前向きな理由でライターになる人間ばかりじゃない【ゲームライターになったわけ】

伝える仕事がしたい、あのメディアのあの人みたいになりたい、憧れのゲームクリエイターに近づきたい。世の中にはいろいろな理由でゲームライターを目指す人がいます。そこにどんな理由があっても、理由とは呼べないような下心があってもよいでしょう。ですが、現役のゲームライターのなかにはそういった理由や目的がなかった人間もいます。いますと断定するのは、自分がその一人だから。

今月のトークテーマの一つは「なぜゲームライターになったのか?」。ただ、自分がこれから書く話はゲームライターを目指したり憧れたりしている人にとっていっさいプラスにはなりません。人によっては後味の悪さだけ残ることもあるんじゃないかな。まあ、おもしろい話ではないってことだけは最初に伝えておきます。興味を持った人が読んで後悔してくれたら幸いです。

ここから先は

1,854字

¥ 10,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?