週末の振り返り(2022.05.06)

土日に予定が詰まっているので、金曜に振り返りを。

TLに流れていたポストに目を止める。

勝ち負けを軸に生きている人に関わると心が瘦せていくのを感じるし、創造を軸に生きている人を見てると活力が貰えるから、口に入れるものを同じくらいに目に入れるものには気を付けたい。それらが思考を形作る。今は情報収集スキルよりも情報選択スキルの方が重要になっている気がする。

佐藤航陽

情報選択スキルが重要との一文が刺さる。最近は、嗜好が個別化されているトレンドの中で、複数のコミュニティ(地元、高校、大学、大学院、社内、それ以外の友達まで)に所属すると、会話する為のキャッチアップの幅が極めて広いと感じている。

プロスピから高校野球、(聞いたことないが)知名度の高いYoutuber及びTiktoker、相席屋からガールズバー、社会面を占める事故や殺害、ウイスキーから日本酒、Twiceを筆頭にK-pop、PJに関するインプット、ウクライナ情勢からElon MuskのTwitter買収まで政治経済関連、再エネからTCFDまで気候変動関連、簿記から起業まで自己研鑽関連インプット。

知らないことを知る作業が好きであるが故に、後先を考慮せずにインプットするが、気づかぬうちに情報に溺れている。好き嫌いせずにスポンジする姿勢と、取捨選択する姿勢をバランス取りたい。他方、相当に難しい。

日々の会話でも、仕事でも、資格でも、アウトプットする場でインプットを活用しないと走っている感覚を実感できない。従って、適当なプロセス量を評価するアウトプットの場が大事。

そこで、下記の考えが参考に。

情報社会において、膨大なタスクに埋もれないように、目標を明確にして必要なタスクを洗い出し、計画的に処理していく「選択と集中」は合理的だ。一方、不確実な時代においてはそもそも「目標を設定する」という行為自体が脆弱性を抱えていると考える。従って、問いを起点とした「分散と修繕」戦略を新たな情報公開術のモデルとして提案する。

安斎勇樹

インプットを評価するアウトプットの場として、「目標」ではなく「明らかにしたい問い」を起点とする。問いを起点としながら、関連する複数のタスクに資源を分散して、問いに答えを出すための手がかりを集めていくアプローチ。

KPIが「目標の達成」ではなく「自己の変容」になる。ここが肝。自己の変容に手ごたえを感じることが可能か。前に進んでいる感覚を抱くことが可能か。こうしたマイナーチェンジを愛でるスタンスを仮に取ったとしても、客観的な成果(資格、プロモーション等)を完全に無視して自己肯定感を維持しつつ、和やかに生きることが可能か。

自分の無知さや常識の欠如を心の底から受け止め、他方で自分が強く関心を抱く問いに対するインプットには努力を怠らない。そうした、諦めと覚悟が可能か、という論点にも言い換えることが出来る。


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