3歳になりたかった姉との想い出
昔から、ちょっと答え方に悩んでしまう質問があります。
「兄弟いる?」 という質問です。
たいていは、現状をふまえて
「ひとりっ子です」と答えるのですが、
実際は、私には3歳違いの姉がいます。
いまは会えなくなってしまいましたが、
私の心をたびたび支えてくれる存在。
今回はそんな姉とのエピソードについて
書いてみようと思います。
時をさかのぼって、私が生まれた年のお話です。
5月の上旬に私が生まれた時、
私には当時2歳半くらいになる姉がいました。
突然ですが、家族から聞いた、姉から私への接し方エピソードを並べてみます(笑)
姉には時にペチペチ叩かれつつも(笑)、可愛がってもらえてたようで感謝しています😊
そしてその頃の姉は、11月に控えた自分の3歳の誕生日をとても楽しみにしていたようです。
姉は「ゆり」が付く名前だったのですが、
自分で自分のことを "ゆりちゃん" と呼んでいて
「ゆりちゃん、いつ3歳になるの??」と、
嬉しそうに何度も家族に聞いていたよう。
3歳ってお姉さん感?があって憧れてたのかなぁ。
しかし、姉が3歳になる前に、悲しい出来事が起こってしまいました。
同年、9月下旬のある日、姉が突然体調を崩して、そのまま天国に旅立ってしまったんです。
私は悲しいことに、当時0歳だったので姉と一緒にいた記憶は全く残っていません。
ですが、前述のエピソードなど、家族から聞きながら育ってきたので、姉の存在を感じながらこれまで生きてくることができました。
特に「いつ3歳になるの??」という姉の可愛らしい質問は、祖母が何度も叶わなかった無念と共に話していて、私の人生の中でもとても印象の強いエピソードです。
私が小学生くらいになると、母からは
「お姉ちゃんは2歳でも自分の意見持っててしっかりしてたのに、あんたは〜!」って
怒られることもあって(笑)、そばにはいないけれど、時に比べられる存在でもあったり。
一緒にいた記憶がないのが不思議なくらい、姉のことは身近に感じているかもしれません。
小学3年生の頃に小学校の卒業式に出席した時、姉が生きてたらこの卒業式に出てたんだなぁと思って、家に帰ってから可愛いメモ紙で卒業証書を作り、姉のお仏壇にプレゼントしたこともありましたね。
(母親が見つけて、感謝されたのを覚えてます)
中学生になってからは、テスト期間が始まると姉に「いい点が取れるように見守って〜!」ってお願いしてみたりw
姉をなんだと思ってるんだ、私(笑)
そんな感じで、私にとって姉はなんだか、いまでも不思議な頼れる存在となっています。
一緒に話したりはできないけれど、これからも見守っててもらえたら嬉しいな〜と勝手に思っています😊笑
姉よ、勝手な妹でごめんなさい(笑)
まとまりがない話なのですが、大切な姉とのエピソードでした。また何か思い出したりしたら書きたいなと思います😊
お読みいただきありがとうございました✨️
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