【第二夜】Lカイドウは2弾「頂上決戦」環境でもやっていけそうか。
どうも、ワンピカードプレイヤーのみすてぃぼーやです。
今回のテーマは、スターター環境からカイドウを握り続けてきた人目線から考える、「Lカイドウは二弾環境でもやっていけそうか。」です。
今回の記事はかなり短めになるかもしれませんが、自分なりに思ったことを率直に書いていきますので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
1.1弾環境までのカイドウから考える。
2弾環境について考える前にまずは1弾環境のカイドウについて軽くまとめていきます。
1弾環境のtier1デッキの代表は間違いなくカイドウだったと感じています。
カイドウを最強にしていた存在は6,7コストキングや9,10コストカイドウといった大型のキャラクターカードや、鬼ヶ島という強すぎるステージの存在はもちろんですが、それ以上に中コスト帯のパワーの高い、優良効果もちブロッカーの存在が大きかったと個人的には感じています。その中でも特に5コストクイーンは当時のブロッカー界では頭一つ抜けた性能だと思っています。
他の色では、そもそも珍しい中コスト帯の効果持ちブロッカーは、大体パワーが5000でした。その中で5コストクイーンは6000のブロッカー、さらにハンドを1増やすだけでなく、いらないカードの処理もできる。このクイーンの存在もLカイドウを最強とするうえで欠かせない存在だったように思います。
また、低コストブロッカーでフラッシュカウンターがついているカードが二種類あることも大きな要因でした。前回紹介した、CS優勝のLカイドウで採用されていたように、マリアひぐらしの2種類採用ができるというのも強みでした。さらにひぐらしに至っては、ほかの色の同じようなブロッカーたちと違って、パワー3000。攻撃することも可能な低コストブロッカーとして重宝されていました。
こういった理由からカイドウは、唯一無二の性能があり他を寄せ付けない強さを誇っていました。
・前回の話と少しリンクさせて考える。
では、前回の話とリンクさせて考えると、Lカイドウデッキは強いといっても様々な型がありました。ではどの型が強かったのかという話をしていきます。
1弾環境で存在していたカイドウの種類を大きく分けると二つになります。(前回の記事で挙げたものは細分化したものになります。)
1つは、10コストカイドウ型
もう1つは、9コストカイドウ型
になります。ここでいう型というのは、どのカードをフィニッシャーとして採用していて、どのカードに重きを置いているかということです。
1弾環境でメタとなっていたのは、圧倒的に10コストカイドウ型でした。理由としては単純で、
10コストカイドウがあまりにも強いから
です。すごくわかりやすい理由ですよね。なぜ強かったのかというと、カイドウに対する返しがないことが明確な原因でした。10コストカイドウを出されると盤面を一掃されてしまい、それまで頑張って少しづつ展開していたカードたちがいなくなってしまいます。1弾環境ではそれほど展開力の高いカードたちはなく(しいて言えば赤緑ローぐらい)、さらに12000のパワーは誰も突破することができない大きな壁でした。そのため、10コストカイドウを出された後の返しが苦しく、何ターンか長引かせてやっとトントンの盤面を作ったり、ハンドが枯渇するまでカードを要求されることになりました。
こういったほかの色の展開力の低さや10コストカイドウをKOする手段があまりにも少なかったことなどから、10コストカイドウが最強であり、そのカードを使うことのできるLカイドウがtier1として君臨していたわけです。
9コストカイドウ型も十分な性能がありましたが、10コストカイドウの返しはできないため、どうしても10コストカイドウ型が強い方ではありました。カイドウミラーの時に起こる10コストカイドウで不毛な読みあいが起きることから、「カイドウじゃんけん」などという風に表現されることがありました。
2.2弾環境でもやっていけそうか。
先ほどのまでの話を踏まえてお話していきます。
2弾環境初期の話にはなりますが、結論から言うと、
10コストカイドウ型はすごく厳しい。
というのが、2弾のカードリスト発表から2弾最初期までの意見になります。理由は上で述べていたことの逆で、10コストカイドウの盤面除去効果に対しての返しが増えすぎたこと、そして何より、高コストカードが途端に増えたことが原因になってます。
もう少し詳しくお話していきます。
10コストカイドウの効果、「このキャラ以外のすべてのキャラをKOする」という効果ですが、この効果でKOされないカードが出てきました。それは、
5コストスモーカー 4コストボルサリーノ
です。これらのカードは効果によるKOを無効化する能力を持っており、10コストカイドウを出した後に、殴り返すことのできるカードたちが出てきてしまいました。(スモーカーに限って言うと、スターターから出てきたカードなので、その時点で嫌な臭いはしていましたが…)
