見出し画像

【LIVE(in the)BRAIN】 Remaster Tour Catcher In The Spy

「LIVE(in the)BRAIN」

ライブ脳(live brain)を働かせ
楽しい脳内ライブ(live in the brain)を作ろう

ハグルマルマさんによる、物好き大歓喜の催しです。
ぜひ企画の概要をお読みの上、お楽しみください。

さて、トップバッターになった(なっちゃった)私に手渡された脳内ライブの名前は、『Catcher In The Spy 10周年記念ワンマン』です。

どなたですかこんな楽しそうなライブを考えたのは。おそらく「SSS revival」や「CIDER ROAD revival」で興ったリバイバルツアーの流れを汲み取ってしまった物好きでしょう。『次はあのCahther In The Spyのリバイバルが来るぞ!』とテンションも拳も突き上げて、その拳をおろす場所を見失った物好きが、『せめて…自分以外が作ったTOURセトリを見てこの熱を発散させてくれ…頼む…』と思っていた矢先にハグルマ氏の釣り針が垂れてきたのでしょう。

おもろ。やったろうじゃないですか。

LIVEの概要

LIVE名は「Remaster Tour Catcher In The Spy」

リバイバルツアーは過去のライブを再現することを目的としていました。ユニゾンは「〇〇発売X年記念」をしたことがない(知らないだけかも)ので、一から脳内で組むしかありません。今回はCatcher In The Spy(以後CITS)のツアーをリバイバル(再現)ではなくリマスター(再構築)することにしました。リマスターに再構築という意味があるかどうかは知りませんが、ニュアンスと響きがピッタリだったので問題ありません。なんたって脳内LIVEですので誰にも迷惑かけませんから。

CITSが発売したのは2014年8月27日です。テーマがCatcher In The Spy 10周年記念ワンマンですので、開催は2024年8月となります。なんとこの年はユニゾン結成20周年となります。7月に20thライブがあることを考えると、もうほんと絶対に100%たぶん恐らく、記念ライブが行われることなんて、微塵にも可能性はなさそうでありそうなのですが(?)。組んでいいんです、セトリ。脳内で作ってるので。便利やねこの言葉。

UNISON SQUARE GARDENがリマスターツアーをやる理由を自分なりに解釈しました。
ユニゾンの今のツアーの作り方や催し方を考えると、田淵がCITSの曲を「演奏したい」と強く願ったことが発端だと考えられます。
あーCITSの曲やりたいよ!と思った田淵はあろうことか、CITSツアーの映像が10th記念アルバムの特典にしかつけていないことを思い出しました。

田淵はこう思ったのです。

『CITSのライブ、ダグアウトの初回盤以降映像化してないな。映像化した方がいいよな。リバイバルはこの前やったし新しい曲もやるリマスターライブ…ってことにしてCITSの曲ライブでやったろ♪』



コンセプト

UNISON SQUARE GARDEN Remaster Tour “Catcher In The Spy”。
2014年9月13日~12月12日に開催され,10th記念アルバムDUGOUT ACCIDENTの特典にて映像化したツアー“Catcher In The Spy”から10年。
結成20年という年月で彼らが何を得たのか。新たに紐解くリマスターワンマンツアー開催決定。


ブログ 1

小生田淵がよく喋る2024年7月 2024.7.31UP
Chather In The Spyのツアーをもう一回やる。
ただやるとつまらないから今回はもう一回作る。
ファンが好きそうな案だ。ファンだけが喜ぶことをやるのは今までのスタンス上本意では無い気もするが、なんか我々も楽しめる気がするのでやってみることにした。
過去にやったツアーを作り直すことに何の意味があるのか。
それはロックバンドが楽しい以外に理由はない。わーい。
20年ロックバンドを続けたからできる、余裕のあるセットリストになったと思う。
記念のお祝いモードは終わった。
普通のライブに来い。
チケット買ってね。
それではまた。


セットリスト

1 君が大人になってしまう前に
2 シャンデリア・ワルツ
3 Catch up, latency

4 アトラクションがはじまる(they call it “NO.6”)
5 シューゲイザースピーカー
6   マーメイドスキャンダラス
7 kid, I like quartet

8 蒙昧termination
~セッション~
9 MIDNIGHT JUNGLE 
10 天国と地獄

11 メカトル時空探検隊
12 センチメンタルピリオド
13 カオスが極まる

14 黄昏インザスパイ
~ドラムソロ~
15 23:25
16 流れ星を撃ち落せ
17 スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
18 サイレンインザスパイ
19 10% roll, 10 % romance

En1 instant EGOIST
En2 オリオンをなぞる
En3 何かが変わりそう


ブログ 2

小生田淵がよく喋る2024年12月 2024.12.1 UP
Chather In The Spyのリマスターツアーが終わった。
きたやつらが今のユニゾンを見出せる、余裕で普通のセットリストになったと自負している。
このアルバムが出て10年経ち、世の中も音楽の聴き方も大きく変わってきた。言い換えれば、どんな形でも音楽は楽しめる。
しかし、私が飽きずに続けてきたロックバンドの楽しみ方、つまり「ライブで音を浴びる」ことを、我々があきらめてはならない。

というわけで新シングルの「※■☆△」が12月の終わりに出る。それに合わせて来年ツアーも回る。
はっはっは。ここで発表しちゃうもんね。
すぐにホームページ見てみてね。
今年も来年もユニゾンは強い。CD買え。
それではまた。


