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器が大きすぎてもはや怖い男、西野亮廣

最近何かと話題の西野亮廣さんの器がでかすぎるエピソードをいまさらながら聞いて、ちょっと尋常じゃないくらいかんどうしたので記事にします。

キングコングとしてデビューから売れていた西野と梶原は、はねるのトびらという超人気番組でメインのパーソナリティーを務めるほどうれっこでした。今でもダイタイソーなどギリギリっすなど人気の企画は思い出せるほどです。

当時最高視聴率は20%を超えることもざらだったとか、今からしたらちょっと考えづらいですよね(笑)

そんな中キングコングのお二人は当時テレビのレギュラーが10本、そんな中で漫才のネタを書いたり稽古も欠かさずやっていたそうで一日の平均睡眠時間は約2時間だったとか!

東京から大阪への移動の新幹線の中でさえもネタを書いたりして、本当に寝る間も惜しんで働いていたそうです。

でもそんなハードスケジュールの中キングコングは結果を出し続けていました。でももう心身ともに限界でした。梶原は特に限界ギリギリだったようで突然意識がなくなって家の中にいたはずなのに気づいたら外で空を見上げてたなんてのもざらだったらしいです(笑)

で、結局梶原は限界がきて飛んじゃったんです。レギュラー番組も何もかもすっ飛ばして、誰にも連絡をせずに。

まあ仕方ないですよね、そんだけ追い詰められれば誰だってそうなります。

飛んだ梶原は2か月ほどテレビやその他の情報媒体から離れて、「芸人やめたし次何しようかなー」と事務所もくびになっていると思い込み、次の仕事を考えていたようです。

一方西野はマネージャーとの話で、「俺一人でもレギュラー番組やそのほかの番組でも問題なくやっていけるけどそんなことししたら梶原の帰ってくる場所がなくなるから、俺も活動休止するわ」と西野も梶原の帰ってくる場所を守るためにほぼ謹慎生活のような状態を送る羽目になったそうです。

で、二か月ほどたった時に梶原は母親伝いで「西野が待ってる」と聞いて「あ、これはもう戻らないかん!これ以上西野を待たせるわけにはいかない!」と意を決して西野へ会う決意をします。

西野の部屋に訪れ、開口一番土下座しながら「すまんかった!!」と言うやいなや西野はギターを弾きながら一言「ええよ」の一言。

これすごくないですか!?めちゃくちゃ売れてるときに相方のせいで

自分もテレビ番組を何個も飛ばし、様々な方面へ迷惑をかけ、もちろん一番西野自身が迷惑をこうむっているにも関わらず

理由を聞くことも怒ることもせずに一言で許してしまう、、

いや、器でかすぎるやろ!!

この話聞いたとき、「いやこんなんかなうわけがない…」なんていうか本能で負けを悟ってしまったというか、もうこの境地にはどれだけ年齢を重ねてもたどり着ける気はしないんですよね

西野さんは絵本書いたりと様々な活動もされてますけど、絵を本格的に書こう!と決意したのがはねるのトびらが絶頂期の頃らしいです。

いや、先を見据えすぎやん!

正直何もうまくいってないときって何かを新たに始めるのって難しくないんですよね、だって新しく始めないと何もないんだから

けど今成功を手にしている一方で新たなことを真剣に取り組むのって本当に限られた一部の人しかできないことなんですね。

だって今満たされてるんだから、それ以上必要だと思うことがないですし。

それを踏まえて西野さんのさまざまな最近の成功を見るとちょっともうファンになってしまいますよね!


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