上手にフォールドする方法|KJo vs Q8o|テキサスホールデム|ポーカー データベース
今回の記事は、World Poker Tour bestbet Bounty Scramble Final Table 2017の1ゲームを紹介します。( @here )
テーマは、「上手にフォールドする方法」です。
ブラインドは、20K/40K/5Kです。
<プリフロップ>
ハンドがKJoのPAULは、90Kをレイズしました。
ハンドがQ8oのDARRENはコールします。
プリフロップでの勝率は、DARRENが34.4%、PAULが64.9%です。
<フロップ>
フロップは、A♠、Q♢、T♢です。
なんとPAULはAハイストレートを完成させました。
ナッツです。
しかも、DARRENはQヒットしております。
DARRENはPUALのストレートに気づけるのでしょうか。
DARRENはチェックを選択しました。
ここで、PAULはポット220Kに対し、105Kのベットを仕掛けます。
ポットの約半分です。
DARRENはコールし、ついていきます。
プリフロップでの勝率は、DARRENが2.9%、PAULが96.2%です。
DARRENが勝つには、フルハウスか、クワッズを完成させるほかありません。
<ターン>
ターンのカードは、5♠です。
この時点で、PAULの勝利が確定です。
DARRENはチェックを選択します。
おそらく、Aを警戒しております。
PAULはポット430Kに220Kのベットを仕掛けます。
また、ハーフポットでベットです。
大分、じわじわと引き出そうとしているのでしょう。
DARRENはここで考えます。
1.プリフロップでオリジナルレイザー
2.フロップでオープン
3.ターンでオープン
一貫して強いストーリーです。たとえ相手がブラフでコンティニュエーションベットだとしても、コールしずらいストーリーです。
ボード的にも、フロップでハイカードが出たことを考えると、少なくともAと絡んだ役を完成させていることは確実なアクションストーリーでしょう。
ここは無難に、フォールドすることをお勧めします。
DARRENは、考えた末、フォールドしました。
ナイスフォールドです。
前回と引き続き、いい負け方です。
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