ブラフレイズ|A6o vs T8s|テキサスホールデム|ポーカー データベース
今回の記事は、888poker WPT 500 London Aspers Casino Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )
テーマは、「ブラフレイズ」です。
ブラインドは、150K/300K/50Kです。
<プリフロップ>
ハンドがA6oのGETNETはレイズ675Kを選択します。
キッカーが小さいAのハンドという意味で、スモールAXという表現を英語圏の人たちは言いますが、このようなハンドは人数を絞らないと勝率が低いために、強いレイズを行うプレイヤーも多いです。
一方、ハンドがT8sのCHARLESはコールを選択しました。
スーテッドギャップコネクターなので、コールで十分です。
プリフロップでの勝率は、CHARLESが46%、GETNETが54%です。
<フロップ>
フロップのカードは、2♡, 8♢, Q♢です。
CHARLESがセカンドヒットしました。
Aヒットを狙っていたGETNETは滑りました。
非常に不利な状況です。
CHARLESはQを警戒してチェックを選択します。
GETNETもチェックを選択します。
救われましたね。
フロップでの勝率は、CHARLESが93%、GETNETが7%です。
<ターン>
ターンのカードは、2♠です。
ボードに2枚目の2が落ちました。
CHARLESが仕掛けます。
ポット1700Kに対し、450Kのベットをしました。
ポットのおよそ25%のベットです。
オッズは、約6倍です。
必要な勝率は16%程です。
GETNETのシチュエーションは1オーバーのみなので、アウツは3枚、リバーでドローする確率はおよそ6%です。
単純に考えたら、オッズに合いませんので、フォールドを選択することが正しい選択です。
一方で、私のTwitter(@casinochannel_)でこのときのアクションをアンケート調査した結果は、コールが一番多かったです。
しかし、GETNETはレイズ1100Kを選択しました。
レイズするためのチップを整える姿は非常に落ち着いてます。
レイズできたのは、GETENETがチップリーダーだったからという単純な理由だけではないと私は思います。
ここで、一つ前に投稿したGETNETのプレイを引き出させてください。
こちらも、リバードローは1オーバーのみでしたが、GETNETはコールを選択しました。
今回のGETNETは、レイズを選択しています。
この2つのアクションの違いはどこから生じたのでしょうか?
結論から申しますと、ボードテキスチャーの違いです。
前回のゲームは、ボードテキスチャーが非常にウェットで、フラドロだけでなくストドロのパターンがいくつも有りました。
しかし、今回のゲームは、フラドロのみです。Q-8のストレートの線もありますが、リバーブラフとしては非常にわかりにくいブラフとなります。それだけでリスキーです。
その代わりに、2が2枚落ちています。
この2の2枚が落ちていることがレイズを選択したことに決定的な要素となったはずです。
また別の動画ですが、以前の動画に、典型的なブラフの型のひとつを紹介したものがありました。
こちらも、2枚目のカードがボードに落ちたタイミングでブラフが成功しております。
セットを完成する確率は全体で1%弱だというのに、多くのポーカープレイヤーはコールができないのです。
このブラフを応用すると、GETNETはベット金額2.5倍のレイズを選択するほうが勝率が高いということが導き出せるのです。
CHARLESはフォールドを選択しました。
GETNETの勝利です。
このゲームにより、チップリーダーのGETNETのスタックは、38BBとなりました。
いかがだったでしょうか。
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