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ワンピースカード ~フロアルール更新履歴~【全文無料】

 OPTCGのイベント運営を円滑に行い、公平な裁定の下、参加者全員がイベント楽しめるように定められた「フロアルール」の更新履歴をまためました。

 「フロアルール」にはイベントに参加されるプレイヤー、観戦者、ジャッジの振る舞いや役割に関する記述から、イベントで使用できるカードやスリーブ規定、イベント進行や勝敗確定、不正行為と罰則に関する記述がされています。


1.5.2(サポートアイテム参戦)

更新日:2024年05月09日
公開日:2024年05月24日(8弾開始)

フロアルールのバージョン番号が初めて3桁になりました。
(正直、3桁管理するなら、今回と同じように、テキストを一部変更した1.3や1.2も3桁に揃えてほしかったです…こういうのは、統一感がないとムズムズしてしまいます…)

・「サポートアイテム」の使用を追加

・対戦中に対戦に関係のないもの(リーダーカード、デッキ、ドン‼︎デッキ、プレイマット、 サポートアイテム 以外のもの)は机の上に置かず、可能な限り触ってはいけません。
 ※対戦を補助するサポートアイテムとして、以下の物が使用できます。ただし、対戦に支障がないよう対戦相手に確認を取って使用しましょう。
  - サイコロやダイス(正二十面体以下のもの)

「第2章:プレイヤーの皆さんへ」から抜粋

 海外の大会でよく見かけたサイコロの使用がいよいよ公式に認められました!
 5月頭には更新されていた様子ですが、8弾発売に合わせて公開した形となります。

 個人的には、2面体(コイン)を使ってリーダーの起動効果を管理するのが好きです。

1.5(ドン‼カードの解放)

更新日:2024年03月22日
公開日:2024年03月29日(7弾)

・外国語版ドン!!カードの使用を認可

■ ドン‼カードの使用について どのような大会でも、偽造されたカード(コピーや手作りによる代用カードを含む)を使用することはできません。
ドン‼︎カードは、販売・頒布されているすべてのカードが使用できます。
ドン‼︎カードは、すべての言語のカードが使用できます。

「第5章:使用できるカードについて」から抜粋

 ルール更新時にツイッターで話題にもなった海外ドン!!カードの使用が許可されました!
 7月27日発売のプレミアムブースターにドン!!カード30種という噂もあるので、現在海外限定のドン!!カードが日本語化される可能性あり!

・ペナルティ【注意】の違反例を修正

【ペナルティの種類と適用の原則】
① 【注意】(違反例)
・観客が、対戦中のプレイヤーに声をかけた。あるいは身振りなどの方法で対戦に関わる情報を伝えた。

「第12章:ペナルティについて」から抜粋

 「声かけ」と「対戦にかかわる情報を伝える」が別々の違反行為と考えられることから変更されたと思われます。
 一見改悪にも思える変更内容ですが、明らかな合図送りは以下の【失格】例に当てはまる悪質な違反だと考えられます。

【失格】(違反例)
・意図的に、相手のデッキや手札など、本来自分が見ることのできない情報を、不当に見ることで利益を得ようとした。

「第12章:ペナルティについて」から抜粋

1.4(大型アップデート)

更新日:2023年11月10日
公開日:2023年11月10日(5.5弾)

 2度目の大型更新になります。今回は新規カードの使用基準から、カードローダーの使用など、ルール上にまだ明記されていなかったルールが多く追加されました。

・プレイヤーへの注意喚起を追加

・ 対戦中に、ルール上問題の無い行動を取り消すことは、原則としてできません。対戦相手が断りなく操作を修正しようとしたときは、ジャッジ(スタッフ)を呼んで対応をしてもらいましょう。
・ 盗難や事故防止のため、プレイヤーは手荷物の管理に注意を払うようにしてください。

「第2章:プレイヤーの皆さんへ」から抜粋

 「巻き戻し」が禁止されました。当たり前ですが、こういう細かい部分も一括して明記しなければいけませんね。そして、手荷物は自己管理!みなさん席を離れる際は気を着けましょう!

