Colabo騒動について
話題のColabo騒動について、自分なりに状況を整理してみました。
どこかで見たような話の繰り返しになると思います。
Colaboの抱える問題は、主に「政治利用」「経理不正」「利益相反」の3つに分類されます。
１．政治利用
Colaboは公金を使って保護した女の子を、躊躇なく共産党の政治活動に投入しています。
弁護団の資料によれば「辺野古や韓国に行ったのは女性自身の意思」とのことですが、いやいや、生殺与奪を握られている状態で基本断れないですよね？
また、代表 仁藤夢乃氏のインタビュー記事によれば、シェアハウスで暮らす10代の女の子を辺野古に連れて行ったとのこと。機動隊がセクハラ難癖を恐れて紳士的に排除したから良かったものの、怪我でもさせたらどう責任とるつもりだったんですかね？
公金で保護した10代の女の子を危険な政治的活動に投入していること、この点だけでこの団体が委託事業を任せるのに相応しくないと判断できます。
２．不正会計
1/4の住民監査請求の監査結果を受けて、夢乃氏や擁護派の一部のアカウントが「会計不正はなかったことが示された」などと発言していますが、どこをどう読めばその理解になるのか分かりません。
「領収書が示されていない事項が本件経費に計上されていること」「実際とは異なる備品や購入していない備品が記載されていること」自体が既に会計不正が成立しているといっていい状況です。普通の会社ならあり得ないんですが、そういう感覚がないんですかね？
今後、意図的な隠蔽や流用などのより大きな意味での会計不正がなかったかについて、2月末までに監査することになっている認識です。領収書が黒塗りなので、今のところ外部からは監査しようがないですが。
ちなみに、高額な食事代があることについては、保護した女の子のお祝い事をしたとのことです。東京都では2週間以上の中長期保護の子がいないのに、お誕生日会とは不思議な気がします。また、令和3年度の短期で保護した子の話でしょうに、「イベントの日が分かると追跡可能性があるから領収書を見せられない」という話もよく分かりません。夢乃氏は女の子の誕生日が分かる写真をSNSでシェアしているのにね。
３．利益相反
厚生労働省の「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律（困難女性支援法）」に関する有識者会議に、Colaboと若草プロジェクト、ぱっぷす、Bondの4団体の幹部が参加しています。というか、関係者で過半を占めています。
その中で、こういう需要があるから事業と予算が必要であり、事業の性質上、受託するのは上記4団体が適しているという話を纏めているわけです。ある人がこの予算が必要だと言って同じ人がその予算を獲得する、マッチポンプ的な事業と予算の作り方ですね。
そりゃ困難な問題を抱える女性はいるんでしょうが、世の中を見渡すと、困難な問題を抱える男性も同程度いる気がします。女性にばかりフォーカス当てるのはどうなんですかね。
それよりも、女性の問題というチェックが入りにくいところで予算が本来の目的には一部しか使用されず、研修費、弁護士費用、謝金などの名目で資金が活動家に流れ込むことが懸念されます。それに関しては共産党の藤野保史氏が興味深いことを言っています。
令和4年度のColaboの委託事業費が4,600万必要になる理由として、弁護士費用が2,300万必要になるとのことですが、2,300万を時給8千で割ると2,875時間です。バスカフェを年に約30回開催する程度のColaboの事業に、弁護士1.5人が1年間専従で張り付く計算になります。あり得ないでしょう笑
どんだけColabo関係の弁護士のお小遣いを増やそうとしてたんですかね。
今回の騒動で1つ確実に良かったと言えることは、男女共同参画や困難な女性への支援といった口を挟みにくいところで、活動家への無秩序な資金供給がされることへの楔を打てたということでしょう。支援の取り組みは一定必要だとは思いますが、きちんとチェックを入れながらやっていきましょう、という話です。
（おまけ）
この手の話はとかくネトウヨ vs. パヨクみたいな話になりがちですが、暇空氏の仲間のなるくんがネトウヨにドライなスタンスなので、安心して見ていられます。
自分も辺野古については、あそこには複雑な事情・経緯があり、ひろゆきらは冷笑的態度が過ぎると思っています。でも保護した女の子を連れていくのはダメ！ゼッタイ！論外！です。
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