明日、夢が叶う
明日ついに大喜利カフェボケルバがオープンする。
文章を書くのが苦手で、何か伝えたいときはツイキャスやスペースでダラダラ喋るんんだけど、今回ばかりは文章で残そうかと思う。
自分が大喜利を始めたのは2017年、池袋の「喜利の箱」だった。自分は大学のお笑いサークル出身で、卒業後になんかお笑いっぽいことできないかな〜と思って調べたら喜利の箱にたどり着いた。
そこで大喜利にハマりやっていったんだけど、経営難のためか無くなってしまった。
そこから、大喜利のお店ってできないものか、というか作れないものかとずっと考えていた。やっぱり常設のスペースがあったほうが楽しいし、色んな人の大喜利が見れると思うからだ。
そこから自分で大喜利イベントを主催することにした。特にこだわったのは「定期開催」絶対に毎週やると決めていた。毎週同じ時間、できれば同じ場所でやれば認知してもらえるし参加する人も分かりやすいと思ったから。
それで順調に定期開催して参加者数を増やしていった2020年の春、ちょっとした繋がりから、運営の社長を紹介してもらい「大喜利のお店、やっちゃいますか!」となり、ついに本格的に動くかと思いきや、コロナ襲来。ボードゲームカフェ会社がそれどころではなくなった。自分の会も開けなくなり、休んだりオンラインにしたりとしたが、やっぱり生大喜利が魅力的だよなと思って、またじわじわと再開。参加者も増えて週2回にして「ほら、大喜利ってこんなに盛り上がってるんですよ!大喜利のお店、諦めてませんよ!」というアピールもしていったつもりだった。
そして2022年、大喜利の店舗の話が復活して物件探し。内見はできても何度も何度も直前で契約キャンセル。大喜利カフェの前例が無さすぎて、他の所に契約を優先されてしまう。最後の最後で、もうここで無理ならもうお店は無理かな〜と見たところが今の秋葉原。契約が決まって本当に良かった。マジでクイズバーもあるし、本当に凄い家主だわ。
ボケルバは会の時から参加費は高めなんだけど、それは大喜利がとても良いコンテンツだからこそ、無価値にしたくないから。お金をもらって、こっちも精一杯良いものを提供する。そういうふうにしてもっと大喜利を魅力あるものにしていきたいと考えていた。
「なんでこんな高いんですか?値段下げられないんですか?」「大喜利会にそんな払いたくないです」とも散々言われて、凄く心苦しくなったけどお店にしていくなら、自分の提供しているものはそれくらい価値はあるものにしていかないといけない。そう思ってやって行った結果、この店舗化の話にも繋がったので信じてやって良かったなと思う。
店舗化を発表しても色んな会の募集が始まって埋まって、お店にしても誰も来ないんじゃないかと不安になって、やっぱり店はやめようかと思うこともあった。
今でも完全にその不安が無くなったわけじゃないけど、ボケルバはボケルバとして求めてくれる人がいると思うから本気で頑張りたい。結果プレオープンもたくさんの人に来てもらえた。
そのプレオープン後にレポート漫画を書いてくれる人がいて本当に嬉しかった。帰りの電車の中で読んで泣いた。
大喜利をする人にとって最高の場所にいていくのはもちろん、働いてくれる人にとっても最高の職場にしていきたい。働いてくれる人には自分が今まで経験して分かったことは余すことなく伝えて行きたいし、より良い大喜利の場を提供できるアイディアならどんどん取り入れていきたい。
本当に誰にでも来てほしいし、本当にあなたの大喜利を見たいと思っている。
そんな感じで、明日夢が叶うからみんな見届けてほしい。
人の夢が叶う瞬間って面白いと思うから。
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