追い込まれたIAN|J6s vs T8o|テキサスホールデム|ポーカー データベース
今回の記事は、World Poker Tour Rolling Thunder Main Event Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )
テーマは、「追い込まれたIAN」です。
ブラインドは、60K/120K/20Kです。
<プリフロップ>
ハンドがT8oのDAVIDは300Kのレイズを仕掛けます。
ハンドがJ6sのIANはコールを選択します。
プリフロップの勝率は、DAVIDが41.2%、IANが57.4%です。
<フロップ>
フロップのカードは、8♡、J♡,7♡です。
なんとウェットなボードなのでしょう。
ボードに3枚の♡が落ちました。
DAVIDはフラッシュドローかつ8ヒットです。
そして、Jのペアを完成したIANはトップヒットです。
IANはチェックを選択します。
DAVIDもドローを待つために、チェックを選択します。
(そんなにテーブルを叩かなくても・・・)
フロップの勝率は、DAVIDが57.9%、IANが41.2%です。
<ターン>
ターンのカードは、T♣です。
お互い、相手が9を持っていたらストレートとなるカードです。
そんな中、DAVIDがツーペアを完成させます。
ここで、IANはポット640Kに対し、300Kのベットを仕掛けます。
コールするためにDAVIDが必要な勝率は、単純計算、25%と言ったところでしょうか。
DAVIDは、コールします。
ターンの勝率は、DAVIDが77.3%、IANが16%です。
<リバー>
リバーのカードは、K♢です。
相手がAQを持っていたらAハイストレートとなります。
いやなボードですね。。。
ストレートは以下の3パターンです。
・Aハイストレート(ハンドAQ)
・Kハイストレート(ハンドQ9)
・Jハイストレート(ハンド9X)
IANは、ストレート及びKヒットを警戒し、チェックを選択します。
一方、インポジションのDAVIDはポット1240Kに対し、450Kのベットを仕掛けます。
これには、IANも困った表情を見せます。
ここで、IANの立場に立って、DAVIDのアクションを整理してみましょう。
1. プリフロップはオリジナルレイザー
2. フロップは、チェック
3. ターンは、コール
4. リバーは、オープン
役が完成しているストーリーですね。
特にリバーのオープンは効いてます。
降りるべき状況です。
IANはJペア一本で勝負するには頼りないハンドです。
ストレート、フラッシュ、Kペア、セット、ツーペアなど、Jペアよりも強い役は多く有ります。
しかし、IANはコールを選択しました。
DAVIDの勝利です。
IANほどのプレイヤーでも、ツーペアは読めないと考えると、ポーカーというゲームは、非常に良く出来ているゲームだなと心底思います。
さあ、DAVIDが1位に君臨しております。
IANは追い込まれました。
これからの戦いが注目です。
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