協力型マーダーミステリー「交錯する喫茶店」(おまけ)

協力型マーダーミステリー「交錯する喫茶店」のおまけです。
プレイが終了した方のみ先へお進みください。








【見取り図】

マダミス図面(背景白)

A:常連の女
B:カフェ巡りの女
C:近所の女
男A:常連の男
男B:おじいさん
男C:タバコを吸いにいった男

犯行場所(銃を使用した場所):窓C
犯行理由:金銭トラブル(株関連)
銃を隠した場所:男Cの持っていた本型ポーチの中


【あとがき】

この度は、協力型マーダーミステリー「交錯する喫茶店」のプレイ、誠にありがとうございます。

今回は、あえて、タイムシート(時間軸)の一覧を入れ込みませんでした。
というのも、時間軸を書いてしまうと、おそらく彼が犯人であろうと、推測がついてしまうため、です。
見取り図なら尚更です。
そのくらい、分かりやすいものだったと思います。

そのため、おそらく見取り図作成が会話の主になっていたことでしょう。
シナリオの冒頭でも申し上げましたが、テストプレイの時に、空間把握に差があり、見取り図作成に難しさを感じていた方がいたので「これって向き不向きがあるものなのかもしれないな」と感じました。

伏線は色々ありますが、全て場所などに直結するように書いたつもりです。
例えば、おじいさんが中を覗いていた、というシーンでは、その行為によって、なんとなく窓の場所がわかるようになっています。

犯人特定の惑わしについては、おじいさんのお手洗いにいったところや、揉めていた常連、というシーンでしょうか。

おじいさんがお手洗いにいった
窓がついてないこと(窓は3つしかついていないのでトイレについていないことが分かる)が挙げられ、銃を使用出来ないことから、おじいさんは犯人でないことが分かります。

常連が揉めている
カフェ巡りの女性の後ろから音がしたこと、近くにいた常連の女が銃をみていない(隠す暇がない)ことが挙げられ、常連の男が犯人でないことが分かります。

ちなみに、おじいさんはカフェブロガーさん(女性B)のファンで、本も持っていた、という小ネタも混ざっていたりします。

犯人の辿り着き方としては、カフェ巡りの女性の後ろから音がしたこと、窓がマスターの方向に開いていたこと。
この人物が誰かを知りたい場合は、砂糖を2つ、ブレンド、これがキーワードになります。(主に女性BとCの情報です)
動機もその線から、わかると思います。
また、凶器を隠す場所は、おじいさんが本を持っていた、そして、それがポーチだったことから、男Cの本も、もしかしたら…と推測することが出来ます。
おじいさんの方には、既に本が入っていましたからね。

そして、真相に辿り着いた方はおめでとうございます。
もれなく「探偵…?」と、首を傾げたと思います(笑)
割とサイコパスなキャラクターですよね。
人の不幸が好き、不幸を糧に生きているタイプ、みたいなイメージです。
また今日もどこかで犠牲者がでているかもしれません。
皆様、あまーい話にはご注意ください。

【追記(2021.2.12)】
雑談の流れで「今回、何故キャラクターを女性に絞ったのか」質問があったので、ゆるーく回答致します。
女性に絞る必要はありませんでしたが、性別は統一しようと思っていました。
どちらかというと着目して頂きたいのは、背景や職業の方なのです。

常連の女:言わずもがな常連な訳ですから、些細なことをあまり気にしない(周囲をざっくりとしか覚えていない)、マスター(被害者)に対してアクションがとれる、という要素があります。

カフェ巡りの女:カフェ巡り、というよりは、カフェブロガーの視点が重要でした。ブログを書く時って、何に着目するかなって思ったら、商品だけでなく、席数とか、フロアの雰囲気って大事なんじゃないかなって思うんですね。なので、どういう作りをしていたのか、とか、よく覚えている。
ただ、初めてなので、変化には気付かず、見た情報でしか物事を捉えることが出来ません。

近所の女:この方は近所の方といより、着目ポイントは仕事をしている社会人だということです。なので、連絡、やりとりが多く、時間を正確に覚えていたりします。以前来たことがある方なので、以前の情報を思い出すという行為も織り込みやすくなっています。

同じ場所をみても、職業や背景によって、視点や覚えている箇所って異なるのではないか、と思っています。不思議ですよね。



最後に。
マーダーミステリーを初めてプレイするにあたり、意見を出す、ということを躊躇する方も多いと思います。
特に犯人役なら尚更です。
そのため、まずは意見を出してみよう、というチュートリアル的なマダミスがあってもいいのかな、と感じました。
人に何かを伝えるって結構難しいものです。
また、人の話をしっかり聞き、自分の意見も交え、書き起こすという難しさもあります。
マーダーミステリーは1回しかプレイ出来ないもののため、かなり後悔が残りやすいゲーム性なのかなと感じています。
今回、意見を出せなかった、出し方が分からなかった、うまく伝えられなかった、と後悔が残ってしまった方も、このマダミスを経験という糧にして、違うマダミスでもおおいに楽しんで頂けたら、と思います。
これを読んでいる貴方が、良いマダミスライフを送れますように。


【見取り図:おまけ】
白背景だとわかりにくい方のための黒背景verです。

マダミス図面

今回、見取り図を作るのにご協力くださった、まさみちゃん、本当にありがとうございました!

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