ツーペアの戦い方|64s vs A9o|テキサスホールデム|ポーカー データベース

今回の記事は、World Poker Tour Rolling Thunder Main Event Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )

テーマは、「ツーペアの戦い方」です。

ブラインドは、50K/100K/15Kです。

<プリフロップ>

ハンドが64sのIANは200Kのレイズを仕掛けます。

スーテッド・ギャップ・コネクターですが、レイズで入り、強いことを主張すると、のちのちブラフが効くので便利です。

ハンドがA9oのDAVIDは500Kに3-BETしました。

プリフロップからバチバチです。

IANはコールを選択します。

プリフロップの勝率は、DAVIDは59.3%、IANは40.3%です。

<フロップ>

フロップのカードは、Q♣、4♡，A♠です。

DAVIDはトップヒットします。

IANはボトムヒットです。

DAVIDはチェックを選択します。

潜りました。

IANもチェックで返します。

フロップの勝率は、DAVIDは82%、IANは18%です。

<ターン>

ターンカードは、なんと6♠です。

IANがツーペアを完成します。

DAVIDはポット1095Kに対し、400Kのベットを仕掛けます。

IANは、ハンドを確認します。

オールインを選択しました。

ナイスオールインです。

これには、DAVIDも困り果ててしまいます。

折角のトップヒット、しかも、フロップで潜っておりましたので、釣りかけた魚を逃してい待ったようなものです。

DAVIDはフォールドしました。

ナイスフォールドです。

IANのプレイについて、一点、学べることがあります。

ツーペアとなったとたんに、オールインを選択する。

これは、いいアイデアだと思いました。

ツーペアといえども、微妙なハンドであることは間違いないでしょう。

リバーで相手がツーペアをドローしてしまう可能性もあります。

よって、早いところ降ろして、利確しておくのも有効な手段です。

IANはこのゲームにより＋980Kのチップを得ることに成功しました。

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