・新規カードの使用基準

 また、販売・頒布されてから7日間が経過していない新規のカードナンバーのカードは、一部のイベント(フラッグシップバトル、チャンピオンシップに関連する大会)では使用できません。(すでに7日以上前に発売・頒布しているカードと同一のカードナンバーのカードは、7日間が経過していなくても使用することができます。)

「第4章:ジャッジについて」から抜粋

 2024年5月26現在では、みなさんが周知するところとなりましたが、当時は新弾発売日に新弾の使用有無は店舗によってばらばらであったり、エリア大会目前にST10「三船長」が発売され、初めて再録された「ナミ」と「ゾロ」が大会で使用できない問題等があり混乱の本となっていました。

・「不透明スリーブ」の使用について(再)

 スリーブを使用する場合、デッキ内のカードはすべて同じ不透明のスリーブに同じ向きでカードを1枚ずつ入れていなければいけません。
 1枚のカードに対して2枚までスリーブを重ねて使用しても構いません。その場合はすべてのカードに対して、同じ枚数・重なり順で、かつ、二重のうち最低どちらか1つは不透明のスリーブを使用してください。特定のカードの見分けがつく可能性があるスリーブや、カード内容が著しく確認できなくなるようなスリーブの使用は、ジャッジの判断で禁止とされる場合があります。

「第6章:スリーブについて」から抜粋

 1.3で削除された「不透明スリーブ縛り」が誤りだったか、問題があったのでしょう。文脈を変えて、「不透明スリーブ縛り」が5ヶ月を経て復活しました。

・リーダーのカードローダーについて

 またリーダーカードにおいては、プラスティック製のカードローダーを使用することができます。

 大会において、ジャッジにスリーブ及びカードローダーが使用できないもの(著しく視認性が悪い、テキスト部分が隠れている等)と判断された場合、プレイヤーは「より適したものに交換するか」または「カードに目立った傷などがない場合スリーブ・カードローダーなしで対戦するか」を選択できます。

「第6章:スリーブについて」から抜粋

 みなさんが当たり前のように使用している「カードローダー」については、1.4以前にルール上に表記がなく、原則「スリーブ」の使用のみとなっていました。

・時間切れと「両者敗北」

II. 時間切れに関して
旧テキスト)
また、終了時刻が設定されているイベントにおいて、予告された終了時刻が来た時点でまだ勝者が決定していなかった場合、勝敗判定は行わず、その対戦は勝者のいない無効、または両者敗北になる可能性もあります。
新テキスト)各対戦において、予告された終了時刻が来た時点でまだ勝者が決定していなかった場合、勝敗判定は行わず、その対戦は両者敗北となります。

「第8章:イベント進行について」から抜粋

 テキストが全体的に整えられ、「無効試合」がルール上からなくなりました。

・追加ターンについて

II. 時間切れに関して
また特定のイベント(公式大会決勝ラウンド、トーナメント戦)において、その時間内でゲームが終了しなかった場合、現在進行中のターンが先攻プレイヤーのものか、後攻プレイヤーのものかによって、以下のように追加のターンが 与えられます。 与えられる場合があります。

「第8章:イベント進行について」から抜粋

 追加ターンについての記述に柔軟性が持たされました。大会によっては追加ターンが与えられ場合もあれば、与えられない場合もあるということです。

1.3(追加ターン増加)

更新日:2023年06月30日
公開日:2023年06月30日(4弾)

・「不透明のスリーブ」の使用について

 スリーブは、不透明のものを使用してください。スリーブを2枚重ねて使用する場合、内側と外側のいずれかは不透明のスリーブを使用してください。もう片方は透明のものでも不透明のものでも構いません。

「第6章:スリーブについて」から抜粋

 1.3まで「不透明のスリーブ」の使用を促す内容が記述されていましたが、1.3よりはその指定がなくなり、透明スリーブのみの使用が可能となりました。

・追加ターンの増加

II. 時間切れに関して
 個別の対戦に制限時間が設定されていて、その時間内でゲームが終了しなかった場合、現在進行中のターンが先攻プレイヤーのものか、後攻プレイヤーのものかによって、以下のように追加のターンが与えられます。
 ・先行プレイヤーのターン中に時間切れになった場合進行中のターンを0ターンとして、 追加1ターン 追加3ターン
 ・後攻プレイヤーのターン中に時間切れになった場合進行中のターンを0ターンとして、追加2ターン

「第8章:イベント進行について」から抜粋

 以前までは、先攻プレイヤーのターン中に時間切れとなった場合は、後攻プレイヤーのみが追加ターンを獲得していましたが、改定により、各プレイヤーが最低1ターンの追加ターンを得られるようになりました。

1.2(感染対策解除)

更新日:2023年05月19日
公開日:2023年05月19日(4弾目前)

