青春ついて
書類送検されたのは高校1年生の少年2人。今年1月、少年の1人がもう1人の交際相手をバカにしたことでトラブルになり、SNSで「タイマンしよう」と持ちかけ、足立区の荒川河川敷で1対1の決闘をした疑いなどがもたれている。
少年らは、「凶器を持っていないか持ち物検査をする」「ギブアップするまでやる」「ケガをしても被害届は出さない」とルールを決めて決闘を始めたが、通行人からの通報を受けて、警察官が駆けつけると、その場から逃走していた。
どうだろう。
いきなりニュースからはじめたことではなく、このニュースがどうだろう。
書類送検された高校1年の1人が彼女を馬鹿にされたことに腹を立ててもう1人にタイマンを申し込む。武器使用禁止で、ギブアップするまでやるってルールで。インドの猛虎ことタイガージェットシンより紳士的な戦い方だね。
シンお馴染みサーベルも勿論禁止だろうしね。
じゃなくて、そんな話をしたいんじゃなくて、書類送検されたのが今なだけで、事件は今年一月ってこと。
今年一月って事は、事件当時は中学生。
中学生で、そして一月は卒業間近。
青春ってさ、やっぱ終わりが青春を加速させるって言うか色濃くさせる気がする。多分、いやこれは憶測だけど、高校一年での一月ならタイマンしなかったと思う。中学の卒業を目前にして進路だったり、でも進路先での出会い(入学)に実感がなく"別れ"だけが現実味を帯びてる時期だったりして、それが終わりをより濃く避けられない壁としてそびえ立たせる訳で。
だからこそのタイマンだったんだと思う。いや彼女を馬鹿にされたってのも大きいだろうけど、やっぱ一つの青春(中学)の終わりがより駆り出させたんだと想いを馳せずにはいられない。
何が言いたいかと言うと、避けられない終わりがあるものがある限り幾つになっても青春を繰り返せるんじゃないかってこと。それは僕にとっては公演だったりするんだけど。「さようなら」とかさ今考えると通過点の一つだったかも知れないけど、熱中出来たから。僕は特に、確実に。そしてそれは自身の決めたゴール(公演)だった訳で。
だとしたら、僕は演劇続ける限りは青春出来る。いつでもどこでも思い立ったらすぐにでも。だし、もりとみさんはここ最近連日青春されてるように思う。ほんで今日は特に。
「KEEP ON!!!!!」本日初日
終演後、満足されないと思う。反省ばかりだと思う。そして僕自身も今まで作演出含め出演した舞台で満足したことなんて一度もない。良い思い出にはなるにしろ満足したらダメだと思うしそんなはずないし。そして失敗するならよりいつでもどこでも全力でするべき。やり切った後悔は最高の後悔だから。
◆日時:10/31(木) 11/28(木) 12/26(木) 1/23(木)
◆時間:19:00開演(全日程同じ)
◆場所:喫茶星時 岐阜市神田町3-3加藤石原ビル2F料金:1000円(1ドリンク付)
と、「田中のババア」の宣伝も入れておきます。これは中学生3人と48歳の田中(通称:ババア)が織り成す出会いと別れの青春コメディです。再演したい作品です。宜しければ是非!
スキを押して下さる方にまずは感謝を。その1つ1つが次への原動力になります。ありがとう。野村有志(オパンポン創造社)