緊張との付き合い方

みなさんこんにちは。
私は名古屋のポイスピナー、めいこと申します。
大学二年生なのですが、高校始めなので、もう歴は五年目になります。
歴五年目だからといって技術面で誇れることはあんまりないですが、何回か大会に出たりするうちに、題名にもある通り、緊張とうまく付き合えるようになりました。
これは結構なadvantage(発音良く)だと考えています。
折角なのでこの記事を通して、どうしたら上手く緊張とお付き合いできるのかを皆さんに共有出来たらなと思います。

「緊張しない」はほぼ無理

まず前提として、私は、大会などの大舞台において「緊張しない」は不可能だと思っています。
「緊張とうまく付き合えるようになったんやで(ドヤァ)」と書いていますが、緊張自体はしています。
私なんかよりももっと何回も大会に出場している方もやはり緊張されています。(調査済)
しかし、その緊張はガチガチになって上手く動けなくなるような緊張ではなく、集中力が発揮されて、良いパフォーマンスができる緊張です。

私はこの「良い緊張」を手に入れるためにいくつかのことをしてきましたが、今回はそれを練習時、と、本番前、に分けて説明しようと思います。

練習時にできること

緊張に慣れるために練習でできること、それは「本番になるべく状況が近くなる練習をする」ということです。具体的には①ルーティンを通す時、途中でとめない ②人に見てもらう、の2つです。

①ルーティンを通す時、途中で止めない
ルーティンを通す時、色々と目指すものはあると思いますが、一番の目標はやっぱりノードロノーミスですよね。
しかし、ノードロノーミスを目指すのはちょっとした罠だと私は思っています。
ノードロノーミスを目指しているときにミスをしてしまった時に萎えませんか?
私は萎えます。
別に萎えるだけならいいんですが(よくないですが)、萎えたのでもう一回やり直したり、もしくはその後の部分をすごくテキトーに通したくなりませんか?
私はなります。

けどよく考えてみてください。
本番はそんなことできないですよね。
やり直しなんてありえないですよね。
緊張、は普段しないことをするからしてしまうものです。
普段から本番と同じように最初から最後まで真剣にルーティンを通していれば緊張は軽減されるはずです。

さらに緊張の一つの原因は、ミスに対する恐怖だと思っています。
本番前、あの技をミスったらどうしよう。と考えるだけで緊張しませんか?
私はこのような不安をなくすために、ミスをしたらこうしようと決めています。しかも1パターンだけでなく何パターンか考えています。
そうすれば、まあミスしてもこうすればいいしな~、と気楽な気持ちになれます。

で、その対処方法のパターンを考えるために、失敗しても萎えずにやり直したりテキトーにしたりせずにルーティンを通す、ということが役に立つわけです。
練習でのミス=リカバリーの練習と考え、ノードロノーミスを出すことに固執しすぎず、ルーティンを通す時は最初から最後まで集中して通しましょう!

②人に見てもらう
これは当たり前なのですが、一人で練習している時と、人に見られるのは全く異なります。
緊張している自覚がなくても、実は体が強張っていて、練習では余裕でできていた技ができなくなる、なんてことはよくあることです。

これはもう人に見てもらう練習を何回もして、人の目に慣れるしかないと思います。
見てもらう人がいない場合には代わりにビデオを撮る、というのもいいと思います。(結構緊張します)

一人ではできていても人前ではできない、を人前での経験を積むことで減らしていきましょう。

本番前にできること

本番前にできるのは、「緊張をポジティブに捉える」ことです。
前述した通り、良い緊張は集中力が発揮されて、パフォーマンスの向上をもたらしてくれます。
つまり緊張自体は悪いものではないし、むしろ良いものになり得ます。
人間は結構思い込みで生きているので(割と根拠あり)緊張は良いものだ!とポジティブに捉えておけば緊張が良い方向に働いてくれる(はずな)のです!(非常に根性論)

私はさらに、緊張を楽しむようにしています。
大舞台を前にする緊張って、なんとも言えない緊張じゃないですか。
あれって日常では絶対経験できないじゃないですか。
だったら楽しんだ方がお得じゃない?という思考です。
こういう考えをしていると、緊張してきた時に、
フフ…緊張してきた…フフフフ…
とちょっとやばい感じになれます
オススメです(?)

あと、先程の話と関係があるのですが、ミスしてもまあなんとかなるやろーと思うのも大事です。
ミスしちゃダメだミスしちゃダメだ、という不安が緊張を引き起こします。
もう当日はなるようにしかなりません。
どうせなるようにしかならないのならポジティブに行きましょう!


というわけでここまで偉そうにぐだぐだ書いていきましたが、あくまでも全て ”私” はこうしてきた、というものです。
緊張との向き合い方は人それぞれだと思うので、色々と皆さん自身で模索して頂けたらな、と思います。
よきじゃぐりんぐらいふを!


あとがき的なそれ
こうやって何かをしたためることに憧れがあったのでこのアドベントカレンダーに参加させていただいたのですが、なかなか思っていることをうまく文章にするのって難しいですね.....
これだけ偉そうに書いておいて次ルーティンを披露する時にガチガチに緊張してたらどうしよう、と不安は尽きません。
ともかく良い経験になりました。

私が参加させていただいたのは「ジャグリング【その2】Advent calendar 2019」ですが、本日の「ジャグリング Advent calendar 2019」のほうではなんだか美味しそうな話題ですね。
福井は私の故郷なのでワクワクしちゃいます!!
https://note.mu/poix_x88rio/n/n5bd5a110bb2f



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