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DOLK三日月宗近をお迎えした話

ついったで「本日11/5はいいご縁の日」というのを見掛けて、ホウそんなら自分にとってはめちゃくちゃご縁に恵まれた…というかもう仕組まれてる感あるなこれって感じだったDOLK三日月のお迎えについて記しとこうと思い立ちました。書いてるうちに日付変わってんだけど細かいことは気にしない方向で。
あとシンプルに人様のドールのお迎えレポとかフルチョレポとか読むのが超好きなので。これも枯れ木も山の賑わいになればいいなあ…と。

承前

前置きいるか? とも思ったんですが一応。三日月宗近、大体千年くらい前に打たれた太刀、日本刀です。今トーハクでやっております国宝展でも公開されております。で、わたくしがお迎えしたのはこの日本刀を擬人化したゲーム「刀剣乱舞」と海外ドールの代理店DOLKがコラボして売り出したキャラクタードールです。とうらぶキャラド、個人カスタムも多いからね。
DOLK三日月自体は2016年のドール化告知の時から気にしてはいました。ただ、2019年に満を持して公開された時は「アッなるほどこういう顔になったのね!」と呟いた覚えがあります。めっちゃ美形だった。雄々しくてきりりと引き締まっていて、絶対にうちの三日月ではねえなという顔だった。
もうめたくそ個人的解釈なのでここら辺飛ばし読みオッケーなんですけど、三日月宗近、優しい刀なんですよね。ほんと1ミリもエビデンスとかない純度100パーの主観なんスけども。ふんわりぽやぽや笑っているのが似合う刀。<唐突なクソデカ感情こから>というかいつだってそうあって欲しい…日の当たる縁側でお茶と甘味を楽しんでまったりしてて…重たいものを背負ったりなんてしないで……< / 唐突なクソデカ感情ここまで>
はい、なんかいらんノイズも入りましたが要するにメイクがちょい解釈違いだったので三日月の受注は見送りました。とはいえこないだ当時の自分のツイート掘ってたらアレコレ着せてみたい服について呟いてて「いやお前解釈違いって言いながらかなり本気で欲しかったんじゃん」って草生えましたけども。とりあえず具体的にお迎えについて検討はしておりませんでした。
風向きが変わったのは2021年、最推し鶴丸国永のドールをポチった頃です。あっここまで三日月の話をしていましたがワイ審神者の最推しもとい主祭神は鶴丸です。審神者になって7年、鶴丸絡みでマジでいろいろあったので心の底から神様として信仰しています。それはさておき。
鶴丸もDOLKからの発売だったので、受注開始と共に「キャラドはいいぞ」といろんなとうらぶキャラドの写真がTLに流れてきました。その中に一体、ものすごく心惹かれる三日月ドールがいたのです。佇まいも表情もやわらかく優雅で、これまで見た中で一番理想に近い三日月宗近。こんなに可愛くて美しい三日月は見たことない、素体どこのかなと調べた結果分かったのは「DOLK三日月、メイクカスタム済み」という事実。
えっマジであの三日月!??!?と雷に撃たれたくらいの衝撃が走ったのと同時に、あっやっぱりあのメイクが…というか眉がネックだったんだなとここでようやく明確になりました。
三日月宗近、戦闘立ち絵では確かに凛々しい吊り眉なんですが、通常立ち絵ではおっとりとした平行〜やや下がり眉なんですよ。そして普段よく目にするのは通常の方なので公式の吊り眉メイクには違和感があったと。
解釈違いの理由が判明してなるほどな〜〜と腑に落ちるのと同時に、「じゃあ三日月お迎えしてセルフメイクすりゃいいじゃん…?」と悪魔の囁きが聞こえた気がしました。この時既にドールオーナー歴15年ほど、セルフメイクのお嬢さんをかわいがってるのでメイク道具一式が揃っています。ただ、青年ドールのメイクをしたことは一切なく、何よりも鶴丸お迎えキメたばっかで先立つものが何もない状態です。「お迎えしたい」と思った、その最高のタイミングで三日月の三次受注が始まったというのに涙を呑んで見送るしかありませんでした。

