黒田直美

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美濃焼の産地「多治見」で、 インバウンドを考えてみた!

夏の風物詩のひとつ、風鈴。あのカランカランという音を聞くと、夜祭りの縁日にドキドキしていた幼い頃の記憶が蘇ってきます。 風鈴といえば、ガラスを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、岐阜県多治見市の風鈴は陶器。 やきものの産地ならでは、と言えます。 名古屋駅からローカル電車、中央本線に乗って約40分。意外と近いのです!  さて、多治見駅を降りて、ぶらぶら歩くこと10分、かつて職人や商人が往来したであろう古い街並みの続く本町オリベストリートでは、8月いっぱい「ふうりん夢散歩

    • 「ハピラインふくい」に乗って、山中温泉に行ってみた

      週一であげるつもりが、月一になりそうな、すでに怠惰なnote😓。 ローカル線を乗り継いでいく、スローな旅の提案として始めた「旅ノオト」。 今回は仕事を絡めて、名古屋からはちょっと遠い福井経由で加賀温泉、金沢まで行ってきました! 正直、仕事は取材1時間、あとは、ほとんどローカル電車に乗っていました。鉄子か! でも、夏休み期間だったから、普段はあまり触れ合えない高校生がたくさん乗車していて、なんだか私まで青春時代にタイムスリップした気分に😆 その電車とは、名前もかわいい「

      • 琵琶の音色に誘われて、琵琶湖に行ってきました!

        現在、放送中の大河ドラマ「光る君へ」の中では、主人公まひろ(紫式部)が、月夜に琵琶を弾くシーンが何度か出てきます。 今まであまり意識したことがなかったけれど、琵琶の音色って、独特な響きで、忘れがたい切なさや悲しみとともに月へと誘ってくれそう。 そんなことを考えていたら、琵琶湖に行きたくなってしまいました。琵琶の形に似ているからと名づけられた日本最大で、最古の湖。山々に囲まれた、あの静かな湖面は、琵琶の音色と響き合っていて、心が落ち着きそう! 琵琶湖といえば、近江八幡。私

        • あなたにとって旅の「音」ってどんな音色ですか。

          旅は五感を刺激してくれるもの。なかでも私は、その時、耳の奥に残る「音」に強く感情を揺さぶられます。 音は、その地域の風景と密接に関わっていて、旅の記憶と響き合っていたりします。そんな思いから、この旅の記録を「旅ノオト」として、書きためていこうと思います。 こんにちは。 「旅をしながら生きていたい」がキャッチフレーズのライター・くろりんです。 仕事がら、あちこち取材で出かけることが多いのですが、50歳を過ぎたころから、特別な時間や非日常を求める旅ではなく、暮らしの延長の