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インポジションの優位性|Q4s vs 64o|テキサスホールデム|ポーカー データベース

今回の記事は、888poker WPT 500 London Aspers Casino Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )

テーマは、「インポジションの優位性」です。

ブラインドは、250K/500K/75Kです。

<プリフロップ>

SBでハンドがQ4sのDWAYNEは1050Kのレイズを選択します。

マージナルなハンドなので、GARYのブランドを意識したレイズでしょう。

スチールとしてはあまり適さないハンドです。

これに対し、BBでハンドが64oのGARYは、コールを選択しました。

プリフロップでの勝率は、DWAYNEが69.1%、GARYが27%です。

<フロップ>

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フロップのカードは、2♢, Q♢, A♢です。

ボードに3枚の♢が落ちました。

DWAYNEはQヒットしました。

DWAYNEは♢とAを警戒して、チェックを選択します。

GARYも同様、チェックを選択します。

フロップでの勝率は、DWAYNEが93.6%、GARYが1.8%です。

<ターン>

ターンのカードはK♢です。

なんと4枚目のダイアがボードに落ちました。

会場がまたざわめき始めました。

「まさか、また・・・」

DWAYNEとGARYはチェックを選択します。

ターンでの勝率は、DWAYNEが79.4%、GARYが0%です。

<リバー>

リバーのカードは7♠です。

ボードフラッシュはならず。

しかし、依然として、フラッシュのブラフは有効です。

DWAYNEはチェックを選択しました。

ここで、GARYが仕掛けます。

ポット、2325Kに対し、500Kのベットを仕掛けました。

ポット比率で言うと約25%弱しかありません。

ここでのベットは2通りの意味が含まれてDWAYNEのに伝わるでしょう。

1つ目が、フラッシュを完成していること、

2つ目がKヒットしていることです。

2つ目はAと♢を警戒してターンではベットできなかったようにも見えますので、

説得力は増します。

DWAYNEは長考します。

DWAYNEは3番目のヒットです。

まず、GARYが1枚♢を所持していたら、ターンで勝負を仕掛けないと、

リバーでチョップの可能性もあるため、辻褄が合いません。

よって、GARYがフラッシュを完成していることは選択肢から外れます。

よって、AかKのどちらかがヒットしていることを検討したほうが良いでしょう。

もしくは、それ以外のツーペアやセットの可能性も無きにしもあらずです。

Qヒットはこのボードテキスチャー上、決して強いランクではないため、フォールドしても問題ないと思います。

リバーでのGARYのベットサイズが小さいことはバリューを少しでも上げるためにも実行することがあるため、単純にベットサイズが小さいからと言ってブラフをしているとも言えません。

Twitterでのアンケートでは、以下のような結果となりました。

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コールとレイズを一つとすると、フォールドと五分五分ですね。

ブラフキャッチをするかはプレイヤーによって別れるということでしょう。

結局、DWAYNEは、フォールドを選択しました。

GARYの勝利です。

やはり、ポーカーはインポジションが有利ですね。


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