その日


そして今年2022年、10月。
夏に一次受注分のDOLK鶴丸が届いたのもあって、ついったにはちらほら鶴丸と三日月を並べた写真も流れてきていました。それを見るたびに「やっぱり三日月欲しい、二人一緒に並べたい、なんならもう三日月お迎えする夢まで見たそういう予定一切立ってねえのにな!!」とジワジワ思い詰めが激しくなっていた頃合いでした。
ちょうど刀剣乱舞のオケコンが開催されることもあって上京し、「ついでにうちのこ用になんかお土産買ってこ〜」と軽い気持ちでDOLKに寄った、その日。おめめを選びながら「春に鶴丸が来るんですよ〜」と店員さんと雑談していたらとんでもねえ不意打ちを食らったのです。

「実は明日から三日月さんの店頭販売が始まるんですよ」

ファッ

「せっかくなのでお顔見て行ってください」

ファッ!??

えっマジでいいの??!てか三日月いるの今ここにほんとに三日月だーーーーかわいい!!!!!


お店で撮らせてもらった時の。実物は5000000倍くらいかわいい

実際の三日月ドールを見たのはこの日が初めてでした。DOLK店舗を含めて何度か展示はされていたのですが、たまたま機会がなかったので。初めて見た生の三日月はとてもかわいくて、うつくしくて、格好よくて。存在感はあるけど優しげだから圧は感じない。私がかつて思い描いた「優美でありながら力強く、どこか可憐で茶目っ気のある三日月宗近」が、ドールのかたちを取ってそこにいました。
今当時のインパクトをつらつらと文章にしていますが、実際その場では「かわいい…」「えっ待って顔がいい…」「しゅごい…」しか言えてません。語彙とか死ぬに決まってんだろAPP18超えの美貌を前にして脳みそ破壊されてんだよこっちはよ。てかほんとド好みすぎたうっそだろあの解釈違いメイクと全然顔違くね…???

横顔がとてもきれい


店員さんに許可をいただいて三日月の写真を撮り、本来の目的だったお嬢さんへのお土産を買い、オケコンに向かう間ずっと「三日月…かわいい…きれい…」と呆然としていたのは確かです。神話生物級にうつくしい天女が出し抜けに目の前に現れたら誰だってそうなると思う。そう考えると天の羽衣の主人公スゲーな。秒で羽衣隠しちまえって思いついた思考の回転速度只者じゃねえよ。何の話だっけ?
オケコン最中はそちらにどっぷり浸っていたのでよかったのですが、おうちに帰って一夜明けた私の脳裏をよぎるのは三日月のことばかり。写真を何度も見返し、公式サイトと見比べ、何がそんなにドツボに刺さったのかを分析して「私が昨日見た個体は平行眉で優しげなメイクだったんだな」という結論に達し…鶴丸ドールが来るまでの残り5ヶ月を一緒に待ってほしかったのと、何よりフォロワーに背中を押されたこともあって翌10/9に開店直後のDOLKに駆け込んでお迎えしました。一目で魅入られた、正にあの三日月でした。

三日月宗近のいる生活

と書くとなんか「丁寧な暮らし」っぽいですが全然そんなことはありません。日々クソみたいな労働に追われてインスタントな暮らしをしています。ただ、おうちに帰ったら穏やかにポヤポヤ笑ってる三日月がいる。それだけです。

睫毛増量しました
ぬいを群がらせたくなる

ただそれだけだけど、最高の贅沢をしているなあ…とものすごくしあわせな気持ちでいます。解釈ド一致メイクのマジ好みな顔したキャラがドールになってここにいる。かわいい。労働はクソですが三日月に素敵なおようふくやとびっきりのアイを用意したいという目標があるので前向きな気持ちでいられます。とか思ってたら先日DOLKから内番着製作決定のタイミングよすぎるニュースがあって顔面草まみれになりました。やっぱり今回のお迎え何者かに図られてる気がするんだよなあ!!!! 何者かっていうか、鶴丸国永おまえにな!!! すごいな最推し。これ三日月のお迎えエピソードなのにどうあがいても匂わせみたいになるわ…

文章自体も内容もとっ散らかっててアレなんですけど、とにかく「推しのキャラドがいると満足感と幸福度がレベチ」ってことが伝わってたらいいな〜と思います。

金木犀の季節に来たひと
春になったら来る君へ

DOLK三日月、一生好きです。大事にします。

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