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KEEP ON!!!!!

もりとみ舞さんの一人芝居「KEEP ON!!!!!」が10/31より開幕。脚本、書きました。

-あらすじ-
…その命ある限り愛することを誓いますか?

神父からの問いに彼は声高に応え、導かれるままに誓いのキスを。
私の人生はピークを迎えた。だってその直後、私の結婚を誰よりも喜んでくれた大親友である佳子の「その結婚ちょっと待って!」が教会中に響き渡ったから。
彼の手を握りしめ教会を走り去る、佳子の後ろ姿を呆然と見つめたあの日から…ウェディングドレスは脱いでいない。

だから、私の人生は今日もピークです。

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執筆依頼が来たのは、結構前(今確認したら今年の1/28)。即決したと思う。依頼文に川添(セプ)さんに書いた一人芝居(コルチカム)が「面白くて依頼してます(意訳)」と書いてあったから。僕は自身の作品が褒められると基準が緩くなるよう。

でもその頃もう既に「さようなら」の東京大阪公演に取り掛かってたし、その後も、中之島、赤魚島、縁フェス、鯛プロジェクトとスケジュール詰め込んでたから頭の片隅にはあったけど、目の前の公演との向き合うばかり。で、7月ぐらいから「コルチカム」@北海道への稽古とか自身の客演稽古が始まったのだけど公演自体はなかったので、少し余裕が出来て書き始める。あらすじがあらすじだから、冒頭からは意外とスムーズに進んだんだけど、だけど、僕自身がもりとみさんの演技を動画で見ただけでそこまで知らなかったので悩む(どこまで攻めれるのかも含め)。

そんな折、竜崎さんが書いた一人芝居を大阪でするの聞いて観る。パワフルな演技を目の当たりにして方向性は現状のままで良いと確信して書き進める。のだけど、やはり9月の関西演劇祭含めた一ヶ月3作品への出演に思考が無意識に働き全く書けず。今確認したら9/14に「今9割です、間もなく」とそこまでの台本は送ってた。8月中旬ぐらいに「今出来てる分です」と進行率7割ぐらいのを送ってたから進みが怒涛の9月に入るやいなや遅くなり、完成稿は10/2。初日が10/31だから、29日前。ぎりセーフ。だろ?

僕自身のテーマ「今(自身)からの脱却」も入れた優しい物語。

で、本題。

稽古観てきました。岐阜に。はじめての岐阜。

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オパンポン創造社の作品は、テーマであったり本筋を変えることはほぼないけど、稽古しながらセリフは結構変更する。それは書いた時の自分より、稽古してる時は物語の見え方が鮮明だし、情報の上積み(発見も含め)あるから当然っちゃ当然。

そんな事もあるから台本は叩き台の感覚があり、そう言う意味で少し不安な気持ちを胸に稽古場へ。

その心配は、稀有に終わりました。

時間に限りがあったので超早足だったけど、台本の意図と演出するならばの希望を頭から最後まで。「めさ喋るやんコイツ」って思われたかもだけど可能な限りお伝えした。物語のベクトルにブレがなければ超ポップでキュートな人間賛歌になると思う。観る人を選ばない作品だから、貴方も楽しめるはず。


そうだ、岐阜へ行こう。


日時:10/31(木) 11/28(木) 12/26(木) 1/23(木) 19:00開演(全日程同じ)
場所:喫茶星時 岐阜市神田町3-3加藤石原ビル2F
料金:1000円(1ドリンク付)

ご予約は、もりとみ舞さんのTwitterにて。多分!https://twitter.com/maimoritomi



スキを押して下さる方にまずは感謝を。その1つ1つが次への原動力になります。ありがとう。野村有志(オパンポン創造社)