スクリーンショット_2019-01-13_16

【2019年1月7日〜1月11日】の出来高急増銘柄

さて、早速メモを残していきたいと思います。

ちなみに最初に言っておきますが、このメモを残す意味としては


上昇する銘柄には理由があり、さらに共通項目がある



という僕の信念があるからです。偶発的な動きに見えて実は事実を反映している、規則性がある。。とかいう数学的な発想をしてみたりします。もしその規則性が発見できたらめちゃくちゃ格好良くないですか!?ということで頑張ります。

また、僕は普段会社勤めなので日中に集中して株取引を行うことは出来ません。

前場、後場に1度ずつ簡単に株価チェックが出来る程度です。

ですのでデイトレというよりはスイングメインで取引を行っていますのでデイトレメインの方にはこの記事を読んでいただいてもあまりメリットがないかもしれません。(ただし今は地合いも悪くそのうち上がるだろうという読みから1ヶ月以上持つケースもありますが。)

僕は基本的に個別株しかやらないのですが、主に【四季報銘柄】と【出来高急増銘柄】の2つに分類しています。


①四季報銘柄の選定基準

【低位株である】:500円以下を基準

【時価総額100億円未満】

【上場5年以内】:グロース株の特徴としては上場年数が若い会社が多い

【増収率YoY20%以上】:4年で2倍を目安としています

【営業利益10%以上】:業種によってバラツキがありますが。。

【オーナー企業であるか】:筆頭株主が代表かその資産管理会社

上2つの【低位株】【時価総額100億円未満】については値動きが軽くて簡単に2倍になったり、今後の上昇余地が大きかったりするので組み込んでいます。ただ最近は取引株数の100株統一を受けて株式併合などで低位株が少なくなってしまいましたので探すのに一苦労です。

下4つは渡部清二さんが出版した「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」という書籍で紹介されている今後伸びる銘柄の選定基準になります。

詳細は割愛しますが過去のテンバガー銘柄など急騰株を見ると上記4点に当てはまる会社が比較的多いように見受けられます。もちろん全てに当てはまる訳ではなく例外もありますが、ある程度信頼できる情報になることは間違いなさそうです。

低位株の中には成長余地はあるけれどまだ売上や利益が伴っておらず思惑で上がるような銘柄も多くありますので(株価は未来の業績を織り込んでいる、なんて言われていますし)、優先順位としては【低位株】【時価総額100億未満】【上場5年以内】この3つが高いです。

その基準を満たす銘柄がこちら。

結構少なかったですね。上場企業全3655社のうち28銘柄しか該当しませんでした。

ただその中で材料が出て既に株価が高騰している銘柄もありますので意外と効率よく優良銘柄に出会える探し方だったりして…。


②出来高急増銘柄の選定基準

【前日比で出来高4倍以上】:株価が上昇している銘柄に限定

【出来高1万株以上】:流動性が低いと1人の思惑で株価が動くリスクがある

出来高急増はよく「初動」と言われたりもします。好決算発表などのファクトが出る場合もありますし、思惑だけで上がる場合もあります。特にバイオ株なんかは後者であるケースが多いですね。まだ業績が出ている銘柄も少ないですし。

ただ出来高急増したのに株価が上がってないんじゃ意味がない、また流動性が低いと市場全体の意見を反映しているとは言い難いのでそこはちゃんと基準を設けています。

そんな感じでメモしている銘柄たちがこちら。

これ毎日チェックできている訳ではなくて夜時間がある時に、その日の出来高急増銘柄を抜粋しているだけなので日によって抜け漏れがあるのは悪しからず。。

表に色をつけているのは各出来高急増銘柄のその後の株価が上昇しているのか、下落しているのかを初動日や前週を基準に分かりやすくする為です。
※初動日の追跡から2週目に入った銘柄は前週の株価を基準しています。

濃い赤:初動日(前週)から株価が5%以上、上昇した銘柄
薄い赤:初動日(前週)から株価が0~5%未満、上昇した銘柄
薄い青:初動日(前週)から株価が0~5%未満、下落した銘柄
濃い青:初動日(前週)から株価が5%以上、下落した銘柄

こんな感じです。①よりも②の出来高急増銘柄の方が直近で動きがあり面白そうなのでそちらの全体感を見ていくことにします。
その中で②の銘柄だけど①にもあてはまる銘柄がないか探していきます。

