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自宅療養と日ごろの備え

コロナに感染した。

このところの感染拡大で、いつかは自分も感染するだろうと思ってはいたが、いざ感染すると心と備蓄品などの準備ができていなかったことを痛感した。

回復しつつあるこのタイミングで、諸々記録しておこう。

私は関東某所でパートナーと暮らしている。私の職場でコロナ感染者が出たため、念のためPCRを受けたところ、陽性だった。

コロナワクチンを接種したばかりだったこともあり、倦怠感や微熱などの症状はそのためだと思っていた。なので、今回の陽性はちょっとびっくりしたと同時に、「今なの?」というショックがあった。

陽性が確認されてからは保健所からの連絡を待つべしとの病院からの指示を受ける。が、保健所もパンク状態なのか連絡は3日後となった。その頃既に熱発し、38~39度をいったりきたりしていた。

ワクチン副反応の腕が痛い症状に高熱で何もやる気が起きない。

自分自身も辛いが、世話をしてくれている同居人のことが気がかりで仕方ない。

ちょうど、数日前に「この状況下でコロナに感染したらもう仕方がないこと。ひとりなったらふたりなるものと考えよう。」という話をしていたばかりだった。

結果、同居人も感染し、お互い少し動ける時間にお互いの世話・自分の世話をするというスタイルで自宅療養をしている。

ちなみに私の家は、感染者を隔離できる間取りではない。隔離用のホテルの手配をお願いしたが、この状況で入所できる見込みはないなと最初から諦めていた。

感染拡大により行政も手が回らないのは仕方がないことかもしれないが、正直「自宅療養中に死んでもおかしくないな。」と思ってしまった。

現在私・同居人共に回復しつつあります。

ここで、もう二度とコロナになりたくないという気持ちで、コロナ療養中に欲しかったもの・あって良かったものを記録する。

①粉のスポーツドリンク→甘いものが苦手で市販のスポドリをたくさん飲めない私には、好みに合わせて濃さを調整できるのが良かった。
②冷凍ごはん→鍋に水とチンしたごはん入れて煮ればとりあえずお粥ができる。熱発時は米を炊く作業もやる気が起きない。
③体温計の電池→購入時の電池はあまり使わないうちに消耗してた。
④保冷剤→ケチケチ取っておいてよかった。本当は専用品がいいかもしれないが、とりあえずわきに挟んだり首に巻いたり大量に使った。
⑤ゼラチン→奇跡的に発見。食欲がない時に酒を割る用のジュースをゼリーに。
⑥ストロー→起き上がって飲み物を飲むのが辛かった。コンビニでもらったものを捨てずにストックしておけばよかったと後悔。
⑦冷凍のカット野菜→プレーンお粥に飽きたころ追加。気休めでも栄養を取っているという気持ちになった。
⑧粗品のタオル→汗を大量にかくのでとりあえず濡らして身体を拭いたり。汗拭きシートは冷感作用が寒すぎた。いちいち洗濯してられないのでペラペラのタオルがあって良かった。                    

このあたりが、私があって良かった・あったら良かったと感じたものです。

栄養ドリンクやゼリー飲料などはネットショッピングで購入できるが、細々したものは必要数だけ購入するのは難しく、家にあって良かったと思うので、今後も災害・コロナに備えてある程度は捨てずにとっておこうと思う。

自宅療養は不安な気持ちでいっぱいになる。しかし、自分で自分を守るしかない状況下では、日ごろの備えが役立つのだと身に染みた。命を守るためにも、家庭内に緊急用グッズの配備をしっかりしておこう。

最後に、、コロナに感染して高熱が何日も続いたりと、想像以上に辛い日々でした。自分にできる最大限の感染予防をして、少しでも多くの人がコロナに感染しないようにと願います。

また、医療関係者の皆様、保健所などで対応をしていただいている皆様、本当にありがとうございます。


※筆者は医療関係者ではなく、特別な知識はありません。あくまでも自宅療養する一般人としての所感を記録しています。

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