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桃さん、峰なゆかさん、原田曜平さんらと考える ミレニアル女性の共感をつかむマーケティングとは?に参加した備忘録

※セミナー参加募集サイトより画像を引用しています。

SEO係R®︎@整体師(@optimizer7010)と申します。

セミナーに参加してきたので、まとめたものを
自分の備忘録も合わせて記事化します。

なお、こちらの記事に関しては登壇者の発言を
私なりに解釈して記載しているので、
記載していることをそのまま登壇者が発言しているのでは
ないという事は予めご了承ください。

※重要に感じた部分は★をつけています。

▼セミナー概要
桃さん、峰なゆかさん、原田曜平さんらと考える
ミレニアル女性の共感をつかむマーケティングとは?
https://telling.asahi.com/article/12688836
開催日:2019 年9月30日(月)
時 間:開場16時00分、開演16時30分、終了18時00分
場 所:朝日新聞東京本社 新館15階レセプションルーム
主 催:朝日新聞社「telling,」編集部

▼登壇者詳細
・原田曜平さん…マーケティングアナリスト。若者研究とメディア研究の第一人者。

・桃さん…「あいのり」に出演後、ブログの執筆で人気があるブロガー。

・峰なゆかさん…『アラサーちゃん』が人気の漫画家

・りょかちさん…IT企業を経て、若者やインターネット文化など幅広く執筆活動に従事。

※配布された登壇者の略歴

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▼セミナー内容
・「ミレニアル女性の共感をつかむには~彼女たちの価値観、行動原理とは~」
 マーケティングアナリスト 原田曜平さん
・パネルディスカッション「ミレニアル女性、本音で語る」
桃さん、峰なゆかさんほかミレニアル女性のゲスト(進行:原田さん)
・telling,からのお知らせ telling,編集長 高橋美佐子

【1】「ミレニアル女性の共感をつかむには~彼女たちの価値観、行動原理とは~」マーケティングアナリスト 原田曜平さん

ミレニアル世代の特徴…原田さん見解
いろいろな定義がある。アメリカの定義でいうと、20代前半~30代前半
令和の中心的な価値観を作る世代。

※当セミナー主催のtelling,の定義では28~34歳

平成の30年間は昭和の価値観がある(残っている)。
2025年、昭和の代表的な価値観である団塊の世代が後期高齢者で離脱するので令和世代の価値観が入ってくる。

ミレニアル世代から下の代がミレニアル世代の影響を受けている為、今後の市場のキーパーソンになる時代が来ると予想。

日本が成熟期に入った平成の30年間は経済が低成長だったがその時代を生きた世代。

・少子化
・デジタルが主流
・経済の低成長

がミレニアル世代を作り上げた要素として強い。

この世代を企業は理解することが重要。

2007年頃から「若者の●●離れ」が騒ぎ始められたがそれもミレニアル世代の特徴。

このあたりから価値観が変わってききはじめた。
例えばお金の使い方も変わってきた。

昭和に流行った4畳フェラーリという言葉。
⇒車があれば女性にもてる時代
ところが今は車がなくても不便しないし、車がないからもてないということでもない。

いろいろな定量調査を踏まえてミレニアル世代は
・高額商品に対しての買い控えはあるが、低額なものであれば消費はきちんとしている傾向
・お金離れが進んでいるのではなく過去の若者が飛びついていた商品を購入しない傾向

昭和型⇒高額単品購入
現代型⇒定額ちょこちょこ購入
└最近の大学生はUber Eatsでタピオカ注文しているらしい
└せんべろではしご酒 等 

プチプラや定額プランが若者に受けているのはその影響かもしれない?
※個人的見解

居心地がいいと言うことをミレニアル世代は大切にしている(←★)
※イタリアでも草食系男子が増えてきているらしい


企業側がミレニアル世代にアプローチする場合は…
ミレニアル世代をしっかりリサーチして、何を求めているかを理解してアプロ―チすることが大切。


【2】パネルディスカッション「ミレニアル女性、本音で語る」桃さん、峰なゆかさん、りょかちさんミレニアル女性のゲスト(進行:原田さん)