・ゲームに関係のないものについて

・対戦中に対戦に関係のないもの(リーダーカード、デッキ、ドン‼︎デッキ、プレイマット以外のもの)は机の上に置かず、可能な限り触ってはいけません。

「第2章:プレイヤーの皆さんへ」から抜粋

 机の上がごちゃごちゃしていては、大会運営に支障をきたしてしまいます。しかし、コストやパワー管理のてめにダイスやコインは使いたいな…

・シャッフルと感染症対策について

I. シャッフルに関して
■プレイヤーによるシャッフル
 リモートでの対戦 や感染症対策によりお互いの など でデッキに触れることができない場合、シャッフルを行ったプレイヤーが確認として行うカットを代理で行ってください。
 ただし両者が了承した場合に限り、相手にシャッフルして頂く必要は御座いません。

「第8章:イベント進行について」から抜粋

 「I. シャッフルに関して」より「感染症対策」が削除されました。また、両者の了承のもと、シャッフル行わないことも認められました。
 やっとコロナが終わった感じがしますね…

1.1(大型アップデート)

更新日:2023年03月20日
公開日:2023年03月31日(3.5弾)

 OPTCG開始より半年、「フロアルール」に初の更新がかかりました。主にレカフィグの使用や、時間切れの処理について記述が追加・修正されています。

・文章の修正

この文書は、トレーディングカードゲーム(以下、TCG)「ONE PIECEカードゲーム」の 公式・公認 大会についての規定を記した文書である。ONE PIECEカードゲームのイベントは「公式大会」と「公認大会」の2種類が あります ある。株式会社バンダイが主催する大会を「公式大会」、株式会社バンダイが開催を認めた大会を「公認大会」と し、 する。本規定は、このうち「公認大会」についての規定書 です である。特定のイベントの「大会レギュレーション」において、この規定との矛盾が発生した場合、「大会レギュレーション」が優先される。

冒頭文

 「ですます調」を「である調」に修正。

・「レカフィグ」の使用を追加

■LECAFIG(レカフィグ)の使用について
 LECAFIG(レカフィグ:リーダーカードを立体化したフィギュアシリーズ)は、 リーダーカードと同様に公認・公式イベントで原則使用することが可能です。
 但し、公認イベント等で開催している店舗レギュレーションにより使用ができない場合もございます。
 予めご了承下さい。

「第5章:使用できるカードについて」から抜粋

・追加ターンの修正

Ⅱ. 時間切れに関して
 公認大会は制限時間を設ける場合1対戦30分を推奨しています。
 個別の対戦に制限時間が設定されていて、その時間内でゲームが終了しなかった場合、 進行中のターンを0ターンとして追加の3ターンが与えられます。 現在進行中のターンが先攻プレイヤーのものか、後攻プレイヤーのものかによって、以下のように追加のターンが与えられます。
 ・先行プレイヤーのターン中に時間切れになった場合 進行中のターンを0ターンとして、追加1ターン
 ・後攻プレイヤーのターン中に時間切れになった場合 進行中のターンを0ターンとして、追加2ターン

「第8章:イベント進行について」から抜粋

 後攻プレイヤーのターン中に時間切れとなった場合に、先攻プレイヤーが1ターン多く行動することとなり、不公平となるため、「第8章:イベント進行について」の「Ⅱ. 時間切れに関して」についての細かい規定が定められました。

・時間切れと「両者敗北」の追加

 また、終了時刻が設定されているイベントにおいて、予告された終了時刻が来た時点でまだ勝者が決定していなかった場合、勝敗判定は行わず、その対戦は勝者のいない無効、または両者敗北になる可能性もあります。

「第8章:イベント進行について」から抜粋

 時間切れの判定も「無効試合」一択から「両者敗北」が追加されました。

・「デッキを確認する効果」に関する記述の追記

Ⅲ. デッキを確認する効果に関して
 カードの効果によってデッキを確認する際、過度に遅い場合、罰則の対象になる可能性があります。

「第8章:イベント進行について」から抜粋

1.0(初版)

更新日:2022年07月08日
公開日:2022年07月08日(1弾発売前)

 2022年07月08日、OPTCGのイベント運営に関する「フロアルール」が初めて公開されました。
 イベントに参加されるプレイヤー、観戦者、ジャッジの振る舞いや役割に関する記述から、使用できるカードやスリーブの定義、イベント進行や勝敗確定、不正行為と罰則に関する記述がされています。



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