セトリの意図

どうでしょうか。ちょっとはそれっぽくなったかしら。
セトリの意図を程よくお話して終わろうと思います。

今回は「桜のあと」と「harmonized finale」を抜きました。
この2曲は様々なツアーに組み込まれる鉄板ソングですので、今回のリマスターでわざわざ脚光を浴びせなくても良いと判断しました。ですがめっちゃ入れたくなりました。喜怒哀楽はその名残です。

1stブロックは「君が大人になってしまう前に」を立たせるために組みました。2014のCITSツアー以降まっっったく演奏されなかったこの曲をするために田淵はこのツアーを組んだと言っても良いでしょう(?)
ユニゾンのブログやコメントに度々出てくる言葉に「感動度」があります。CITSを学生時代に聴いていた人はこの一曲目で感動度MAXになります。これは確定ですね。このツアーやってくれてありがたいですね。良かった良かった。

2ndブロックの共通点はお気づきでしょうか。これはユニゾンがあまりやらなそうな流れですね。この4曲はすべて「各アルバム2nd track」です。アルバムにおける2曲目は「挨拶」「橋渡し」「シングル級」など粒ぞろいですが、「リード曲」が置かれないのもまた事実。なんなら3曲目に置かれるリード曲の前説的な役割をすることもあります。そんな彼らもライブで光るんだと主張したいブロックにしてみました。

前半戦終了の3rdブロックはセッション入りのバチバチブロック。CITSで天国と地獄を主軸に置かないのはさすがに嘘なので前半のトリに置きました。蒙昧とMIDNIGHT、MIDNIGHTと天地は前々から繋いでみたかったんです。ギリギリまでMIDNIGHTと天地は逆でしたが、このツアーがCITSの記念であることを思い出してラストを天地に変更しました。蒙昧からのMIDNIGHTが今までにない感じがして、とても良いです。(どこかでやってたらどうしよう)

洒落っけたっぷり、絶対こんなことユニゾンしないだろ4thブロック。メカトル時空探検隊なので時空を超えた2曲を入れました。多くは語らず。
この2曲の繋ぎはぜひお手持ちの音楽プレイヤーでやって欲しい。最新曲だろうが最初の曲だろうが変わらぬ核があることがうかがえますね。

黄昏~ドラムソロ
本家CITSではharmonized finaleを単体で披露した後にドラムソロでしたので、構成を似せてみました。CITSの感動枠と言ったら黄昏インザスパイでしょうが、これを1曲目にするのは少し『それっぽさ』が過ぎるのであえて外しました。ここで十分感動できますよね。

23:25からのラストブロックはとにかく緩急を意識して組みました。本家CITSツアー、アンコールでの劇的な23:25を知っている人はここで情緒を掻き乱されます。
instant EGOISTはどうした、と。
この感覚を逆手に取って新しい曲とCITSバチバチロックの波状攻撃。ラストは高速10%で〆。相手は死ぬ(?)。

アンコールで安心させるべくinstant EGOISTを披露しましょう。
いつもと変わらぬライブを披露し、いつものかっこいいロックバンドを見せつけるツアー。アンコールのラストは『何かが変わりそう』にしました。
21年目に突入する彼らに何か変化があるのか。それとも、変わらない彼らに魅入られた我々の何かが変わろうとしているのか。その答えを知るのは自分だけですね。答えを確認するために、またライブに行きたくなる。ま、このライブは存在しないんですけどね。

妄想セトリはコスパ良い

予想セトリを組むという行為があまり得意ではありません。田淵が組むセットリストにある意味絶対的な信頼を置いているので、初見での楽しみを失いたくないからです。やりそうな曲をピックアップするのは楽しいですが、曲順まで考え出すとどツボにハマります。ならばいっそ頭空っぽにして夢を詰め込みにライブへ行った方が楽しめると個人的には思っています。

しかし、今回の『妄想セトリ』
めちゃくちゃ組むの楽しかったです。普段なら考えられないような曲も、入れちゃってOK。だって脳内なんだもの。

なんと、このあとも10公演を超える妄想セトリが生まれるってんですから。なんて素晴らしいことでしょう。
何よりコスパが良い。
(チープに聴こえたら申し訳ない)
(しかしこの言葉が1番しっくりくる)
セトリ考えただけで、心がライブにひとっ飛びです。考えた分だけライブを家で楽しめるんですよ?最高ですね。

このリレー企画を読んだそこのあなた。
今後たくさんの妄想セトリと出会いますから
・ここの曲順エモ!
・この曲やるのアツい!
・すこ!
などと思いの丈をぜひ発信して頂きたいです。

セトリについて語らう事で、その楽しみは何倍にも膨れ上がるでしょう。まるで本当にライブがあったかのように。セトリ発表後のTwitter、私大好き。みんなで楽しみましょう。

主催のハグルマルマさんにはこの場で感謝を。今後ともよろしくお願いします。イベントを開いてくれる方がいるからこそ私なんぞが文を書けるというもの。ありがとうございました。

『Catcher In The Spy 10周年記念ワンマン』を考えた方のお眼鏡にかなうセトリになったのかしら…。俺は楽しかった。

次の妄想ライブは、こちら。

それではっ。


追伸
3曲目とかラストとか空想シングル名とか、ニヤニヤポイントたくさん思いついたんですが、多くは書きませんでした。あなたがニヤニヤしたところ教えろ下さい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?