質問:自分たちミレニアルズとはどんな世代?
・桃さん…
ブログなどを書いてお金になるとは思ってはいなかった。デジタルネイティブからマネタイズが発生した世代。

・峰なゆかさん…
デジタルネイティブとは言われつつも、アナログな部分も経験している世代
└インターネットの普及で弱者にもフォーカスがあたるようになって、価値観が広がったのではないのか?
└オタクとかメンヘラとかのワード
└広告を作っている人たちは弱者じゃないケースがあったりするので、そういう人たちの広告は刺さらない。
下手にやると、見下していると受け取られてしまうケースもある

※原田さん
上記の背景から共感性という価値観が強くなったのではないか(←★)

・りょかちさん…
いろいろな変化にもまれて、ロールモデルがいなくて
価値観の多様性が広がった世代。(←★)
※Z世代も意識しておく。

皆さんの意見を踏まえてパネラーの後藤さんは…
価値観のパラダイムシフトが起きたのでは?

※原田さん
選択肢が増えた分、葛藤が増える世代ではないかとの事。

りょかちさん…
広告が炎上してしまうのも、今まではこれはこうというのがあったが、
今はいろいろな意見を言える状況にあるという事が関係しているのではないか。


後藤さん(パネラー)…
マジョリティではなく、マイノリティが一般的になってきたのも
そうした選択肢が増えて意見が自由に言える社会になったのと
関係しているのでは?との事。

質問:ミレニアル世代のパネラーのお金の使い方、向き合い方は?

りょかちさん…(←★)
情報がたくさんあふれているのでコスパを気にする。
SNSで自分がした体験を投稿できるので、体験の価値が上がってきているのでは?
コスパの良い体験に対しての価値はきちんと支払う。

※原田さん
以前はコスパにのコストではなくパフォーマンスにフォーカスが強かったと考えられる。

・峰なゆかさん…
価値観の多様化があって、コストに対しての意識が強くなった。
└ひと昔前は貧乏でも結婚したら子供を産む、現在は貧乏なら夫婦だけで過ごすという選択肢があるからコストを考えて選択肢を検討できる。

何に一番お金を使うか?⇒洋服(コスパが悪いのは自覚している)
※服をギャンブル感覚で買っている

・桃さん
面倒くさいのが嫌いなので、面倒くさいことを解決してくれる事にお金を使う。(車の維持費よりタクシーなど)
何に一番お金を使うか?⇒体験(旅行など)
人の体験が参考になる。

・りょかちさん…
何に一番お金を使うか?⇒食べ物
└ちょっといいものをはしごする(例:タピオカはしご)

食事のレポ記事などは前置き等の不要な情報はいらない。
必要な事実だけを入手したい。

※原田さん
本当に好きなものに投資する時代になってきた
▼車の例
└昔は車が好きで車を買っていたのではなく、車を買う事のステータスや見栄で車の消費があった。
└現代はそういう価値観がないから今の方が車が本当に好きな人が車を買っている。


【3】telling,からのお知らせ telling,編集長 高橋美佐子

・ITリテラシーが高いユーザーに、共感しない広告を出すと毛嫌いされる

30代は人生2回目のイヤイヤ期(←★)

高年齢出産をテーマにした切り口の場合。
└妊活の教科書
https://telling.asahi.com/feature/11023636

└産まない人生を考える
https://telling.asahi.com/feature/11013885

産むことも産まないことも、教養せず価値観の選択肢を与える。


▼サイトはこちら
telling,とは…


【4】個人的まとめ

デジタル化で情報が増えたことで、選択肢が増え様々な価値観を
主張することが当たり前になってきている。

そうした価値観を当たり前だと思っている世代がミレニアル世代や
Z世代である。

昭和、平成、令和の世代が一緒に働く時代もそう遠くはないので
どの世代にも関係なく、柔軟的な価値観を持つことができるかが
ポイントになってくるのではと感じた。


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