まず、去年12月の大納会と今年1月4日の大発会後に出来高急増した銘柄はその後上昇している銘柄が多いことが見て取れますね。8日に出来高急増した銘柄よりも圧倒的に多いことが特徴です。

まあ年末年始の地合いが悪く、現在にかけて相場が盛り返してきていることも要因としてはあるのかなと思いつつ、上がっていることは事実です。

あと出来高急増している銘柄はやっぱり低位株が多いですね。取り上げた全30銘柄のうち、9銘柄が500円以下に該当(あれ、比率的にはそうでもないのか。。?笑)、1000円以下にまで広げると21銘柄が該当しますので低位株の方が出来高急増の傾向にあると言えそうです。

時価総額はどうでしょうか。何と全30銘柄中23銘柄が100億円未満でした。これもある程度出来高急増と相関性ありそうな感じ。
時価総額小さい銘柄は仕手株として物色されやすいそうなのでまあ納得かな。上昇要因として材料無し(株探のニュース欄に目立った出来事無し)が多いことがそれを立証しているような気がします。

次に上場5年以内かどうかも見ていきます。これは①の四季報銘柄を集計した時に2012年で設定していたので②にもそのままあてはめます。
その結果、全30銘柄中10銘柄が2012年以降での上場でした。あんま関係ないかな、、?

増収率YoY20%以上(4年で2倍)、営業利益率10%の両方を満たす銘柄は2社しかありませんでした。しかも株価は5%未満の上昇と5%未満の下落ということで値動きもそれほど大きなものではありませんでした。もう少し長く見ていく必要がありそうです。

最後にオーナー企業かどうかについては直近の値動きには相関性がなさそうということだけ書いておきます笑



まとめ

ということで出来高急増銘柄のその後を追ってみましたが、1週間の値動きだけでは見えてくるものが少ない、という結論に至っています。
ですので最低でもあと1ヶ月は観察を続ける必要がありそうです。
1ヶ月後どんな株価になっているのか今からワクワクですね!

ちなみに

実は今回取り上げた②の出来高急増銘柄に①の四季報銘柄にも該当する銘柄があったの気づきましたか?

その銘柄とは、、、


4594 ブライトパス・バイオ


です!(3469 デュアルタップも出来高急増してたっぽいけど該当日に集計サボった。。)

ブライトさんは2015年設立のバイオベンチャーで12月28日に東大との共同研究を好感して思惑から株価急騰につながっています。初動時の株価が210円で11日時点で333円なので1.5倍以上の値上がり!これ買おうか迷ってる間にあれよあれよと上がってしまった。。。決断は早くしよう。

デュアルタップさんは1円から不動産に投資できる新規事業を立ち上げて人気銘柄化しています。四季報銘柄として取り上げた時が株価400円満たなかったので現在750円となっており、こちらも2倍近い値上がりです。

特にデュアルタップさんは四季報銘柄としてもあてはまる項目が多く、さらに売上高の海外比率が3割を越すなどグローバル化も積極的に進めている企業です。今後どこまで株価が伸びるか注目ですね。



終わりに

最後に僕の保有株の一つを公表しますが、実は①にも②にも該当していません笑

6046 リンクバル

です。

2018年8月8日に出来高急増(3、4倍くらい)して当時600円から11月に1800円近くまで一気に3倍に上り詰めた優良なグロース株になります。
なぜこれ四季報銘柄じゃないのに保有しているかというと、この会社、街コンの運営会社ですので「平成終わりだからイベントが増える」→「イベントといえば出会い」→「街コンじゃね?」という非常に安易な考えです。

当然理由はそれだけではないのですが、きっかけはそんなもんです。
ただそれ以上に増収率と営業利益率が抜群に良いんですよね。2015年〜2019年(予定)で増収率194%、営業利益率に関しては26%という驚異的な数字になっています。
現在PER40倍と決して低くはないですが、元号が変わるタイミングで結婚や出会いを考える人が増加する可能性が高く、何と言っても好業績で急成長ということを鑑みるとまだまだ割安な水準かなと思います。

多分あと1ヶ月は持ってるかなーー。。他にもっと良い銘柄出てきたら少し売って切り替える予定ですけどね。


以上です〜。次回の投稿は来週末の土日どっちかですかね。では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?