ハイレベルのブラフ対決|Q9o vs KQs|テキサスホールデム|ポーカー データベース
今回の記事は、888poker WPT 500 London Aspers Casino Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )
テーマは、「ブラフ」です。
ブラインドは、100K/200K/25Kです。
<プリフロップ>
ハンドがKQsのGARYは485Kにレイズします。
大きめのサイズのレイズをしました。
一方、BBでハンドがQ9oのGETNETは950に3-BETします。
リスチールを謀ったのでしょう。
Snowie的にはQ9oで3-BETはしないほうが良いとされています。
ここは、人間と人工知能(AI)の感覚の差だと思われます。
さて、3-BETに直面しているGARYはどうすればよいでしょうか。
これもSnowieで確認してみました。
Snowie的には、コールしても問題ないようです。
GARYもコールを選択しました。
プリフロップでの勝率は、GARYが74.1%、GETNETが23.5%です。
<フロップ>
フロップのカードは、A♣、J♢、6♢です。
両者、滑りました。
しかし、GARYはAハイのガットショットストレートドローです。
ここで、GETNETがポット2150Kに対し、550Kのコンティニュエーションベットを仕掛けました。
ポット25%のブラフベットです。
オッズは6倍となるので、GARYが必要な勝率はおよそ16%。
リバーまでにガットショットストレートドローが決まる可能性は、アウツがTの4枚ということで、丁度16%です。
GARYはコールを選択しました。
GETNETは、ブラフするには、少しベットサイズが少なかったですね。
フロップでの勝率は、GARYが81.3%、GETNETが15.5%です。
<ターン>
ターンのカードは、9♣です。
ここで、GETNETが9ヒットし、チャンスが到来します。
しかし、コールされたので、警戒しているのでしょう。
GETNETはチェックを選択しました。
このチェックをGARYは見逃しませんでした。
ここで、GARYは勝負に出ます。
ポット3250Kに対し、1190Kをベットします。
ブラフです。
ガットショットストレートドローを狙うのであれば、チェックを選択するはずですが、リバーを迎えるよりも、ブラフで下ろしたほうが勝つ確率が高いと経験上判断したのでしょう。
さて、ここで、GETNETの立場に立って、GARYのアクションを整理してみましょう。
1. プリフロップはオリジナルレイザー
2. フロップはコール
3. ターンはオープン
強いストーリーです。ストーリーに矛盾がありません。
9ヒットしているGETNETですが、ハイカードにJとAが落ちてますので、コールするにはリスクが大きすぎます。
GETNETはチップを数える芝居を見せながらも、フォールドを選択しました。
GARY、ナイスブラフです。
これにより、GARYが1位に踊り出ました。
トーナメントは残り6名。
優勝は誰の手に。
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