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第52号 2023年7月

じわりじわりとにじり寄るAI技術 !

前回のニュースレターが4月。その3か月後が今7月。
僅か3か月間でAIの環境は凄まじく進化をしています。
前回4月の時点ではなかったもの、実現できていなかったことが7月現在で出来る状態になっている。そういったことがビシバシと世の中に出はじめました。体感的には5月のGW明けくらいから一気に来たような感じがしています。まずは下の写真をご覧ください。

AdobeのPhotoshopに生成AIが搭載されました!

PhotoshopというのはAdobeが提供している画像処理のソフトで、デザイナーや当社のようにホームページの制作などを行う人たちが扱うクリエイター向けのツールです。そのPhotoshopに生成AIが組み込まれました。どういうことができるかというと、素材となる写真(左の写真)を用いてその左上を選択し、 「plane(飛行機)」と入力すると、AIが勝手にそれっぽい飛行機の写真をチョイスしてくれるのです。
左下に「cedar tree(杉の木)」、左肩に「Bird」とやるとそれぞれ木と鳥が現れます。更に顔を指定して枠でくくり、「Japanese」とやると、なんと顔がチェンジ。そうして出来上がったのが右の画像です。

画像の上に別の素材を乗っけたり、何かを消したり入れ替えたりといったことは、実はもともとPhotoshopを使いこなすことが出来れば実現できていたことです。では、今回の生成AIの組み込みの何が凄いのかというと、それがほぼワンタッチでできるようになったということなのです。今まではPhotoshopの機能をある程度使いこなせないと出来なかったことが、ほぼワンタッチ。今後マイクロソフトのoffice製品にAIが組み込まれますが、なるほどこういうことかと感じました。ソフトの使い方を勉強しなくても、そのソフトが持っている能力を最大限引き出すことが出来るわけです。


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