見出し画像

劇作について

僕みたいな、正直、世間での知名度ゼロの男が書いた「脚本の書き方」「演技ときどき演出」の二つの記事。出してから約1ヶ月。未だに毎日一つや二つご購入下さる方がいて感謝です。

書いておきながら脚本や演技について僕自身まだまだまだまだ判ってないと思う。入り口に来たぐらい。でもアレに書いた技術は脚本執筆への第一歩で、大切な第一歩。アレすら知らずに書いてる方も多いから、宜しければ読んでみてください。


岸田國士さんのことばで

「劇作家は生れながら劇作家でなければならぬ」といふ議論も、結局、技術だけを生命とする劇作家は、真の劇作家とは云へないといふ主張が裏づけられてゐると見てよろしい。

でも、これは最低限どころか大いなる技術があった上での言葉な上に、僕にとっては天上界で語られた言葉だし、僕は感性(センス)のみで傑作書ける人間じゃないし傑作が思うように書けない(書けるのならもう世に出てる)からこそまずは技術が必要。まぁどんな人もそうだろうけど。でも技術のみで書いた作品は枠からはみ出る(所謂、本物になる)ことが出来ないジレンマを抱える。※岸田さんは全てを網羅されてる本物です。誤解なきよう。

スポーツでもなんでもそうだけど、本物と言われる人は技術は勿論、技術が土台があるのは言わずもがな、だけどその上で自身独自の何かを付け加えている。それに憧れた人達はその独自のモノ(オリジナリティ)だけに目を奪われて、技術取得おざなりにそればかり真似しようとして上手くいかない。楽器も弾き方しらなきゃ弾けないけど、弾けたら弾けたで上に行くためにはそこへ独自の味付けが必要なように。作曲にしても突き抜ける味付け(オリジナリティが)が必要。そして味付けに関しては、その人の生き様(培ってきた感性・感覚・その人独自の人間味)が味付けになることは往々にしてある。それが多分、生まれながらの劇作家でなくてはならないって話。だと思う、頼むそうであってくれ!

けれども、そして繰り返しになるけれども味付けの前に技術、技術と言うか厳密には思考の仕方(パターン)を手にしたい。技術の前に必要な知識が。最近、劇作イベントしてるのもその一環。色んな人の意見(思考)も聞いてみたい。一聞いて十知りたい(想像したい)。その代わりこちらも何倍も意見出すから。

あ、で、応募してくださる人は面白い人が多いよね。そらそうだよね、面白くなろうとする人は現時点で普通より面白い人なの当然っちゃ当然。そんな方々と一緒に遊ぶ感覚でもっと面白くなっていきたい(観劇専門の人も参加下さると今後の観方が変わって面白くなると思います)。ほんで、

次こそは爆発したいのや。


そしていつの日か「これ書けたんならもう思い残すことない」演劇活動終わり!と思える

大傑作を描いて終わりたい。


ま、今の僕は、野球の野村克也(野村監督、ノムさん)さんの言葉借りると「三流 無視。二流 賞賛。一流 非難」だそうで、こっちの野村は世間的にはまだ無視、四流 ガン無視状態だから。何年先に、いや何十年先になるか判らないけど日々精進するしかない、計画的に。


そしてそして、そんな劇作イベント3.4.5の内、3&5(11/20.21 13:00〜15:45)まだ募集してます。宜しければ是非。詳細はこちら。






定期購読マガジン登録してくださってる方々に心より感謝。日々のnoteは勿論、野村有志(オパンポン創造社)の本丸・演劇活動の背中を押して貰えます。ありがとう。心からを改めて。

ここから先は

0字
野村有志の日々のこと。今後の活動など一足お先にお伝えしたり、劇作イベントの振り返り記事等々【マガジン限定記事】を載せていきます。宜しくどうぞ。

「1日約15円の記事(月額480円)」マガジン購読者になると、基本的に毎日更新される記事(無料記事含む)の他にマガジン内に収録される"上演…

スキを押して下さる方にまずは感謝を。その1つ1つが次への原動力になります。ありがとう。野村有志(オパンポン創造社)