協力型マーダーミステリー「交錯する喫茶店」C（近所の女）キャラシート

こちらは、協力型マーダーミステリー「交錯する喫茶店」で使用するものです。

ゲーム前には、読まないようにお願いします。

あなたの選んだキャラクターは「C（近所の女）」でよろしいでしょうか。

C（近所の女）

私は、近所に住んでるただの会社員。
今日は取引先と会議がある予定だったんだけど、渋滞でかなり遅くなるって連絡が入ったの。
もう外に出ちゃった後だったし、久々に喫茶店でも行こうかなって思って、この喫茶に立ち寄ったわ。

９：３０の開店時間に入って、左側の一番前のテーブルにドア側を向いて座ったの。
目の前に窓があって、陽が入るし、この席好きなのよ。
ただ、今はこのご時勢だし、換気のために開いていたから、正直ちょっと寒かったけど。

ここね、以前、同僚につれてきてもらった店なの。
その人は、株で借金抱えて会社にいられなくなっちゃって辞めちゃった、っていういわくつきの人なんだけど。
彼、ここのブレンドが好きで、砂糖はいつも２つ。
マスターとも仲が良かったみたいだから、ちょっとしんみりしたわ。
あっ、ごめんなさい、話に戻るわね。

９：４５頃にお客さんが２人入ってきたわ。
常連さんと、初めてっぽい人。
初めてっぽい人は、私のちょうど後ろのテーブルに座ったみたい。

１０：１５頃、お手洗いに行こうとしたら、また２人ほどお客さんが入ってきて。
そのうちの１人、白髪のお爺さんは、ドアから入ってすぐ右側のテーブルに座ったわ。
私の席からみて、通路を挟んで左側のテーブルっていうと分かりやすいかしら。
そのタイミングで、私はお手洗いにいったの。
ドアからみて一番右奥にあるのがお手洗いよ。
ちなみに、入ってきたもう１人は常連さんみたいだったわ。

そこから、取引先と連絡をして、同僚のミスを片付けていて…
気付けば１１：００になっていたわね。
お昼どうしようかなと思っていたら「タバコを吸いたいんですが」って声が聞こえて。
そうそう、ここ、ドアからみて左奥に裏口があって、そこでしか吸えないっていう分煙システムしてたんだっけって思い出したの。

その１５分後くらいに、今度はお手洗いの場所をお爺さんが聞いていたわ。
あのお爺さん、ずっと読書しているんだけど、面白いの。
本だと思ってたら、それポーチだったみたいで。
更に、そのお爺さん、「本の入れ物」に「本」を入れてたの。
だから、一つの大きい本みたいにみえるのが面白かったわ〜。
目に入った「カフェブロガーSHIHOのオススメカフェ」っていうのがあって。
そうそう、私もちょっと読んでみたかったのよね、なんて思ったりしたわ。

時間は忘れたけど、目を離したらお爺さんがいなかったの。
お手洗いかしら？

あ、そうそう。
内容は分からないけど、その頃、後ろのカウンターで何か揉め事が始まったみたいで凄い声がしたのよ。
ごめんなさい、時間は覚えてないわ。
他人の揉め事には、基本首を突っ込まない主義なので、静観してたの。

１１：４５になって、急に後ろの方からバァンって音がしたの。
そしたら、悲鳴が聞こえて、どうやらマスターが倒れたっぽくて。
時間は間違いないわ。
だって、その時、丁度私の携帯が鳴ったんだもの。
取引先から「もうすぐ着きます」って。
お爺さんが慌ててお手洗いから出てくるのが見えたし、近くで救急車を呼ぶって声もしてて、私も何かしなきゃって思ったんだけど。
一先ず、どうやら面倒ごとに巻き込まれてしまったようです、って取引先に連絡を送ったわ。