ずんだもんと見る配信プラットフォームの違い
本記事は千葉大学のサークルであるCCSのアドベントカレンダー2日目の記事なのだ！
CCS Advent Calendar 2022
↓前日の記事はこちら↓
前日のやまむーさんの記事は配信についてだったのだ！
(奇しくも同じ構えなのだ！)
↓翌日の記事はこちら↓
こんにちはなのだ！西千葉のずんだもんことオオショウです。
今回はひょんなことからYoutubeとニコニコ、それぞれに動画を投稿したので投稿者目線でのプラットフォームの違いを紹介するのだ。
(最初の経緯は余談なので、本題に行きたい人は1から見るのだ)
0. 経緯
2022年8月、筆者はどうしようもなく暇だったのだ。免許取得や旅行といった大学生らしい行事は特になく、ずっと遊戯王マスターデュエルをプレイしてたのだ。
そんな中、動画サイトではあるキャラクターが一世を風靡していたのだ…。
そう、ずんだもんなのだ。
（ずんだもんについて知りたい人はニコニコ大百科を見るのだ。）
2022年8月にテキスト読み上げソフトとしてリリースされると、瞬く間に人気を博してビッグコンテンツになったのだ。リリースされて間もないのにとんでもない爆発を見せた理由として、誰でも手軽にずんだもん動画が作れるという点にあるのだ。無料かつ商用利用可能なため、みんなこぞってずんだもん動画を作ったのだ。
???「You、作っちゃいなYO」
1. プラットフォームによる違い
天命を受け動画を製作した筆者はここである問題に直面したのだ。
「Youtubeとニコニコ、どっちに投稿すればいいの？」
どっちもどっちな気がしたので、とりあえず両方に投稿したのだ。
今回投稿した動画(Youtube版 ニコニコ)は遊戯王マスターデュエルのずんだもん実況なのだ。ジャンル的にはニコニコで多くの再生が見込めそうなのだ。しかし、実際投稿してみると意外な事実が多かったので、ここで共有していくのだ。（Youtubeとニコニコ、どちらも全く同じ動画を上げたのだ）
1.1 動画サイズの違い
まず最初にぶち当たる違いは、投稿できる動画サイズの違いなのだ！
動画1個あたりのサイズ上限を以下に示すのだ。
Youtube：2GB、15分まで(本人確認で128GB、11時間まで)
ニコニコ：3GBまで
Youtubeに動画を投稿する際、本人確認はほぼ必須なので実質128GBまで上げれるのだ。この時点で途轍もない違いが出てきたのだ。容量が大きい動画を投稿したい場合は、Youtubeの方が不自由なく投稿できるのだ！
対してニコニコに投稿する場合、容量を超えないよう注意する必要があるのだ！エンコードの際は気を付けるのだ。
1.2 再生数の推移
まず、Youtubeとニコニコ、それぞれの再生数の推移をお見せするのだ。
以下のグラフは日ごとの再生数をグラフ化してあるのだ。
(期間は投稿日の8/25から11/30までの約3か月なのだ）
見比べてみると、違いは一目瞭然なのだ！
投稿して1週間の間は、ニコニコでとんでもなく伸びたのだ。それに対してYoutubeはぽつぽつ再生される程度で、この時点でニコニコの再生数がYoutubeの約10倍近くになってるのだ。
しかし、1週間が過ぎるとニコニコの勢いは一気に消えたのだ。逆にYoutubeが少しずつ伸び始め、遂にはニコニコを追い越したのだ！
2022/11/30の時点での再生数は、Youtubeが816再生、ニコニコが456再生とYoutubeの圧勝なのだ。
これは、『Youtubeは人気の動画をピックアップする』『ニコニコは新着動画をピックアップする』という各プラットフォームの特徴を現しているのだ。
Youtubeは基本『多く見られてる』動画をおすすめや検索結果欄に表示するのだ。よって新規の動画が人の目に付くことが少ないのだ。対してニコニコは『ランキング』や『ニコニ広告』といった新規動画へのアクセスが途轍もなく容易なのだ。
これだけ聞くと「じゃあニコニコが最強じゃん」と思いたくなるけど、裏を返せば『ニコニコは移り変わりが激しい』『Youtubeはある程度見られれば検索結果に残り続ける』ともいえるのだ。
この結果から、コンスタントに動画を作り続けられるならニコニコがいいと思うのだ。逆に、投稿頻度は遅いけどある程度再生数を確保できるならYoutubeが適していると思うのだ。
1.3 収益化の違い
もしも再生数が安定する場合、収益化をするとお金が手に入るのだ！
通説では1再生0.1円とかって言われてるけど、実際どうなのか気になったので試してみたのだ！
まずはYoutubeなのだ。まずここで謝罪なのだけど、Youtubeでは収益化できなかったのだ！
理由は簡単で、Youtubeは収益化に条件があるからなのだ。簡単にまとめると、
チャンネル登録者が1000人以上
公開動画の総再生時間が直近の12 か月間で4000時間以上
の２つをクリアしないと収益化できないのだ。筆者は今回新規でチャンネルを開設したので無理だったのだ。
次はニコニコなのだ。なんとニコニコでは収益化できたのだ！
驚くことに、ニコニコではフォロワー数や再生時間といった収益化条件がないのだ！動画を上げた瞬間から収益化できるのだ！
（ただ、本人確認だけは必要になるのだ。1日かからず終わるのだ）
収益化した結果、456再生の動画で86円になる予定なのだ！
換算すると、1再生につき約0.19円なのだ！通説より高いのだ！
このように、新規動画投稿者の収益化に関してはニコニコに軍配が上がるのだ。ただ、もしかしたらYoutubeの方が再生単価が高い可能性もあるので、あくまで新規動画投稿者の話としておくのだ。
2. まとめ
いかがだったのだ？
Youtubeとニコニコの違いをざっくりわかっていただけたら幸いなのだ。
「結局どっちに上げればいいんだヨ？」と思ったそこのアナタ。
結論から言うと、『両方に投稿する』が正解だと思うのだ。元も子もないかもしれないけど、どちらにもメリットがあり、それらが両方のサイトで被ってないから両方でいいと思うのだ。ただ、アップロードできる動画容量の違いに気を付けるのだ。エンコードは分けた方がいいのだ。
この記事を読んで、新たな動画投稿者が登場することを願っているのだ。動画制作は大変だけど、視聴者からコメントが来た時の喜びは何物にも代えがたいのだ。
明日のアドカレは国大さんなのだ！ぜひ読むのだ！
それでは、よき動画制作ライフを！
次回予告
「舐めればいいってもんじゃあない。大事なのは『結果』ではなく『過程』なんだ」
「耳が幸せって、何？」
「『高次元協奏曲』、ヒトの耳では耐えきれんよ」
「それがこの『世界』のルールなのさ！たとえ世界が滅んだとしても、常に『高み』に居るべきなんだ！」
次回『CCS †裏† Advent Calendar 2022』 20日目
近代ASMR論I ～愛のカタチ、耳のカタチ～
ご期待ください
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