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好きなカラーは、「ライムグリーン」

 好きなカラーは何と言われたら、何と答えるだろう。その時々によって、好きなカラーは変わることもあるし、現に、服だったり、小物だったりと変化するのが、今までの自分の経験だ。中には、子どもの頃から、この色は、自分の色なんていうくらいこだわりの人もいるだろう。
 自分はと言えば、カラーの歴史は変化をしている。こどもの頃は原色を好んで来ていて、20歳くらいからはモノトーンで白黒が中心になる。その後、カーキ色にはまり、アースカラーを多く持つようになる。その後、オレンジカラーの温かみにはまり、その後は、情熱の赤いカラー、そして芸術の紫カラーに。
 まあ、気の向くままということもあるが、それにしてもいつも感動するカラーがある。雪が融けて、木々が芽吹き、淡い緑色に包まれる初春の季節。そのカラーを、オーストラリアに21年間生まれ住んだ人は言った。「私は、このライムグリーンが一番好き」。なるほど、言えて妙で、実に美しく、命に満ち溢れたカラーではないか。
 赤のX-TRAILで、ライムグリーンの中を通り抜ける。まるで、クリスマスのようだ。こころの変化が、好きなカラーに出て、その日の気持ちにも影響を与えたりする。その時々の、好きなカラーは持ち続けていたいものだ。


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