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【ガジェット】Magnet着脱式USBケーブルを利用してみた

はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。

久しぶりにガジェット系の記事です、懐かしいノリですね!


なぜこの記事を書いたのか?

最近流行りのMagnet着脱式USBケーブルを利用してみた感想を残しておきたいからです。こーいうのです。

以下の3点について、ワタクシの個人的な見解をお伝えします。

・マグネット着脱式USBケーブルを使うメリット
・どのメーカを選べば良いか?
・有線USBケーブルとの棲み分け、使い分け

先に結論を書いておきますと、以下です。

・充電がお手軽。コネクタのカバーになるので埃が入らない。ポートの物理寿命が延長できる。
・マグネット端子が個別追加購入出来る、サンワサプライ一択!
・家庭内での利用端末充電にはマグネット。外出先でモバイルバッテリー充電するのであれば、メインは有線USB。

以降は詳細パートです。

■背景

2022年1月1日、スマホのUSBポートが物理故障しました。充電できなくなったので、最終的にはスマホを買い直しました。その後、よくよく調べてみると、USBコネクタには着脱の回数制限があるという事を知りました。

Type-Cタイプのスマホ(10000回想定)でしたが、5年くらい使っていました。1日平均5回くらい接続していたと想定すると、ジャスト寿命ですね。よく頑張ってくれました。

それはそれとして、本体スペックには一切不満がないのに、コネクタ物理故障1つで全て使えなくなるのに納得できなかったので、どうにかしてUSBポートの寿命を伸ばせないか?と、思考実験してみました。


一番確実なのは無線充電Qi(チー)の採用です。Apple/Samsung端末は、この機能が使えるので100点満点。スマホを選択する際の大きな加点ポイントになりますね。

では、それ以外のメーカに対する回答は?と考えた際に浮かんだワークアラウンドが、Magnet着脱式ケーブルを採用して、端末側のコネクタへの物理接続回数を減らせば良いんじゃね?というアプローチでした。


なお、一般論として、スマホは2−3年くらいで買い直すのが1番確実です。

■Magnet着脱式USBケーブルを利用するメリット

具体的には以下のページに掲載されている動画をご確認ください。

USBポートにコネクタを接続する回数も極端に下がりそう。
さらにUSBポートに挿しっぱなしなので、防塵対策にもなる。

これは便利!!

■どのメーカを選べば良いか

2019年頃から市場にポツポツと出始めていたMagnet着脱式ケーブル。
もちろん標準化された規格などあるはずもなく、、、

マグネット接続部分の形状、互換性は皆無です。各社個別仕様です。

ベンチャーの皆様、独自仕様での囲い込みって大好きですよね。

誰でも参加できるようにと接続形状の統一を求めて規格されたUSB-Cの概念はいづこへ、、、


互換性がないものは仕方がないので、比較開始。

運用時に発生しうる事故として、コネクタ部分の紛失が1番かなと思います。すっごく小さいので、見失ったらこれを見つけ出せる自信はないです。しかもマグネット内臓型なので、近くの金属類にピタッと張りついちゃいます。

このふたつ以外、見当たらないんですが、そのほかの会社、正気か?
複数端末にコネクタだけ接続しておいて、ケーブル一本で入れ替えながら充電とかフツーにあり得るんですが、、、想定していないのか???

結論:サンワサプライ製品以外は部品調達できないから運用できない

シンプル!はい、次!!

■有線USBケーブルとの棲み分け、使い分け

前の章でも語りましたが、コネクタ部分の紛失が1番のリスクです。
従って

お子様がいらっしゃる家庭では利用してはいけません、禁止!!マグネットの誤飲は洒落になんないです。命に関わります、だめ絶対!

新しいガジェットへのチャレンジは、ワタクシみたいな末代のオタク共に任せろ!(泣いてなんかいない、これは汗!)

次、ケーブル特性。

マグネット部分、縦方向の引っ張りにはとても強いのですが、斜め方向への引っ張りには非常に弱いです。すぐ外れます。

肩掛けカバンやリュックにモバイルバッテリーと接続した状態で放り込んでいると、移動中の衝撃によって結構な頻度で斜め方向に力が入ります。いつの間にか外れていた、が起きやすいので、イマイチでした。

バックからケーブルだけ出し、手持ちのスマホを充電しながら利用もやってみたんですが、、、オペレーションの途中に手首が当たって、結構な頻度でマグネットが外れます。

従って、サンワサプライの動画にあるように、家内PC作業中に卓上等で充電する際に最大の強みを発揮するケーブルでした。

どんなものにも適材適所ってあるんですね。

次、機能拡張性。

充電にかかる時間が多少遅い気がします。利便性と効率のシーソーゲームだから仕方がないですね。また、通信機能も備えたケーブルもあるようなのですが「サンワサプライからリリースされているのは充電専用ケーブルだけ」なので、実質、存在しないようなものです。そして、サンワサプライで本コネクタを揃えると「充電しかできないUSB」となります。スマホとPCを優先接続する運用(スマホの定期バックアップをPCに保管、画像編集のために写真や動画をPCに移動など)をしている方はご注意ください。

■終わりに

そんなわけで、便利な反面、デメリットも結構あるケーブルでした。電源タップやPCからスマホまでの「ラストワンマイル」をどうやって便利に繋ぐかに特化した、オプション的な位置付けです。メインストリームにはなり得ません、今のところは。

「家の中のUSBを全てマグネットに置き換えたい!」って野望を叶えると、コストが高くつく割には残念な結果になり得るので、ご注意くださいな、とお伝えしておきます。

あと、ケーブル提供会社のみなさん

物理コネクタの形状規格、統一しようよ、ね???

専用ケーブルでぼったくり商売は、2010年以前の古い文化ですよw


本日はここまで。
では〜

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