キャプチャ

JOEの賭け|Q? vs A7s|テキサスホールデム|ポーカー データベース

今回の記事は、World Poker Tour Rolling Thunder Main Event Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )

テーマは、「JOEの賭け」です。

ブラインドは、60K/120K/20Kです。

<プリフロップ>

ハンドがQ?のJOEは250Kのレイズを仕掛けます。

ハンドがA7sのDAVIDはコールを選択します。

<フロップ>

キャプチャ

フロップのカードは、4♡、J♡,5♠です。

ボードに2枚の♡が落ちました。

DAVIDがフラッシュドローとなります。

フラドロだけではありません。

1オーバーなので、アウツは、

フラドロ9枚、1オーバー3枚の計12枚です。

ここで、DAVIDがポット680Kに対しベット400Kを仕掛けます。

それに対し、なんと1985K のJOEがオールインを選択しました。

一体、JOEのハンドはなんなのでしょうか。

DAVIDの勝率は単純計算で48%あります。

コールは、ほぼ50:50のじゃんけんです。

しかしなんと、DAVIDはコールしました。

JOEのオールインはトップヒットしたという意思表示だったにも関わらず、DAVIDは勝率48%でコールしました。

痺れますねー。男気溢れるコールです。


さて、ショーダウンです。

なんとJOEのハンドはQ9s!

完全なブラフオールインでした。

トップヒットでフラッシュドローを警戒したオールインを装ったのでしょう。

JOEの渾身のギャンブル(賭け)です。

しかし、DAVIDはコールを選択しました。

こちらもなかなかの賭けでした。

フロップの勝率は、DAVIDは86%、JOEは14%です。

JOEのアウツはQの2枚、9の2枚、計4枚のみです。


<ターン>

ターンカードは、K♣です。

JOEがT待ちのガットショットストレートドローになります。

バックドアストレートドローは決められるのでしょうか。

ターンの勝率は、DAVIDは84%、JOEは16%です。

<リバー>

リバーのカードは、4♠でした。

DAVIDがAハイで逃げ切りました!

なんとJOEが除外されました!

ああああ、あんなにチップを持っていたJOEが転落するなんて・・・

ポーカーは時として残酷です。

しかし、"This Is Poker."(これがポーカー)です。

トーナメントは、IANとDAVIDのヘッズアップとなりました。

さあ、優勝は誰の手に!?


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