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晴明神社の厄払桃
晴明神社にはなぜか桃がある。それもデカい。触ると厄を引き受けてくれるらしい。
桃といえば桃太郎。桃から生まれた桃太郎が鬼を退治する。「古事記」や「日本書紀」にも出てくる。ひな祭りは桃の節句という。
厄除けとして桃は有効なのかもしれないが、神社の境内に桃があるということに違和感を感じた。
リアルな桃というよりも、漫画の世界のような感じ。たぶん、これはピカピカで新しいからだ。新しく考えて設置したものだからだ。
たぶん、ここに厄払の桃を置くことを勧めた人がいるに違いない。神社の経営にもコンサルタントがついているのだろうと想像する。
神社も維持管理にはお金がかかる。氏子も負担するけれど、お賽銭がたくさん上がった方が良いに違いない。
ということで、厄払桃があることを知った人がやってくることを狙って設置したのだろう。それが悪いことではないし、なんでもきっかけになればよいのだろうが、なんとなく変な感じがするというだけである。
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