これらが今シーズンのメタになるであろう黒に入っており、ボルサリーノに至っては黒において必須級のカードとなっているため、相手側が10コストをしっかりとケアしてくれば、盤面に残ってしまう、なんてこともざらではありません。効果KO系のカードが軒並み強いとされているLカイドウひいては紫では少し苦しくなってしまいがちです。というか苦しいです。
また、採用こそ少ないですが、1コストイベント ホワイトアウトも地味にカウンターになっています。10カイドウコストカイドウでは相手リーダーを攻撃できるキャラクターがいる場合、そのキャラクターたちで相手リーダーを殴ってから10コストカイドウの使用を行うため、トリガーで踏んでしまうと厄介すぎるカードランキング1位になっています。そんな気になるホワイトアウトのトリガー効果は、「カードを一枚引き、自分のキャラはこのターン中、KOされない」です…カイドウ涙目すぎます。
現状黒についてのみのお話をしていましたが、それだけではありません。
青や緑といったデッキも軒並み盤面展開力の高いカードが増えました。7コストイワンコフや8コストおでんといった横の展開力が増したカードたちが増えたため、10コストカイドウで盤面お掃除した後でも、ものすごい勢いで強力なブロッカーやアタッカーが乱立します。対してカイドウ側はどうでしょうか、鬼ヶ島込みで現状7ドン!!です。何なら、10コストカイドウを立てたターンは有能カウンター1コスト熱息すら打つことができません。普通に苦しすぎませんか?10コストカイドウは今まで赤には10カイドウを出すまでにライフ2残す、それ以外には最悪1でもいい。というのがセオリーでした。現状そんなセオリー微塵も役に立ちません。何なら平気でライフ詰められて負けます。こういった要素が10コストカイドウを苦しめる原因でした。
さらに10コストカイドウだけでなく、Lカイドウがつらい原因に拍車をかけたのが、上でも述べた通り高コスト有能カードの増加です。6,7コストキングでは絶妙にとることのできない中コスト帯の強いカードを各色で使えるようになりました。これらの影響で、9コストカイドウでなければとれないカードなどが多く出てきてしまい、10コストまでコストを回す余裕がなくなってしまいました。さらにそういったカードが盤面展開能力にたけていたり、ブロッカーを持っていたりと何かしらの付加価値がついています。そういった観点から見て、10コストカイドウ型ひいては、Lカイドウは苦しくなっているのではないかと推測しています。
今までの話を聞くとLカイドウはもう無理かも?と思う方がいらっしゃると思いますが…
まだ可能性あると思っています。
先日のnoteでご紹介させていただいたFILMカイドウ(8コストカイドウ採用型)が現メタに食らいつけるに感じました。
現段階でのデッキコンセプトは
《毎ターン10ドン!!で戦う。》
になります。
主軸は8コストカイドウ9コストカイドウを軸に戦います。これらのカードを駆使して相手の盤面のお掃除を常に行っていくというコンセプトになっています。最近ではバトルKOのみのカードも増えてきたので、そういったところとはパワーで戦い、効果を差し込めるデッキ相性には効果をうまく差し込んでいくというデッキになっています。
現状そのデッキを使用しており、全体勝率は60パーセントを超えており、現状黒単に勝率100パーセントを誇っています。(まだ30戦ほどの運用ですが…)
こういったアグロ型であったり、バレット型カイドウなどが現状活躍の場が広がっているように感じています…
また、まだ研究不足ですが、インペルダウンカイドウもなかなか悪くなさそうです。これについては研究次第後日記事上げますのでお見逃しなく。
最後のほうに現段階でのレシピ置いておくので、参考程度にどうぞ。
3.最後に
今回も稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございました。以上がLカイドウは2弾「頂上決戦」環境でもやっていけそうか。になります!!今後もこういった記事を書いていけたらと思いますので、ぜひ高評価といいね!などなどお願いいたします!!対戦等もお待ちしておりますので是非お願いいたします!!
有料コンテンツ部分は、適当にだらだら書いたものを挙げているのみですが、今後ここまで有料でも買います。なんならレシピ有料でもいいですという方いらっしゃったらコメントやDMなどお願いいたします。
それではみなさん、よいワンピカードライフを!!
みすてぃぼーや
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なお、全文無料で公開しており、有料部分は特に何も書いていないので気が向いた方はチップ程度にお考えいただければと思います…
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