うシーンが見れたのもご馳走様でした。かっこよかったし、可愛かった。やっぱりあの姑蘇藍氏の服は素敵ですね。あんなひらひらした服着ながら華麗に戦うのがカッコいいです。中華はその辺りのクオリティも高いし、見せ方として上手いんだよなぁ。琴の音が響くのは日本人だからこそかもですが。
温寧ちゃんは、前よりかっこいいキャラになってましたね。「こんつ〜、うぇいこんつ〜」って言ってる可愛い温寧ちゃんが好きでしたが、この格好良さ溢れる温寧ちゃんも良かったです。大人になったんだね。鎖もいつの間にか武器になっていて。しかもなんか戦闘力高めるモードみたいの自在に操れるようになってたんですね。うん、お目目おっきくて可愛かった(結論)

どうでも良い個人的な願望では、一瞬でも良いから景儀君に出て欲しかったなぁ。私は追儀推しです(何の話)

さて、そんな感じの感想でした。
なんか、もっと書きたいことがあったはずなのですが、いざ画面に向かって打ち出すとなかなか言葉が出てこない…修行を積みます。
最近ずっとタイ沼に浸かっていたので、忘れかけていましたが、やはり中華もクオリティ高いですね。美形揃いで、衣装とかにもお金かかってて画が大変宜しゅうございます。思追君も久しぶりに見たけど、やっぱり可愛いなぁ。どこも最近はクオリティがどんどん上がってますよね。オリンピックの開会式とか見ても思いましたが、センスがいい。…日本、大丈夫なのかと心配になります。世界に置いていかれちゃう…。


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