98o vs J9o|テキサスホールデム|ポーカー・データベース|驚愕のブラフ
今回の記事は、World Poker Tour Lucky Hearts Poker Open Final Table 2018の1ゲームを紹介します。
テーマは、「効果的な非常識プレイ」です。
ブラインドは、40K/80K/10Kです。
<プリフロップ>
ハンドが98oのANDYは、BB80Kに対しコールします。
それに対し、ハンドがJ9oのNESSはオプションでチェックします。
プリフロップでの勝率は、ANDYが25.4%、NESSが68.9%です。
<フロップ>
フロップは、Q♢・8♣・3♠です。
ボードはレインボーです。
ANDYがセカンドヒットしました。
ANDYはポット200Kに対し、160Kのベットを仕掛けました。
ここで、NESSがとんでもないプレイをします。
ノーヒットで6850Kのオールインです。
ファイナルテーブルが始まって間もないです。
ここでの非常識プレイはどうなるのでしょうか。
ANDYが相当困っています。
ここで、ANDYの立場になって、NESSのアクションを整理してみましょう。
1.プリフロップはチェック
2.フロップ、オールイン
異常です。何回考えても異常です。
プリフロップはBBでチェックして、フロップでオールイン???
新しいスチールでしょうか?
確かに、ボードはドライなボードですが、もし相手がQヒットしていたら、オールインはオッズに合わないような気がします。
しかし、ANDYが考えなければいけないのは、NESSがモンスターハンドあるいはセットを完成させた可能性です。
ですが、いずれにせよ、フロップでオールインはバリューを下げるような行為でもあります。
これは、まさしく効果的な非常識プレイなのではないでしょうか。
ANDYは混乱状態です。
ヘッズアップで、両者がトップヒットかつセカンドヒットとなる確率は数パーセントです。
確率論的な話でいうと、ブラフである確率の方が高いでしょう。
しかし、あなたはコールできるでしょうか?
フォールドすればちょっとのチップの損失で終わるのです。
これは、凄まじいブラフです。
結局、ANDYはフォールドしました。
あなたがANDYだったらどうします?
↓Youtubeのチャンネル登録お願いします!↓
+++++++++++++++++++++++++++
+++++++++++++++++++++++++++
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?