9月に書いてる駄文を発見しました。今も金はないです。

金がない、とにかく金がない。好きなパチンコ、スロットにも行けない。ボートも大村の優勝戦で宝くじを買うかのごとく、1256ボックスで買っているだけだ。
やる気がない。そして、急に寒くなった。ボーナスや年末調整までは、一歩も動けない。ギャンブルをしていないので、noteの更新などできるはずもない。
身も心も財布も疲れた僕にとっての唯一の楽しみは家族が寝静まるまでソファに寝そべり、ぷよぷよをしながら待機。完全に寝たのを確認してから、ワイレスフォンを片耳だけ入れて、海外サイトの海賊版のシ○い動画を鑑賞することぐらいだ。ストリーミングならば違法ダウンロードにならないとばっちゃが言っていたので間違いない。
いくつになっても性欲は人並み以上。むしろ年々増している気がする。中学生の頃の最高記録は13回。カリビアンコムのサンプル動画を必死に未漁っていた。一本道もあった気がするが、サンプルとして優れていたのはカリビアンコムだった。そう、SODが現れるまでは。
創業者はAV界の鬼才高橋がなり。彼のおかげで僕のAVへの興味は加速した。多様なジャンルを一つのグループへまとめあげ、多数のレーベルによって多様なユーザーの心を掴んだ。
おもちゃ箱をひっくり返したようなラインナップに当時中学生だった僕は驚愕した。ないものがない。サンプルも見放題。親が寝静まるまで目を充血さえ睡魔に耐えていた。輝かしい青春だと思う。
そんな折に、驚愕のAVが発売される。正式には映画なのだが、ノーカットバージョンはAVで発売され、10時間に渡る作品となっている。
散々レビューは擦り倒しているだろうが、そのAVの名は、「テレクラキャノンボール2013」
暦年のAV監督が車で(カンパニー松尾氏はバイク)高速道路を完全に速度制限を無視し、日本を縦断するRUNステージ。各地方のテレクラや出会い喫茶、ナンパによって、ハメ撮りを試みるSEXステージ。SEXステージには、ボーナス、ポイントが設けられており、(顔出しやナンパなら+2pなと)これがいい塩梅になっている。この2つの競技の合計得点を競う。優勝者には、AV女優をクルーズ船でハメ放題という賞品がつく。
ともかく、一つ言えることは、こんなに本気になっているおじさんたちを僕は見たことがない。電話をかけまくり、ナンパをしまくり、ハメまくり、悔しがったり、怒ったり、笑ったり。とにかく本気だった。
本気のおじさんは、美しく、死ぬほど面白かった。
この大作のフィナーレは、最後の札幌のSEXステージでうんこ食べ合戦になることである。
様々なレビューや感想ブログを見て、最高だったとか、死ぬほど笑ったとか単に汚いだとか、画面直視できなかったとか、AV監督たちの仕事に対しての真摯さがすごいとか様々な意見や賛否があったが、僕としては、前述したが絵面の強さや論点がずれまくりのうんこ論争やレースへの取り組み方が、おじさん達の本気を感じた。このAVでは、日本のおじさんがいかに頼りなく、馬鹿馬鹿しく、救えないほど見えはりでいじっぱりだと教えてくれている。若いみんなおじさん(俺ら)には期待するな。年金も払わないし、国保すらばっくれるぞ。合掌。

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