TT vs AJo|テキサス・ホールデム|ポーカー・データベース|あなたがハンドTTのとき、オールインにコールしますか?
今回の記事は、WPT Canadian Spring Poker Championchip Final Table 2016の1ゲームを紹介します。
テーマは、「オールインコール」です。
ブラインドは、25K/50K/5Kです。
<プリフロップ>
ハンドがA6oのTHOMASは、BB50Kに対し100Kのレイズをします。
それに対し、ハンドがTTのSETHはコールします。
しかし、ハンドがAJoのTONYは、オールインを選択しました。
次々とプレイヤーがフォールドしていきます。
THOMASもフォールドしました。
SETHの番です。
TTというのは個人的に非常にオールインしづらいカードです。
なぜならたいていのプレイヤーがプリフロップでオールインする場合、
QQやKK、AAなどのモンスターハンドの場合が多いのです。
そのようなモンスターハンドとTTが勝負することになったら、確率的に非常に不利であることは自明です。
相手のハンドレンジやプレイスタイルから正確に情報を読み取り、オールイン・コールを判断しなければなりません。
幸いなことに、SETHはスタックがTONYよりも多いので、余裕も若干あります。
今回は、オールイン・コールをするに至ったのもその理由でしょう。
プリフロップでの勝率は、SETHが56.2%、TONYが43.3%です。
ノンペアハンドよりもペアハンドの方が、若干ですが勝率は高いのです。
<フロップ>
フロップは、4♡・5♣・Q♡です。
TONYは滑りましたね。
フロップでヒットしなければ非常に不利です。
<ターン>
ターンは、3♢です。
残すは、リバーのみ。
<リバー>
リバーは、K♠です。
SETHの勝利です。
ほぼじゃんけんの勝率で、かつモンスターハンドの危険性があったにもかかわらず勇敢にオールインコールに挑んだSETHは立派でした。
↓Youtubeのチャンネル登録お願いします!↓
+++++++++++++++++++++++++++
+++++++++++++++++++++++++++
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?