QQ vs TT|テキサス・ホールデム|ポーカー・データベース|ショート・スタック戦略はリスキー
今回の記事は、WSOP2016の1ゲームを解説いたします。
ショート・スタック戦略のリスクについて、お話していきたいと思います。
今回の主人公は、FARRELLです。
現在、彼のスタックは3420Kで、最下位の8位となっております。
7位との差は、1530Kとなり、ショート・スタック戦略のひとつとして、スチールでブラインドやアンティを得るだけでも650Kあるので、7位との差を埋めることができます。
良いハンドがあれば、オール・インし、勝てば2倍、3倍・・・と一気に、上位にあがることが出気ます。
ポーカーでは、スタックが少ないことや、最下位であったとしても逆転のチャンスが有り、決して諦める必要はないのです。
<プリフロップ>
FARRELLは、アーリーポジションでありましたが、ハンドがTTであったため、
オール・インを仕掛けます。
VSランダムハンドでの、TTのプリフロップでの勝率は75%とオール・インに十分な勝率です。
ポーカーにまつわる動画を配信しております。左隣のGREENは、これを受け、すぐにフォールドしました。
順調に、人数を減らせております。
しかし、2人目のMACKEEHENのハンドにて、モンスターハンドが引かれてしまいました。
QQです。
レイト・ポジションにあるMACKEEHENは、余裕をもって、オール・インします。
ここで、オール・イン・コールでなく、オール・インを選択したことは、正しい選択です。
オール・イン・コールとオール・インの違いは、以前の記事をご参考ください。
他のプレイヤーはフォールドし、ヘッズ・アップです。
この時点での勝率は、MACKEEHENが81.8%、FARRELLが17.7%と、雲泥の差となりました。
アーリーポジションでのポケットのオール・インは本当にリスキーですね。
QQ/KK/AA以外は、アーリーポジションでのオール・インは、控えたほうが良さそうです。
<フロップ>
フロップは、J♡・2♣・2♠です。
FARRELLのアウツはTの2枚のみとなり、勝率は9%です。
<ターン>
ターンは、4♡です。
FARRELLの勝率は5%です。
<リバー>
リバーは、4♠です。
MACKEEHENの勝利となりました。
私も、経験上、ショート・スタック戦略を試した時に、ロー・カードのポケットで
オール・インしても、ハイ・カードのポケットでひっくり返される場合が、よく有りました。
ロー・カードを引いてしまった場合、オール・インを我慢し、一旦、フロップまで見ることをおすすめします。
フロップでのオール・インはとても危険なので。
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