自由業の告白5
「何を目指してるの?」
年月を追うごとに、聞かれる頻度が高くなったこの言葉。
確かに、パソコン修理、データ復旧、遺品整理、探偵、
おっさんバンドにハンターまで目指していれば、
こいつは、どこに向かってるんだって思われても
不思議じゃないですよね(笑)
ただ、最近はあまりにも言われるんで、
答えるのも面倒くさくなったんですが、
twitter見てたら、同じ悩みを抱える自由業の人がいて、
ああ、自分だけじゃないんだと感じるとともに、
「何を目指している」という考え方も一緒だったんで、ホッとしました。
大抵の人は、「何を目指している?」と聞くと、
自分のなりたいものや夢・・・
社長になりたい、こんな職業につきたい、結婚して子供を作りたい
色んな答えが返ってきますけど、
「じゃあ仮に、なりたいものになれました。その後は?」
要はですね、辿り着いても、まだまだ先があるものを
目指すところとして答えてくる人が多いんですよね。
それは、人生に点在する身近なチェックポイントであって、
最終的にたどり着くべき目指す場所では無いと思います。
とある、有名な自由業の人の言葉を引用しますが、
「何を目指してるの?と聞かれたら、こう答えてあげよう
貴方は何を目指して、その目指しているものに対して、
昨日何をしましたか、今日何をしますか、明日は?
そう聞いてあげよう」
自分の場合で言うと、
自分が目指しているのは自由業です。
自由に仕事を作り続け、自由に働く。
生涯、そうあることを目指しています。
そうであるために、自分の人生で培ってきた部品を組み立てたら、
パソコン修理、データ復旧、遺品整理、探偵、ハンターが完成しました。
これらも出来上がった部品ですので、さらに自由に部品を組み立てて、
自由業であり続けます。
昨日も今日も明日も、自由であるために部品を組み立て続けて、
新しい面白い仕事を作り続けます。
別に、パソコン修理屋を目指したわけでもなければ、
探偵を目指したわけでもなく、
それらは、自由業であり続けたいと強く目指してきた意志が引き寄せた
途中途中の結果でしかありません。
ただ、自由業ではない人から見れば、
統一感の仕事ばかりやって、アホみたく見えるかもしれませんが、
以前にも書いた通り、一般的な常識で物事を考えても
本当の自由には、なかなかなれない。
常識通りでは自由じゃない世界だから、非常識の先に自由がある。
そう考えると、「何を目指してるの?」と聞かれることが増えるほど、
一般常識から考えたら、非常識に見えてるんだから、
それはそれで、自由業としては正しい道を歩んでいるってことか。
そう思う今日このごろでした。
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