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「アルテピアッツァ美唄」の体育館で

 札幌から旭川方面に向かって、JR特急で約30分のところに美唄市がある。北海道が炭鉱で栄えていた頃には、8万人近くの人が住んでいたという。今は、約2万5千人の人口だ。今も、石炭を掘った後は残っていて産業遺跡として知られている。
 かつて、炭鉱夫が3交代制で働き、美唄市を支えてきた炭鉱産業。当時は、多くの飲食店が軒を並べていて、今もなお、その名残はあって昔ながらの飲み屋さんやスナックは多い。代表的なものはホルモン焼きと、美唄名物もつ串がおいしい。
 そんな美唄市が誇るのが「アルテピアッツァ美唄」だ。野外にいくつもの大理石やブロンズの作品があり、誰でも触れるものになっている。写真は、体育館にある大理石だが、この上に乗っかってもいいし、触ってもいい。芸術を肌で感じることができるのだ。
 この「アルテピアッツァ美唄」が好きで年に10回は行っている。最近では美唄市の知人も多くなり、町を歩いていても声をかけられることが多くなった。この「アルテピアッツァ美唄」の世界的な彫刻家「安田侃」氏に会いたくてまた通う自分がいる。

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