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「40周年に思う佐野元春のこと」#3

ちょっとやる気がでたのでいってみましょう。

再会、いや生元春はじめまして編かな(笑)

2013年の秋、私は職場の病院の中のコンビニで、

『名盤ライブ』SOMEDAY

のポスターを発見しました。ピーンときたんですね。あ、行きたいなー。え?これ行かないと!と。

でもね、チッケト代がたしか15000円ぐらいやったかな。高い。。。。。。大人になってからコンサートはほとんど行ったこともなく、まして一人でなんてハードルが高すぎる。誰かー!と思って周囲を誘いまくりましたが、誰も興味なし。チケット代払うから一緒に行ってと言える金額でもなく。どうしようかと悶えました。挙句、単独行動を決意したのであります。

この私の決断がその後の私の人生を変えていきます。今思えばここですわ、ここ。私のキラキラ✨の扉が開かれた瞬間。

当日、ドキドキしながら会場へ到着。たしかBの200番台のチケットやったと記憶してます。こりゃ、ゴマやな、と思ってましたが、オールスタンディングということもあり、じわじわ前の方へ前の方へ移動。右の端のほうでしたが、気が付くと前から5番目ぐらいにきてました。ライブなんて初めてのようなものやったし、分厚い上着は着たまま、大きなカバンも持ったまま、そして、参加者全員に渡されるどでかい重いブックレットの紙袋。そんなもん抱えて、じっと立って一人で待ってました。周りを見回すと、女性も男性もおひとり様結構いらっしゃって、へえー、こんなんなんやー。と少々驚きました。

そして、ライブは始まりました。舞台に登場する元春。え?誰?こんな人やったん?白髪のパーマの長髪?白シャツにスーツのチョッキに黒ぶちメガネ???????

元春さんの音楽は馴染み深かったけれど、ご本人のことは知らんかったんですよ。

1曲目、シュガータイムが始まると、私の(・・?は吹っ飛びました。

えーーー、えーーー!!!すごいな、すごいな、これこれ、これやんかー。私の大すきなやつこれやんかー。UFOに乗って時空が逆戻りしたみたいでした。血が騒ぎました。気が付くと大きな声で一緒に歌って飛び跳ねてました。(今思うと周りの人大迷惑やったでしょうね。あんたの歌なんか聞きともないわと思われていたはず。ごめんなさい)

元春さん、めちゃくちゃ楽しそうにしてはったんです。少年ですよ少年。こんな大人の少年見たことない。邪気がない。ただただ楽しそうにしかも自信を持って堂々と。キラキラ輝くってことはこういうことなんやなと感動しました。ホントに感動した。心が動いたんですよ。

私の錆びた心の扉の鍵が開いた瞬間でした。

名盤ライブはアルバムの順番通りに忠実に再現されます。私、予習なしで全曲熱唱やり切りましたよ。自分でもびっくりした。あー全部覚えてるわーと。ほんとにほんとにただただ楽しかった。汗だくでした。

ここに来てよかった。ほんとによかった。

ダディー柴田が拝めたことも今振り返ればすごいことです。あの瞬間に立ち会えたこと、これ、もう奇跡レベルでしたね。実際のその時はそれが奇跡的な瞬間とはつゆ知らず。

その日のFacebookにこんな投稿してます。

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7年前から私、あんまり進化してないな(笑)

NHKの武田さんもこないだ仰っておられましたが、元春さんはほんとに大先生なんですよね。音楽で、リリックで、そしてステージで「生き方のお手本」を教えてくれるんです。生き方がにじみ出るっていうのかな。それは年を重ねたからそうなったわけではなく、元来生まれ持っている天然の自然なものなんやと思います。

うらやましいですねー。素敵です。いつかは私もああなりたいと本気で思います。おこがましいけど。(ほら、また7年前とおんなじやん!笑)

ライブのあとのお家までの道すがら、ボーっと放心してました。ふわふわしてた。口も開いてたはず。

琴線にふれまくると私はこんな感じになるんやと思いました。

生元春が最高すぎた或る秋の日でした。

そして全国を追いかけまわすという最大の私の楽しみが始まります。

この続きはまた近いうちに。。。

☆Save it for a Sunny Day☆

それではみなさま、ごきげんよう♪

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